最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,264

★競艇基礎知識〜トリビア (グランプリ出場のボーダーライン) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. グランプリ出場のボーダーラインが1年の目標

  2. 現在の競艇ボートレース界においての最高峰のレースは、間違いなく「グランプリ(賞金王決定戦)」だ。

    このグランプリ(賞金王決定戦)が誕生する前の、4大SG競走などと言われた時代なら、勝率で出場権を獲得できるボートレースダービー(全日本選手権)なんだろうが、それも日々進化している競艇ボートレースでは大昔の話となった。


    …そんな最高峰の戦いに出場するためには、元々は「賞金王」というだけあって、とにかく賞金を稼がなくてはならない

    この賞金争いというものが、競艇界においての一番の注目点だといっても過言ではないだろう。
    どの選手が、年末の大一番決戦に出場することができるのか、ファン歴のまだ浅い筆者でも非常に興味があるところだ。


    実際に選手自身も毎年1月1日に獲得賞金額がリセットされてから、新年早々から新たな戦いがスタートし、グランプリ(賞金王決定戦)を視野に入れられるような「同じ土俵」に上がれるレベルであれば、誰もがこのグランプリに向けて1年間戦いを繰り広げるのだ。

    まぁまず間違いなく、グランプリに出たくないような選手はおらず、出ることを本気で意識しているしていないはあるものの、自分の獲得した賞金額というものは、やはり気になっていることだろう。
    選手にとっても、とても重要な事なのである。

    そんなグランプリは1月1日からSGチャレンジカップの終了をもって出場選手が決まるのだが、このグランプリへの出場基準となるボーダーラインというのはどれくらいなものなのだろうか?
    いくらくらい稼げれば、グランプリに出場することができるのか?

    気になってみたので、過去のグランプリボーダーを調べてみた。



  3. 実際のグランプリ出場のボーダーラインは?

  4. まず初めに書いておきたいのは、グランプリはもうすでに30回以上も行われており、この全てのボーダーを調べて書いても現在の賞金額と全く違うので、2014年以降のボーダーを見ることにした。
    なぜ2014年かと言うと、2014年から 18人出場体制になったからだ。


    現在のグランプリは、2014年から18人出場体制になったのだが、その内の獲得賞金額7位~18位の選手が、まず2日間、ファーストステージを戦う。

    その後、
    その内の得点率上位6人が、獲得賞金額1位~6位までの選手合わせて、12人で 3日間セカンドステージの戦いを行う。

    そして最後のクライマックスは、
    この得点率上位6人で、最終日に優勝戦が行われるという流れになっている。


    獲得賞金6位までに入っていれば、ファーストステージはシード扱いで、戦わずして通過することができるので、そういう意味では、6位と7位の差は、選手達にとってかなり重要になる。
    なのでファーストステージが自動クリアとなる「6位」と、出場制限となる「18位」に焦点をあてて見ることにした。

    まず18位、正真正銘のグランプリボーダーからだ。
    参考までに、19位の賞金も記しておく。
    競艇ボートレースにおけるグランプリ出場ボーダー18位19位
     
    以上が、グランプリ出場のボーダーだ。
    現行制度になった2014年や、2015年あたりは、5000万円程がボーダーだったそうだが、毎年その額は上昇し、今では5700万円あたりにまでに上がっている。
    2014年前までは無かった「18位の争い」というものが選手間でも定着し、1年を通しての戦い方が分かってきたことが、この上昇の要因ではないかと推測できる。

    そう考えれば、やはり選手にとっての本当のボーダーは5700万円あたりにという事になるだろう。
    …2016年や 2017年のように、たった30万の差でグランプリに出場できるかどうかが変わると思うと、常日ごろの一走一走、積み重ねの大事さが見えてくる。



    次にセカンドステージから登場の、6位のボーダーを見ていきたい。
    こちらも、参考程度に7位も書いておく。
    競艇ボートレースにおけるグランプリ出場ボーダー6位7位
     
    以上が、6位のボーダーだ。
    見るとわかるように2017年が例外的に高いが、大体7800万あたりが6位のボーダーだろう。


    ただここには書いていないが、この5年間いずれの年も賞金額の高いSGを複数回優勝する選手が出ており、獲得賞金の偏りがあった。
    それは18位のボーダーにはさほど影響はないだろうが、6位のボーダーには十分関わってくることで、グランプリまでに7つのSGレースがあるので、これを全て違う選手が優勝すれば、自ずとボーダーは上昇するというわけだ。

    なので、この「6位のボーダー」はあくまで参考程度に見ておいた方がいいのかもしれない。



  5. 賞金体系改定の影響?

