最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,989

★競艇基礎知識〜トリビア (急増した10万舟の現状と、出現頻度など原因などを分析) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 急増した10万舟の現状と、出現頻度など原因などを徹底分析

    ボートレースで10万舟を狙え?

    ボートレースでも競馬でも、やる上で重要なのはその配当だろう。

    最近ではインの強さが際立ってきており、1着率は約55%もあるのだが、その分的中した時の配当は低い

    3連単で300円台の超低配当も以前のようにレアケースではなく割と普通になってきており、そこまで低くはなくとも1000円を切るようなオッズはほとんどのレースで見られる。

    低配当があるという事は、逆に言えば超のつく高配当も起きる可能性があるという事だ。
    オッズが割れていればそんな事はないのだが、ここまでインに偏ったオッズになれば当然である。

    では超高額配当の基準は何だろうか?
    やはり10万円を超える配当、すなわち10万舟という事になるだろう。

    からつの10万舟
    ▲ からつの10万舟



    ボートレースの3連単は120通り

    ご存知かと思うが、ボートレースの3連単は120通りである。

    その全てを最低額の100円で賭けるとすれば、合計で1万2000円かかる。
    その約8倍もの配当であるのだから、その凄さが分かる(競馬で言えば400万馬券くらいだ)
    ほとんどの人が来ると思っていないからこその配当だ。


    万舟は取った事のある人はほとんどだろうが、10万舟となればかなり少ないのではないだろうか。
    一回でも取った事のある人はその話を自慢するレベルのものだと思うし、穴党だけではなく全ての人が一度は取ってみたいと思うのが10万舟なのだと思う。
    言わば、10万舟はボートレースファンのロマンなのだ(笑)

    勝手に豪語してみたが、実際10万舟というものがどれくらいの頻度で起きているのかや、以前との違いはどうなのかを分かっている人は少ないと思う。

    そこで今回はこの10万舟の現状について調べてみたい。
    もしかしたら10万舟ゲットのヒントが隠されているかもしれないので、絶対にチェックして欲しい。



    10万舟出現頻度と、その原因

    いきなりだが、もうシンプルに10万舟がどれくらいの確率で起きているのかを調べてみた。
    結果は以下の通りだ。

    2001年 0.19%(526レースに1回)
    2006年 0.29%(345レースに1回)
    2011年 0.42%(238レースに1回)
    2016年 0.50%(200レースに1回)
    2021年 0.53%(190レースに1回)
    2022年 0.60%(167レースに1回)


    直近の2022年では167レースに1回起きている。…こう書くとあまりピンと来ないかもしれないが、通常1日に10場以上開催しているので、1日に1回は10万舟が起きると考えたら分かりやすいだろう。

    これが多いか少ないかは個人差によるかもしれないが、基本的に10万舟は超高額配当であるので、はっきり言って多い。2001年と比べれば明らかだ。約3倍も増加している事を考えればその多さが分かると思う。

    インの1着率の増加とともに出現率も増えてきているのだが、ここ2・3年はイン1着率は微増であるにもかかわらず、10万舟は飛躍的に増加している

    なぜなのだろうか?

    推測するにインがより過剰に人気しているという事だろう。
    ここ最近の売上げの増加の主要因は、新規のファンの増加である。

    この新規ファンがあまり分からずにインで勝負をしているのではないだろうか。
    それがオッズに反映されて、結果10万舟の出現率が増えている。‥と、考える事ができると思うのだが実際はどうなのか?
    詳細はともかく、出現率が増えているのは10万舟を狙う上で素直に嬉しい事ではある。



    10万舟の多いレース場は?

    では、10万舟が出現しやすいレース場はどこなのだろうか?

    というかそこまでの大きな違いがあるのだろうか?
    2022年の出現率で比べたい。


    場   出現率   回数
    桐生  0.82% 19回
    戸田  0.33% 8回
    江戸川 0.38% 8回
    平和島 0.67% 15回
    多摩川 0.48% 11回
    浜名湖 0.53% 13回
    蒲郡  0.73% 16回
    常滑  0.48% 12回
    津   0.47% 11回
    三国  0.50% 12回
    びわこ 0.38% 8回
    住之江 0.86% 21回
    尼崎  0.63% 15回
    鳴門  0.68% 15回
    丸亀  0.96% 23回
    児島  0.95% 22回
    宮島  0.43% 10回
    徳山  0.66% 16回
    下関  0.69% 15回
    若松  0.56% 13回
    芦屋  0.53% 12回
    福岡  0.55% 13回
    唐津  0.81% 19回
    大村  0.27% 6回


    まず思うのは、差がけっこうあるという事だ。
    多い場は約1%あるのに、少ない所は0.3%ほどしかない。
    約3倍の開きがあるのだ。
    これは大きい。

    そしてもう一つ面白いのが、インの一番強い大村とインの一番弱い戸田が揃って出現率が低いという点だ。

    インが強すぎるが故にそもそもそんな超高配当が出ないという理由と、インが弱すぎる故に他のコースからでも勝負ができるので、人気が割れて超高配当にならないという理由であろう。
    オッズの面白い部分を表している数字である。

