最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,263

競艇(ボートレース)における名勝負を、動画と解説とともに紹介。競艇予想サイトでも予測不可能!

▼ 競艇ボートレースにおける名勝負を、動画と解説とともに紹介

  1. 競艇の名勝負!

    競艇(ボートレース)という競技は、スタートして1マークを旋回したところでだいたい1着は決まる
    そこで決まらなくても、1周2マークまで終わるとほとんど決まっているのが「競艇」という競技だ。

    …コレは「競艇の1コースの勝率」でも書いたように、先に走っている艇の引き波の影響を受ける為、1度前に行かれてしまうと、逆転するのが非常に難しいからだ。

    競馬や競輪などの公営競技とは違って、最終ゴール前での攻防なんていうのもほとんどない。
    1周目1マークに、勝負ポイントが集約しているのも競艇の特徴なのだが、それゆえ元々競馬をやっていた私からすると、今でもちょっと物足りなく思うことがある。

    しかし、ごく稀ではあるが、1着争いが、3周目の最終ターンマークまでもつれるレースもあったりするし、3周目までとはいかないまでも、1周終わった段階で決着がついてないレースとかもある。
    …そういったレースを、競艇では名勝負と呼んでいる。

    「1周終わった段階で決着がついてないレース」…それくらいで「名勝負」なのか?…と、思う人も多いだろうけど、そんな「名勝負」の中でも、その舞台がSGやG1などのであれば、盛り上がりは凄い。
    優勝戦などのシーンであるなら「後世に語り継がれるようなレース」とも言われるレースになる。

    SGやG1クラスになると当たり前だがランクの低い選手は紛れていない。皆上手な選手ばかりなので、一度先頭に立ったら抜かれることはほぼ無いのだが、一般戦などで、格下の選手が前を走っていて、格上の選手が後ろを追いかけているという状況ならば逆転の可能性は割とあるから面白い展開が見られることが多い。


    今回は「平成」に起きた名勝負レース

    を、ピックアップしたのでいくつか紹介したいと思う。



  2. グランプリ優勝戦での名勝負

    前述した通り、SGやG1クラスになると逆転はまずない。…のだが、競艇界の最高峰のレース、グランプリの優勝戦において、3周抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げたレースがある。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦だ。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦は競艇の名勝負
    第10回グランプリ優勝戦動画



    この「第10回グランプリ優勝戦」は、ベタ中のベタと言われるくらい、競艇ファンなら誰しもが知っているような、名レースだ。
    そんなレースを改めて紹介するのもどうかと思ったが、この競艇検証.comの記事読んで、競艇に興味持ってもらえたら嬉しいので、挙げることにした。

    第10回グランプリ優勝戦」の解説だが、1号艇には前年グランプリ覇者の中道善博、5号艇にはその当時は若手艇王植木通彦。…1周目1マークを回った段階では、1号艇中道がリードして優勝かと思われたのだが、2マーク中道が少し流れたところを5号艇植木の差しが決まる。
    またしてもこれで決まりと思われたのだが、2周1マーク、内から中道ダンプ(艇をぶつけること)して再度逆転。
    それから3周目2マークまでどちらが勝つのかまったく分からないような接戦を繰り広げ、最終的には植木に軍配が上がるのだ。

    グランプリという最高峰の舞台で、こういった接戦のレースが見られるというのは、当時を知らない私が今見ても興奮するものだ。
    「グランプリ」だと普段だとしないようなことも起きる。お互いが普通じゃない状況であるからこそ、ちょっとしたミスなどが生まれて、逆転が起きるということもあるかもしれないが、凄いレースであることに変わりはない。



  3. 丸岡VS瓜生、世紀の一戦

    こちらも、SG優勝戦での名勝負だ。
    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦である。

    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦は競艇の名勝負
    第55回ボートレースダービー優勝戦動画



