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競艇界におけるフライングの罰則ルール

▼ 競艇界におけるフライングの罰則ルール

  1. 「競艇」のフライングとは?

    競艇・ボートレースのフライングについて

    競艇予想については競艇予想サイトが本当に「競艇」をできるのであれば、口コミが荒れることもなく、利用者が儲けられている望ましい結果を出せていると思うのだが、いくら知識があろうと予想とは関係なく「予想不可能」な展開が競艇における「フライング」だ。

    競艇ボートレースという競技において「フライング」というものはとても重要な事柄であり、そもそも「競艇におけるフライング」とは何なのだろうか?


    ボートの仕組みについて

    競艇選手が乗るボートには、ブレーキや クラッチが無くスロットルレバーの操作のみでスピードを調整するのだが、スロットルを握り込むとエンジンの回転が上がり、スピードが出て、スロットルを離すと、回転が下がりスピードが無くなる仕組みだ。

    ブレーキが無く、レバーを握り込まなくても、プロペラやモーターは回転しており、その推進力によって艇が前に進み続けるので、陸上競技やオートレースのようなオンラインスタートはできないのだ。


    「フライングスタート方式」について

    そのため「競艇のスタート事情」でも以前に少し書いたが、スタート基準となるスタートラインを、タイミングに合わせて一斉に通過するという「フライングスタート方式」というものを競艇では取り入れている。

    大時計の針が、0秒から1秒を指す間に、スタートラインを通過しなければならない。

    フライングとは

    大時計が0秒を指すより早くラインを超えてしまった場合は「フライング」となる。

    出遅れとは

    大時計が0秒を指すより1秒過ぎてラインを通過した場合は「出遅れ」となる。


    フライングも、出遅れも、舟券は全額返還

    「フライング」にしても「出遅れ」にしても、その艇に関する舟券は全額返還することになっている。

    わずか「1秒以内のこと」でも、スタート時に他艇よりも前に行っておいた方が有利になるのは分かるにしても、決められたルールを逸脱してスタートしてしまえば、不正のような行為とみなされ、次回レースに参加する資格が無くなる。
    まぁソコは理解できるのだが、この舟券の返還というところが、非常に大きいように思われる。

    というのも、返還するということは、施工者からすれば、利益が下がってしまうという側面があり、できるだけフライングしてほしくないと思うのも当然の事で、フライングした選手には厳しい罰則を与え、少しでも返還しなくてもいいように抑止しているのである。



  2. フライングした選手への罰則

    競艇・ボートレースのフライングの罰則について

    では、具体的にフライングした選手へは、どのような罰則が課されるのかというと、一定期間強制的に休みになって、その間レースに出場できなくなってしまうのだが、具体的には以下のような感じである。

    フライング1回

     斡旋停止 30日間

    フライング2回

     斡旋停止 60日加算(合計 90日)

    フライング3回

     斡旋停止 90日加算(合計 180日)

    フライング4回

     斡旋停止 180日加算(合計 360日)


    フライング回数の「リセット」時期

    フライング4回は事実上の引退勧告をされるということなので、合計369日というのは、あまり意味がない。

    この「フライング回数」は、毎年5月1日と、11月1日に、期始めにリセットされるので、その半年間の期間内でのフライング回数という事である。



  3. 競艇・ボートレースにおいてフライングの回数以外のルール

    競艇のフライングの回数以外のルール

    前章の「フライングの回数」以外にも、フライングにおける「ルール」も多少ある。

    1つ目のルール

    1節間の間に、2回フライングしてしまった選手は、即日帰郷させられるということだ。
    施工者からすれば、その選手のせいで2回も舟券を返還することになり、売り上げも下がることから、当然の処置といえば、当然ともいえるものである。「もぅお前は乗せねえ!」って怒りの退場だ。

    2つ目のルール

    競艇では「0.05秒以上のフライング」を、非常識なフライングと定義して、即日帰郷させられる。
    これも、それくらいスタートを分かっていない選手がいたら、他の艇もつられてフライングをするといった、集団フライングの危険性が高くなるということから、決められたルールだ。
    たかが「0.05秒」と思うかもしれないが、競艇の秒速の世界での「1秒」という時間は、長時間なのだ。

    3つ目のルール

    同じフライングでもSGやG1といった、売り上げが高いレースでは、罰則が強化されるということで、より厳しくなる。

    斡旋停止が適用されるタイミングだが、すでに斡旋が入っているものがあれば、そのあとの適用されることとなり、この斡旋停止されている期間、選手はレースに参加できずに、賞金も獲得できないことから、選手としても、できるだけフライングはしたくない、という思いがあり、若い選手にとっては死活問題だ。

