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競艇用語(ボートレース用語)〜競艇初心者向けの競艇専門用語の使い方、語源や意味を徹底解説

▼ 競艇用語(ボートレース用語)の意味や使い方

  1. 競艇用語(ボートレース用語)の使い方

    競艇(ボートレース)の専門用語は沢山ある。

    競艇でも競馬でも、あるいは他の競技でもそうだが、競艇ボートレースにおいても競艇初心者だとちょっと聞いただけでは分からないような、専門的な用語がたくさん存在する。

    競艇の事をよく知っている人が競艇初心者の人に競艇のルールを教えようにも、あまりにも専門用語が多いため、なかなか難しく、その逆も然りで「こーいうターンが…」と、話そうにも伝えられない。

    決まり手として公式サイトでも使われている「まくり」など競艇ボートレースでは頻繁に使われる言葉ですら、初心者はその意味がわからないだろう。
    …「ツケマイ」や「先マイ」、「キャビる」とか日常会話の語源ではないので意味が分からなくて当然だ。

    そこでそういった競艇における専門用語個人チョイスで解説したいと思う。



  2. 決まり手における競艇用語

    ● 逃げ

    競馬などをしている人であれば、この競艇用語の意味は何となく分かるであろうが、競艇ボートレースでも同じような意味で、スタートしてから先頭にたち、そのまま先頭のままゴールする事をいう。
    競艇においては、1コースがゴールまでの一番近いコースであることから、1コースからそのまま1度も抜かれることなくゴールすることを「逃げ」、もしくは「イン逃げ」と表現する。


    ● まくり

    この競艇用語は、競艇独自のものだろうが、1コース以外の選手が、その内の艇の外を旋回する事をいう。
    1着にならなくても、外を回った段階でまくりという言葉は普通に使われるし、まくっていって1着になったりすると「まくりが決まる」などという事もある。


    ● 差し

    「差し」の意味は言葉の通りなので何となく分かるだろうが、内コースの相手を先に回らせておいて、その内側を旋回する事をいう。
    1周目1マークであれば、2コースの選手が多用する決まり手であり、道中においても頻繁に使われる競艇用語だ。


    ● まくり差し

    先ほど説明した「まくり」と「差し」をミックスさせたような用語であるが、自分の艇の1つや2つ内側の艇の外を旋回しながら、そのもっと内の艇には先に旋回をさせ、その内を旋回する技を言う。
    基本的にはまくって差すには、自分の内側に最低2艇は必要となってくるため3コースから外の艇しかすることができない


    ● 抜き

    この競艇用語は、1周目の第1ターンマークを旋回した段階では、先頭ではなかった艇が、道中で先頭艇を抜かした結果、1着になる事をいう。
    仮に1周目1マークで先頭だった艇が、道中で抜かれ、またその艇を抜き返した場合でも決まり手として使われる。


    ● 恵まれ

    これはいわゆる「ラッキー」って意味だが、競艇用語においては先に走っている艇の欠場(フライングや転覆)などによって、その後ろを走っている艇が1着になる事をいう。


    ● ツケマイ

    これは正式な決まり手ではないが、道中における戦法だ。
    道中で、2艇ないしは3艇で競っている時に、内側の艇の外ギリギリを旋回する事である。
    これが決まると、内側の艇は直に外の艇の波を食らうので、一気に差がひらく、必殺技的戦法。しかし外を旋回するため、よほど旋回スピードが違うかしないとなかなか決まらない。決まるとカッコイイw



  3. モーターの足における競艇用語

    ● 足

    足とは、モーターの性能を表す用語だ。


    ● 伸び足

    これは直線での加速を示す競艇用語だ。
    トップスピードに乗った時のものでもあり、モーターの差が一番分かりやすいものである。


    ● 出足

    エンジンはかかっているが、ほとんど動いていない状態から、一気に加速する時の競艇用語だ。
    この足が、基本的に競艇では一番大事になってくる。


    ● まわり足(回り足)

    競艇で旋回する時に、ボートの操縦性の良さを表す競艇用語だ。
    この足がいいと、旋回しやすいことになる。


    ● 行き足

    出足とトップスピードに入る伸びとの間の足のことで「二の足」ともいわれる、選手用語に近いものだ。



  4. 進入における競艇用語

    ● 前付け

    艇番の大きい、本来ならアウトコースに入るであろう艇が、内側のコースを取りに来ること
    その代償としてスタートまでの助走距離が少なくなり、トップスピードにならないままスタートを切る可能性があるという、リスクがある