  6. 前章で紹介したボーダーは2018年までのものであるが、2019年の4月から「競艇ボートレース奨金額の変化」でも書いたように、SG・G1を含めて、全てのレースの賞金額が上昇しており、そこは加味する必要性があるだろう。

    今後、賞金額の上昇の額から言って 18位のボーダーは6000万あたり、6位のボーダーは8200万あたりになるのではないかと予想できる。


    確定的ではないのだが、この額を基準に、早い段階で到達すればするほど、より確実に出場できることになるのではないだろうか。
    選手自身も、そのくらいの数字を目標にしていることだろう。
    まぁあくまで予想だが(笑)


    そんな「グランプリの出場ボーダー」を知っておけば、自分の推し選手が現在、どの位置にいるのかと、なんとなく分かるので、参考基準程度に覚えておくと面白いのではないだろうか。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/22

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競艇快進撃の集客サイトは、記事の公開当初から「ありえない戦績」で客を集めをしていた。

このグループサイトに限って「13戦13勝の的中率100%」など「ありえない」と、競艇検証.comでは「はじめから警告」していたが、予想通りとなった。
実際に「競艇検証.com」が15レースだけ検証したところ、予想精度は的中率13%(15戦2勝 13敗)の、回収率22%は損失額-23万 4400円となった。

さて、今回検証する競艇予想サイト「競艇快進撃」の無料予想(無料情報)は、2024/07/22の児島2Rで提供された買い目である。

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇快進撃の無料予想(2024/07/22)

児島2のレース結果:3-1-5

このレースの予想で重要なのは、1号艇今出逃げ切れるかどうかである。

舟足自体は普通で特に良いというところはなく、足的には推せるレベルではなかった。さらに、直近6ヶ月間のイン戦での1着が0回というデータからも、さすがにこれでは逃げるとは言えないだろう。


足的には3号艇山口に分があった。スリット近辺の行き足から伸びにかけての足が良く、センターならその良さを発揮できそうだ。ただし、まくり切る力はないため、まくり差しで1マークは来ると予想できる。
2号艇西村が転覆後で機力が不安な状態である事を考えれば、突き抜ける可能性は高かった。


山口に続くのは、インから踏ん張る今出や、4号艇飯山5号艇梅原の外勢だろう。
中でも梅原はターン回りの足が良さそうだったので、5コースからでもしっかりまくり差して続ける雰囲気はあった。逆に、山口の引き波を受ける西村は厳しかったように思う(足的にも弱い)


競艇快進撃の予想は山口1着は良いとして、西村を絡めた予想が多い点が気になる。山口がまくり差しに行けば西村は厳しくなるため、1マークの展開を読み違えているといえる。そもそも、転覆後の選手を推すのは不安要素が多いので避けるべきである。

3連単は5番人気決着となり、お客さんの方がレース展開をよく理解していたようである。




2024/07/25

舟王という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「舟王」という競艇予想サイトの検証は2年以上前に検証を行ったが、ここ最近またフネラボ風の集客サイトが集客をしているので、競艇検証.comでも再検証を行うことにした。


さて、今回検証する競艇予想サイト「舟王」の無料予想(無料情報)は、2024/07/25の尼崎5Rで提供された買い目である。

舟王という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 舟王の無料予想(2024/07/25)

尼崎5Rのレース結果:1-3-4

ルーキーシリーズ最終日。やはり最終日という事もあり内有利の流れにはなるのだが、このレースも1号艇金田の逃げで大丈夫であった。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
昨日の準優こそ一発勝負でチルトを2度にしていたが、ここはすんなり戻してくるだろう。


あと、最近の金田のイン戦が安定しているのもある。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
直近10走では1着6回・2着3回と結果を残している。
スタート遅れも考えづらいので、先マイすれば最低でも2着以内には入着していたはずだ。
軸信頼で良い


2・3着候補も3号艇佐藤で十分だ。惜しくも予選突破を逃したものの、日に日に気配はアップしている。
特に回り足が良いので3コースならまくり差しに入ると想定できた。


佐藤がまくり差しに入れば4号艇中村が浮上してくる。 行き足が良くなっているので、1マーク冷静に差し続けば問題なかった。
足的には5号艇中島も軽視はできなかったように思う。


逆に、佐藤の引き波を受ける直に受ける可能性のある、2号艇島川は割引きが必要だった。


予想は「1=2=3」のBOX舟券。
佐藤の攻め方を読み違えていた予想であったと思う(佐藤外マイの想定だろう)