    フライング休み中だが、別に犯罪者ではないのだから自宅待機などといった決まりは無い
    レースには出れないが、練習することだってできる。

    まだ賞金をあんまり稼げていないような若手や、女子レーサーは休み期間中にバイトをして、生計をたてるといった例もあるそうで、フライング中は手当や賞金が全くなくて、その間「無職」のようなものだから、やむ得ない。

    SGやG1に出ている記念レーサーなどは、普段休みがあまりないので、この休みを家族との旅行や、趣味に勤しんだりと、有意義に過ごしている人が多い

    また練習や、体幹トレーニングなどをして、レースがない間も基礎体力作りだけはしておくといったような、ストイックな選手もいる。


    重賞(グレードレース)のフライング罰則

    SG優勝戦でのフライング

    12か月間SG選出除外(賞金王決定戦は資格を満たせば出場可能)および出場辞退期間消化後6か月間(182日)G1・G2選出除外

    SG準優勝戦および賞金王決定戦トライアル、順位決定戦でのフライング

    以後のSG4節選出除外(賞金王決定戦は資格を満たせば出場可能)および出場辞退期間消化後3か月間(91日)G1・G2選出除外

    G1・G2優勝戦でのフライング

    出場辞退期間消化後6か月間(182日)G1・G2選出除外

    G1・G2準優勝戦でのフライング

    出場辞退期間消化後3か月間(91日)G1・G2選出除外



  4. 競艇・ボートレースのフライング事例

    2019年3月19日の集団フライング

    2019年3月19日 戸田 SGボートレースクラシック 競艇のフライングで1億円変換
    2019年3月19日 戸田SG(動画)


    2019年3月19日戸田競艇場のSGボートレースクラシック第5R集団フライングがあった。

    インコース中谷朋子、2コース浜野谷憲吾、3コース前本泰和の3艇がフライングをしたのである。
    その内、中谷はコンマ10、浜野谷はコンマ07と、SGでは珍しい記録的なフライングとなった。

    前述したとおりこの2人は非常識なフライングという事になり、即日帰郷させられた

    余談だが、このレース、正常なスタートを決めた3人の内の一人、関浩哉が2周目2マークで、ターンが大きく膨れて岸壁に衝突し落水失格にもなり、この結果、ゴールしたのは2人のみ

    3連単、3連複、拡連複が不成立となり、1億 68万7900円の売り上げの 99.4%にあたる、1億 9万 3500円が返還となった。

    これはかなりな額の返還額であり、非常識なフライングが同時に2艇も出たこともあり、Yahoo!ニュースのトップニュースにもなったくらいである。
    しかしこの額とは比べものにならないくらいの、フライング返還が過去にあったので、それも紹介したい。


    2002年 6月30日のフライングで巨額返還

    競艇・ボートレースのフライング事例2002年 6月30日のフライングで巨額返還
    2002年 6月30日 宮島SG(動画)


    2002年 6月30日に宮島競艇場で行われた、SGグランドチャンピオン決定戦の優勝戦だ。

    1号艇西島義則と、2号艇熊谷直樹がそれぞれコンマ09、06のフライングで、発売総額26億 2427万 2400円のうち、92.79%にあたる 24億 3513万 3800円が返還され、残ったのはわずかに1億 8913万 8600円となった。

    地元1号艇西島が、それまでの成績やモーターも抜群によかったのも影響してか、断然の1番人気を背負っていたということから、生じた返還額だと思われる。
    施工者からしたらSGの優勝戦で一番売れるレースで、ここまでの大返還をしなくてはならないのは、相当辛かっただろうと思ったりもする。


    2001年 SGグランプリでのフライング

    2001年 SGグランプリでのフライング
    2001年 SGグランプリ(動画)


    一年で一番売れるレース、SGグランプリ(賞金王決定戦)優勝戦でのフライングについても紹介したい。
    1年の集大成であるグランプリ優勝戦ほどのレースになれば、売り上げもかなり高く、間違ってもフライングなどできないのだが、過去に1人だけやらかしてしまった選手がいる。