    このレースは「21世紀最高の名勝負」との呼び声高いレースだ。…まぁ、21世紀を締めるにはまだ早く、これからも続くので「現段階では」ってかんじ。

    この「第55回ボートレースダービー優勝戦」の解説をすると、1周目1マーク、1号艇の「丸岡正典」も3号艇の「瓜生正義も、お互いターンが流れているのだが、わずかに瓜生の舳先が丸岡の艇にかかり、2マーク先にターンするのだが、そこに丸岡の渾身の差しが入る。
    わずかに先頭にたった丸岡瓜生ツケマイ(外を旋回すること)を連発するのだが、それをことごとく耐え続け、3周目2マークの差しも封じて丸岡が優勝するのだ。

    ひとつこのレースについて言えるのは、瓜生のターン技術が素晴らしいという事と、それに応えるくらいモーターも良かったのだ。

    普通だともっとターンが流れてしまって、最後まで接戦ではなく、早くに決着しているレースなのだが、それが流れずに、接戦に持ち込んでいるというのが凄いトコだ。

    勝った丸岡も凄いのだが、このレースを名勝負たるレースにしたのは、瓜生のターン技術とモーターである。



  4. 果たして勝者は?

    これまではSGにおける名勝負を紹介したが、G1優勝戦における名勝負も紹介したい。
    2005年 9月13日、開設49周年記念 G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦だ。

    2005年 9月13日、開設49周年記念G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦も競艇の名勝負
    桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦



    まずこの「G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦」だが、レースに関しては、レース動画を見てもらいたい。

    凄くないだろうか(笑)?

    「逆転」というよりも、最後の最後まで誰が勝つのか分からないレースだ。このレースを買っていた人は、どういった気持ちでみていたのだろうか(笑)

    ではこの「桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦」の解説だが、1周目1マーク回った段階で、当たったと思った人は2マーク時には、悲鳴に変わっているだろうし、逆のパターンもあるだろう。
    どちらにせよ、そういった名勝負が見れたという事では、皆満足しているのではないだろうか。…いや、外れたらしてないか(笑)


    このような感じで、競艇にも熱い名勝負が沢山あり、今回紹介したのはその中のほんの一部に過ぎないのだが、もしも今後も紹介したいレースがあったり、このようなレースに負けないような名勝負が生まれれば更新しようと思う。


無料予想のある、優良競艇予想サイト

  • 見解が凄い。競艇・競馬・競輪の無料予想が1つのアカウントで閲覧可能。

     7/24には「ファンタジスタ村上予想」で、若松6R(21.9倍)→若松10R(17.8倍)とコロガシで、15万 4860円の払戻し。
    競馬予想も、競艇予想も、競輪予想も、なんと1つのアカウント全ての無料予想の閲覧が可能となる。また、この三競競艇という競艇予想サイトも提供される予想に「必ず載ってる」見解が秀逸なので、無料情報でも参考になる。

  • 【優良】

    安い。3000円からで無料予想の的中率、回収率も高い!

     7/19には「KING」というコースで、江戸川7R(25.1倍)→江戸川10R(26.1倍)と、2レースとも5〜6点で転がしが成功し、19万 5750円の払い戻し。
    リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。

  • 【優良】

    競艇道と同じIPだが随分と違う。

     7/17ラリアットデイ」という予想で常滑7R(14.7倍)→常滑11R(11.4倍)と2レースともわずか4点でコロガシを成功させ、20万 8620円の配当となった。
    闘魂ボートでも無料予想の長期検証を2回、2ヶ月もかけて行ったが、結果が良かったので注目することとなった。

  • 【優良】

    競艇ジャンキーTの知識と情報、見解がスゴイ

     7/17にはモーニングパック(ブログ)というプランで三国5R(26.5倍)→三国7R(21.6倍)と、2レースとも5〜6点で的中させ、17万 640円の払戻し。

    業界一の競艇の知識を持つサイトではないだろうか。実際に予想担当者が現地で収穫した情報やブログなど、生々しい本物の情報が提供されるのはココだけだと思う。
    無料予想とコンテンツだけでも十分に楽しめるサイトだ。