    ● スロースタート

    1コース〜3コースの選手が多くとるスタート戦法で、助走距離は短くなる


    ● ダッシュスタート

    4コース〜6コースの選手が多くとるスタート戦法で、助走距離が長くなり、トップスピードにのった状態でスタートが決まれば、内側の艇をまくることも可能になる。


    ● カド

    ダッシュスタートをする艇の中で、一番内側にいる艇のことをいう。
    この選手(カド)が起点になってレースが展開されることが多い。



  5. その他の競艇用語

    ● 放る

    競艇用語でスロットルレバーを放して減速することをいう。
    スタートする時などに、そのタイミングを調整(フライングしないようにするため)するために行われることが多く、スタートにおいての放りは「アジャスト(調整する)」ともいわれる。


    ● 安定板

    強風などで水面の波が強い時に艇を安定させるために付けられるプレートのことだが、ただこの「安定板」をつけると伸びが弱くなり、まくりが決まりにくくなるというデメリットがある。


    ● かかり

    旋回の時に、プロペラが水を食う度合いをさす競艇用語で、これがいいと、旋回が早くなる
    使い方としては、選手が「もう少しかかりが欲しい」などと、いった感じで使われる競艇用語だ。


    ● キャビる

    キャビテーション」という言葉を短くしたもので、水の中の気泡によって、プロペラが空転状態になり、急減速する事をいう。
    とくに、前の艇の波の後を走る時に、起こりやすい。


    ● 節一

    一つの開催において、一番出ているモーターのこと(調子いいモーター)をいう。


    ● 先マイ

    他の艇よりも先に旋回体制に入ることである。


    ● 外マイ

    他の艇の外を旋回することである。
    2艇での並走でターンに向かった場合、外から旋回体制入ったとしても差したりもできるので、それは外マイとは言わない。


    ● チルト

    モーターをボートに取り付ける角度のことをいう。
    小さい角度だと、出足、回り足がよくなり大きい角度になると伸び足がよくなる。
    因みにこの調整は−0.5〜3度で調整ができる。


    ● 鳴く

    スタート時に、キャビり(水中の気泡で、プロペラが空転状態になり急減速する事)に近いような状態になり、思うような加速ができないこと。
    空吹かしによって高いエンジン音が出るため、このように呼ばれている


    ● 振り込む

    旋回時に、必要以上にボートが回ってしまい、減速してしまうことで、コレはキャビテーションとリンクしている部分が多少あり、その場合言葉の使い方は「キャビって振り込んだ」などと表現する。


    ● バックストレッチ

    1マーク(スタートして最初にターンする)と2マークを直線で結んで水面を手前と奥側の2つに分けた時の奥側の事
    つまり1マークを回った後に2マークまで走る側の水面の事をいう。


    ● 展示タイム

    レース直前に選手が周回展示する、2周目バックストレッチにおける、スタートラインの延長線上から2マークまでの150m走破タイムのこと

    詳しくは「展示タイムを使って予想する」で解説しています。




    「競艇専門用語」は競艇場で観戦しながら覚えよう。

    …このあたりが、競艇初心者がちょっと聞いただけでは分からないような競艇専門用語だが、説明をよんでお分かり頂けただろうか?

    実際にレースにおいて、そのシーンが起きた時に説明した方がもっと分かると思うので、機会があれば最寄りの競艇場などを探し、この説明をもとに競艇場で観戦しながら見てると、なんとなく分かると思いますw


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モーターパワーに差のあるレースだった。
詳しく見ていきたい。

まずレースの展開を考える上で重要なのは、センター勢に気配のいる選手がいるかどうかである。
1号艇が強い現代ボートレースではあるが、攻める艇がいれば話は別
そういう意味で4号艇後藤の外攻めがまず想定できた。

気配は出足・伸び足とどちらも抜群の手応え、一人だけパワーが抜けていた。
これだけの手応えならば差しではなくまくりだろう。
1号艇渡邉は正直弱かったので、抵抗できる可能性も低かった。

後藤が攻めれば展開が向くのは5号艇大塚
大塚自身も出足中心に戦える雰囲気だったので、展開を逃す事は考えづらかった。

あとは2号艇門間
後藤が攻める直内(3号艇)ではなく、余裕を持って差す事ができる2コース(2号艇)。
気配も4日目にアップしており、圏内であったのは間違いない。

足自体は戦えるレベルにあった6号艇佐藤だが、やはり経験値不足で切りで良かった。

予想は後藤がまくりではなく、すんなり差す展開を想定している(イン逃げの目もある)
これでは的中できるものもできないという感じである。

後藤の足が抜けていた一戦。
簡単なレースであった。