    その選手の名は「競艇選手の結婚事情」でもビッグカップルとして紹介した「山崎智也」だ。

    2001年のグランプリ優勝戦にて、5号艇で出走した山崎は、コンマ05のフライングをしてしまった。

    5号艇という事もあり、人気はあまり無かったのだが、返還額はそれでも18億 5882万 8200円と、かなりな額が返還になったのである。
    もちろんペナルティとして「山崎智也」は2002年、1年間SGには出場できなかった。



  5. フライングの裏技と共に散った?「坂井田晃」

    最後に「フライング」と共に散った坂井田晃」という元競艇選手の話をしよう。


    「フライングと共に散った」?坂井田晃とは

    フライング坂井田晃元競艇選手は秘策に散る

    坂井田晃(さかいだあきら)は、1980年8月20日生まれの、三重県津市出身、三重支部所属の選手だった。
    第106期生として登録されたわけだが、現在はこの登録上から存在していなかったかのごとく「抹消」されている

    丁度この106期生から、競艇選手になるための応募資格条件が変わり年齢制限が 21歳未満から30歳未満に延びた。
    そのために一度は諦めた競艇の世界だが再チャンス到来と、20代後半から競艇選手の門を叩いた選手もおり、坂井田晃もその内の一人だった。

    坂井田晃の場合その中でも高齢で、なんとやまと学校(競艇選手養成の訓練学校)に28歳で入学しており、元々は美術教師で、妻子もいたが、自分勝手なことばかりした挙句ギャンブルにはまり、妻は見限り子供を連れて出ていってしまったという。
    入学3年前に離婚している。

    そういう意味では従来の競艇選手と違ってかなり遅咲きの競艇選手で、息子のために人生をやり直したいという思いで「競艇」に全てをつぎ込んだ男だった…

    「フジテレビ」の「ザ・ノンフィクション」で2016年12月4日に『人生を変えるために必要な10のこと~6年後の真実~』というタイトルで坂井田晃が取り上げられ放送もされた。(動画はもう無い)


    競艇・ボートレースのフライングの珍・事例

    …だが、競艇の世界は甘くない。
    やまと学校(競艇選手養成の訓練学校)を卒業後も、なかなか初勝利を挙げることができなくて、2010年にデビューしたのだが、3年越しの2013年 1月にやっと、1着を取ることができた。

    「3年越し」とはかなり遅いし、その間も転覆失格や落水失格、フライングなども沢山していたので、かなり厳しい生活だったかもしれない。
    …そこから徐々にではあるが、1着を取れるようになり、着も多少は安定していった。

    2014年は7勝、2015年は6勝、2016年は5勝、2017年は9勝と、着実に力を伸ばし、2ケタ勝利まで狙える位置にまできていた。


    …しかし、2018年 7月13日浜名湖でフライングをした後に、その直後の節である7月28日、下関5Rでもまたフライングをしてしまい、そのフライングと、その後の坂井田晃がなんだか様子がおかしかった

    というのも通常、フライングした選手は、実況アナウンサーから返還欠場を告げられ、レース途中で離脱しなくてはいけないのだが、坂井田はそれを知らないわけがないのだが、無視して3周最後まで走り切ってしまうのだ。

    これは、非常にめずらしいことで、通常ありえない事である。
    2018年7月28日下関5Rの3周で坂井田晃は何を思う


    もちろん失格になったし、欠場艇表示盤見落としで即日帰郷になったわけだが、それ以降の斡旋も削除され、ボートレースのオフィシャルサイトからも、坂井田のページは抹消されたのである。

    このあまりにも説明もなく突然「消えてしまった」ので、事実上引退になったのではないかとも言われてもいるが、一切不明だ。


    「斡旋保留規則」を使おうとした?裏技なのか?

    坂井田晃の不可解なフライング行為には、わざとフライングをした可能性もあると、ネットでは書かれている。

    と言うのも、競艇選手にはいろいろな規則があるのだが、その中の一つに「斡旋保留規則」というのがある。

    これに抵触した場合は、半年間の斡旋保留になり、これが事実上の引退勧告になるのだが、坂井田はわざとフライングをすることで、出走回数を50走未満にして、引退を免れようとしたのではないだろうか!?…というものだ。

    こんなことを坂井田晃が知っていたかもナゾだし真偽はナゾだが、これが「フライングの裏技」だ。

    「斡旋保留規則」とは

    勝率3.00以上を維持できない場合、または事故点が1.00を越えた場合、登録6期(3年)以内または出走回数50走未満は除外。


    …まぁしかし、フライングして引退を免れたいなら、別に3周するなんていうパフォーマンスをすることもないだろうし、アレは本人的に引退する気でいたから、フライングで90日の出場停止なら、「もう俺の競艇は終わったわ」ってつもりの「最後の3周」だったのかもしれない。
    だとすると切ない。


