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競艇予想ブログ 競艇の不祥事で全レース停止の可能性?

  1. 競艇の不祥事で全レース停止の可能性?

    不祥事で「全レース停止の可能性」の報道

    2024年11月ボートレースで衝撃のニュースが届いた。

    競艇「全レース停止」の可能性、日本モーターボート競走会に監督官庁が伝達不祥事連発「不正防止が不十分」』というニュースだ。


    警察が「不正防止が不十分」
    ▲ 警察が「不正防止が不十分」



    まず「全レース停止」というインパクトが凄すぎる。
    これまで競艇において、そんな状況を想像したことすらなかったし、驚くべきは、この「全レース停止」が単なるうわさ話ではないという点だ。


    なんと、モーターボート競走会に対し監督官庁から直接伝達があったという。この事実こそが重要である。
    停止を現実的に実行する権限を持つ監督官庁が示唆したというのだから、信憑性が非常に高い
    競艇界を揺るがすこの衝撃的なニュースについて、詳細をさらに掘り下げていきたい。



  2. 一体何が原因でこうなった?

    全レース停止の可能性」とは一体何を指しているのだろうか
    その背景を探ると、昨年10月に国土交通省モーターボート競走監督室の竹内和弘室長が競走会幹部に対し不正防止のための選手検査が不十分であると指摘したことが発端であるようだ。


    竹内室長は、「職員の業務怠慢により不正行為が発生すれば、競走実施業務は是正が確認されるまで組織として停止せざるを得ない可能性がある」と発言した。
    この発言は文書としてまとめられ、競走会内部で共有されたという。これが、いわゆる「全レース停止の可能性」という言葉の具体的な内容だ。


    では、ここで言う「不正行為」とは何を指しているのだろうか。

    その一例として挙げられるのが、「2020年に発覚した西川昌希選手による八百長事件」だ。
    西川選手は懲役3年の実刑判決を受け、2023年3月に出所している。

    また、2021年には200人以上の競艇選手が新型コロナウイルス対策の持続化給付金を不正受給していた問題が浮上。

    さらに2022年には、峰竜太選手がボートレース予想業者と接触(勿論禁止されている)、金銭の授受があったことが明らかになった。


    ボートレースで相次ぐ不祥事
    ▲ ボートレースで相次ぐ不祥事



    これらの不祥事が3年連続で発覚したことは、競艇界に大きな影響を与えたことは間違いない。
    そして、競走会の対応が甘いと見られた結果、監督官庁から「対応をさらに厳格化せよ」というメッセージが発せられたと考えられる。言い換えれば、不祥事への徹底した対応が求められたということだ。




  3. 伝達以降も不祥事が続出

    昨年10月に監督官庁から厳しい指摘があったにもかかわらず、競艇界ではその後も不祥事が続いている。

    今年2月、大阪支部の佐々木海成選手現役選手でありながら舟券を購入していた事実が発覚した。
    モーターボート競走法第11条第2号に基づき、選手の舟券購入は禁止されており、佐々木選手は2月19日に選手登録を抹消された

    選手登録を抹消された佐々木海成元選手
    ▲ 選手登録を抹消された佐々木海成元選手



    さらに5月には、江戸川勤務の職員業務中にスマートフォンで舟券を購入していたとして、警視庁に書類送検される事態に至った。この職員は利益を得ることはなかったものの、2年間で約230万円分もの舟券を購入していたという。そして、この件を受けて行われた全役職員750人への内部調査では、複数支部の22人が舟券購入に関与していたことが判明し、全員が解雇された

    ボート職員が舟券購入発覚
    ▲ ボート職員が舟券購入発覚



    次々と不祥事が明らかになる現状には驚きを隠せない。
    昨年10月の指摘の段階で、より徹底した調査が行われるべきだったのではないかという印象は否めない。こうした後手に回る対応からは、「全レース停止」を本気で考えているとは思えない。


    しかし、舟券購入問題の実行性については一部で疑問の声もある。
    たとえば、選手が自分で舟券を購入することは違法だが、親戚や友人に頼めば容易に購入が可能だ。また、職員に関しても、選手ではないため八百長に直接関与することはできず、舟券購入に対する問題意識が希薄である可能性もある。このような背景を考えると、現行のルールにはグレーな感じがする。




  4. 競馬でも不正が続出

    ボートレースの不祥事が取り沙汰される中、同じ公営競技である競馬でも不祥事が相次いでいるのは看過できない問題だ。


    2023年5月、若手騎手6名が福島競馬場の調整ルームにスマートフォンを持ち込んだ件で、30日間の騎乗停止処分を受けた。

    競馬でも不祥事相次ぐ
    ▲ 競馬でも不祥事相次ぐ



    藤田菜七子騎手の電撃引退と、通信機器使用問題」の競馬コラムに続き、「競馬界に続発する不祥事:若手騎手の引退とJRAの課題」を書いたばかりだったが、調整ルームへのスマートフォン持ち込みは禁止されている。言うまでもなく理由は公正な競馬を確保するためだ。

    外部との連絡手段を持つことで、内部情報が外部に漏れるリスクが生じる。また、インターネットを通じて不正な情報収集や賭けへの関与も懸念される。




  5. 今後競技の公正性は守れるのか?

    一方で、ボートレースの不祥事を振り返ると、内容によっては競馬より軽微に感じられるものもある。たとえば、「コロナ給付金の不正受給」は選手個人の問題であり、競走そのものの公正さに直接関与しない。
    また、「職員の舟券購入」も八百長には直接的に結びつかないため、直接的な悪かと言われれば微妙である。


    しかし、騎手は競馬の結果を直接左右する存在だ。
    だからこそ、スマホ持ち込みの問題は競走の公正性を根底から揺るがす深刻な事案といえる。
    それにもかかわらず、騎乗停止1カ月という軽い処分で済ませたり、一部の騎手が引退したことで曖昧にされる状況には疑問を感じる。加えて、ボートレースのように「全レース停止」の可能性といった重大な措置が議論されていない点も対照的だ


    この違いは、監督官庁の違いによるものかもしれないが、競馬の方が優遇されている?と感じがしてしまうのは私だけか?


    ボートレース界を揺るがす「全レース停止の可能性」という衝撃的なニュース。
    しかし、それは競艇だけの問題ではない。同じ公営競技である競馬も含め、業界全体が不祥事に揺れている。
    このままでは信頼を失い、本当に競技停止という事態を招くかもしれない。それを避けるためにも、早急かつ厳格な対応が求められるのは明白である。



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2025/04/16

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一方、山ノ内選手は3コースでの実績が乏しく、1着率は6%にとどまる。加えてモーター性能でも塩田選手が優勢であり…


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