  • 【優良】

    見解はないが、提供する予想の精度はいい

     7/11イン鉄板コロガシ」で三国11R(16.9倍)→宮島9R(13.2倍)とコロガシ成功、26万 6640円の払戻し。
    無料予想の見解が載っていないのが少し残念ではあるが、的中率、回収率は良いのでヨシとしよう。

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/22

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競艇快進撃の集客サイトは、記事の公開当初から「ありえない戦績」で客を集めをしていた。

このグループサイトに限って「13戦13勝の的中率100%」など「ありえない」と、競艇検証.comでは「はじめから警告」していたが、予想通りとなった。
実際に「競艇検証.com」が15レースだけ検証したところ、予想精度は的中率13%(15戦2勝 13敗)の、回収率22%は損失額-23万 4400円となった。

さて、今回検証する競艇予想サイト「競艇快進撃」の無料予想(無料情報)は、2024/07/22の児島2Rで提供された買い目である。

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇快進撃の無料予想(2024/07/22)

児島2のレース結果:3-1-5

このレースの予想で重要なのは、1号艇今出逃げ切れるかどうかである。

舟足自体は普通で特に良いというところはなく、足的には推せるレベルではなかった。さらに、直近6ヶ月間のイン戦での1着が0回というデータからも、さすがにこれでは逃げるとは言えないだろう。


足的には3号艇山口に分があった。スリット近辺の行き足から伸びにかけての足が良く、センターならその良さを発揮できそうだ。ただし、まくり切る力はないため、まくり差しで1マークは来ると予想できる。
2号艇西村が転覆後で機力が不安な状態である事を考えれば、突き抜ける可能性は高かった。


山口に続くのは、インから踏ん張る今出や、4号艇飯山5号艇梅原の外勢だろう。
中でも梅原はターン回りの足が良さそうだったので、5コースからでもしっかりまくり差して続ける雰囲気はあった。逆に、山口の引き波を受ける西村は厳しかったように思う(足的にも弱い)


競艇快進撃の予想は山口1着は良いとして、西村を絡めた予想が多い点が気になる。山口がまくり差しに行けば西村は厳しくなるため、1マークの展開を読み違えているといえる。そもそも、転覆後の選手を推すのは不安要素が多いので避けるべきである。

3連単は5番人気決着となり、お客さんの方がレース展開をよく理解していたようである。




2024/07/25

舟王という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「舟王」という競艇予想サイトの検証は2年以上前に検証を行ったが、ここ最近またフネラボ風の集客サイトが集客をしているので、競艇検証.comでも再検証を行うことにした。


さて、今回検証する競艇予想サイト「舟王」の無料予想(無料情報)は、2024/07/25の尼崎5Rで提供された買い目である。

舟王という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 舟王の無料予想(2024/07/25)

尼崎5Rのレース結果:1-3-4

ルーキーシリーズ最終日。やはり最終日という事もあり内有利の流れにはなるのだが、このレースも1号艇金田の逃げで大丈夫であった。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
昨日の準優こそ一発勝負でチルトを2度にしていたが、ここはすんなり戻してくるだろう。


あと、最近の金田のイン戦が安定しているのもある。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
直近10走では1着6回・2着3回と結果を残している。
スタート遅れも考えづらいので、先マイすれば最低でも2着以内には入着していたはずだ。
軸信頼で良い


2・3着候補も3号艇佐藤で十分だ。惜しくも予選突破を逃したものの、日に日に気配はアップしている。
特に回り足が良いので3コースならまくり差しに入ると想定できた。


佐藤がまくり差しに入れば4号艇中村が浮上してくる。 行き足が良くなっているので、1マーク冷静に差し続けば問題なかった。
足的には5号艇中島も軽視はできなかったように思う。


逆に、佐藤の引き波を受ける直に受ける可能性のある、2号艇島川は割引きが必要だった。


予想は「1=2=3」のBOX舟券。
佐藤の攻め方を読み違えていた予想であったと思う(佐藤外マイの想定だろう)