    出現率の高いのは丸亀児島の瀬戸内海2場だ。
    理由は全く分からないがそういう傾向があるというのはかなり重要なので、覚えておきたいデータである。



    10万舟の際の1着艇番

    10万舟が出現する際の1着の艇番はどうなのだろうか?
    まぁ大方の予想通りではあるが。


    1号艇  0.6%
    2号艇 12.9%
    3号艇 10.8%
    4号艇 12.0%
    5号艇 24.3%
    6号艇 39.3%


    当たり前だが6号艇が一番多い
    約4割もの10万舟が6号艇1着であるので、10万舟を狙う時(?)は6号艇だけでいいのかもしれない。

    あと驚いたのは1号艇1着でも10舟のレースがある事だ。
    まぁまず間違いなく1号艇が新人や格下の選手で、尚且つ実績のある選手がイン以外にいるケースで、2・3着も格下選手が絡んだ時だろう。


    では、6号艇1着時の2着はどうなのか?


    6-1 25.2%
    6-2 29.0%
    6-3 27.5%
    6-4 16.8%
    6-5 19.1%


    これは少し意外な結果だった。
    6号艇が1着なら、より外枠の5号艇の方が10万舟が出やすいのかと思えばそうではないようだ。

    5号艇が攻めてのスジ舟券は穴人気するという事だろうか。
    内側の残りの方が確率的に高いので、6-1や6-2、6-3を中心に絞ってみるのも良いかもしれない。


    10万舟の現状についていろいろ調べてみたが、如何だろう?
    そう簡単に取れるものではないが、これらのデータを基に自分なりに狙ってみても面白いだろう。



無料予想のある、優良競艇予想サイト

  • 【優良】

    競艇ジャンキーTの知識と情報、見解がスゴイ

     5/17にはモーニングパック唐津5R(21.9倍)→唐津6R(14.9倍)で14万 6020円 の払戻し。

    業界一の競艇の知識を持つサイトではないだろうか。実際に予想担当者が現地で収穫した情報やブログなど、生々しい本物の情報が提供されるのはココだけだと思う。
    無料予想とコンテンツだけでも十分に楽しめるサイトだ。

  • 【優良】

    安い。3000円からで無料予想の的中率、回収率も高い!

     5/16にはKING(200pt)というコースで、びわこ9R(32.4倍)→びわこ10R(20.6倍)と、両方とも6点という少点数で転がしを成功させ、19万 9820円の払い戻し。
    リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。

  • 【優良】

    見解はないが精度はいい

     5/15 「モーニングスタンダード」で三国5R(49.9倍)→三国6R(17.6倍)とコロガシ成功、17万 4240円の払戻し。
    無料予想の見解が載っていないのが少し残念ではあるが、的中率、回収率は良いのでヨシとしよう。

  • 見解が凄い。競艇・競馬・競輪の予想販売をしてる3競 3K

     5/11には「H予想」で、宮島9R(35.6倍)→児島10R(21.0倍)とコロガシで、22万 2600円の払戻し。
    競馬予想も、競艇予想も、競輪予想も、なんと1つのアカウント全ての無料予想の閲覧が可能となる。また、この三競競艇という競艇予想サイトも提供される予想に「必ず載ってる」見解が秀逸なので、無料情報でも参考になる。

  • 【優良】

    競艇道と同じIPだが随分と違う。

     5/9 「ラリアットデイ」という予想で戸田6R(20.4倍)→戸田7R(10.1倍)とコロガシが成功し、20万 6040円の配当となった。
    闘魂ボートでも無料予想の長期検証を2回、2ヶ月もかけて行ったが、結果が良かったので注目することとなった。

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/13

グランドラインという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト「グランドライン」の無料予想(無料情報)は、2024/05/13の津1Rで提供された買い目である。

グランドラインという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ グランドラインの無料予想(2024/05/13)

前日の5/12 津4Rも的中できるレースであったのに不的中。

その前の日の5/11表記ミス提供すらマトモにできていなかった

更に前の5/10からこの4日間どれも予想は酷いものであったが、今回のこのレースはそれ以上にやばかった

詳しく見ていきたい。


まず、1号艇芝田の逃げで問題ない。

足は出足・伸び足ともに中堅上位の手応えで、十分に逃げ切れるレベルにあった。


その上、5日目の負け戦というのも大きい。

予選突破を果たしたのが芝田2号艇永田だけで、はっきり言って他の選手はやる気はない。

無理なスタートを決めてくる可能性もほぼなく、楽に先マイできるメンバー構成であった。足も芝田の方が上である。

1着信頼だ。


2・3着候補も永田以外に考えられない。

今節はやや伸び加減の雰囲気で、出足も悪くない。先程言ったように予選もきっちり通過しており、モチベーションも高い。

コース有利に差し続けば、2・3着は堅かった。


予選突破はできなかったが、4号艇岡本も日に日に気配を上げてきており連候補である。

これくらいで十分であろう。


それにしてもひどい予想である

芝田のイン逃げを軽視している上に、3号艇柴田5号艇中村の1着予想まである。

両者共に足が弱いので1着の可能性は非常に低かったのにだ。

その上、買い目の一貫性もない


これでは的中は絶対に無理

1ミリも褒める事のできないクソ予想であった。