    競艇・ボートレースのフライングのまとめ

    …以上がフライングの事について書いたわけだが、いかに競艇や競艇選手にとって「フライング」という行為が重要なのか伝わっただろうか。

    フライングは選手にも厳しく、施工者も売り上げを返還しなければならなくなり、競艇ファンですらオッズが下がったり、レース展開がメチャクッチャになったりと良いことがひとつも無い

    競艇予想サイトにとっても、ろくに競艇できないところは別だが、本気で予想をしている競艇予想サイトにとっても、まったくフライングは予想に組むことができない要素で、予想買った人にとっても悩ましいところだ。
    できるだけ選手にはフライングをしてもらいたくないと、本人たちは当然だが、誰もが思っていることだろう。

    しかし、フライングぎりぎりのスタート勝負もまた、競艇の大きな魅力であるのも事実で、わずか「1秒」もないことだが難しいところだと、つくづく思う。

    なんにしても、色んなドラマが競艇にはあるので、これから競艇を見る時は、そういうフライング後のストーリーも追って楽しむと面白いかもしれない。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/15

ザブーンという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト競艇ザブーンの無料予想(無料情報)は、2024/04/15の津4Rで提供された買い目である。

競艇ザブーンという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇ザブーンの無料予想(2024/04/15)

1号艇には近況、インから全く逃げ切れていない鈴木が乗艇していた。
直近6ヶ月の1着率は約15%、3連対率でさえ約31%と、信頼するには程遠い数字が並んでいた。
その上、モーターの仕上がりも良くない。
逃げで買える要素はほぼなかった。

では誰を中心視するか
間違いなく3号艇水摩であろう。

今節は出足が弱いものの、行き足から伸びにかけての足が良かった。
特に伸び切ってからの足が良い。
2日目の8Rを見れば明らかで、まくり切るまではいかなかったものの、スローからでも内を呑み込んで行く雰囲気があった。
後半の12Rも同様である。

足だけではなく、選手自身もまくりタイプの選手である。
3〜6コース、全てのコースでまくり勝ちが差し勝ちよりも多い。
3コースに関して言えば、倍以上も違う(まくり勝ち5、差し勝ち2)
1マークは絶対にまくりに行くと想定できた。

そう考えれば展開も非常に分かりやすい
水摩の攻めに乗って4号艇宇佐見5号艇富永は差すだけで良かった。
「3-4-5」は真っ先に思いつく目である。

競艇ザブーンの予想は買い目を見る限り、2号艇深澤が攻めている展開を想定してるのだろう。
一つ外の水摩が攻めれば、深澤は1マーク窮屈になるので圏外になる可能性が高いからだ。

2コースから攻めるのは難しい上に、水摩がまくる気満々の気配。
全く見当外れの予想であったと断言できる。
「3-4-5」は1番人気の決着であった、と締めておきたい。



2024/04/17

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートセンスの無料予想(無料情報)は、2024/04/17の児島3Rで提供された買い目である。

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートセンスの無料予想(2024/04/17)

後半に準優を控える1号艇北中
今節の仕上がりは中堅程度の足色であったが、インならしっかりと持つレベルにはあったように思う。
スタートもしっかりと行けているので、先マイして逃げるのみであった(準優前でもインで人気を背負うならスタートは決める)
1着固定で良い。

焦点は2・3着争い
本来であれば2号艇小池を中心視したい所なのだが、調整を合わせられるか微妙な所であった。
昨日は回転を合わせられておらずインから惜敗。
合えば出足中心に良い部類だとは思うが、絶対的な信頼はおけないという感じである。

3号艇渡邊裕貴や、5号艇末永も絡むだけの足はあった。
特に末永はギアケースを交換してから気配が上昇しており、軽視は禁物であったと思う。

6号艇渡邉に関しては伸び寄りの足だったので、6コースという事も考慮すれば、2・3着には厳しかった。
自力で仕掛けられるレベルの足ではない(出足や回り足があれば展開も突けるだろうが)
北中から小池・渡邊裕・末永を絡めれば的中できていただろう。

予想は小池の逆転目も含めて、6号艇の渡邉入れすぎである。
もっと柔軟に予想をすれば、末永の2着は買えるので勿体なかった。