最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,265

★競艇基礎知識〜トリビア (急増した10万舟の現状と、出現頻度など原因などを分析) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 急増した10万舟の現状と、出現頻度など原因などを徹底分析

    ボートレースで10万舟を狙え?

    ボートレースでも競馬でも、やる上で重要なのはその配当だろう。

    最近ではインの強さが際立ってきており、1着率は約55%もあるのだが、その分的中した時の配当は低い

    3連単で300円台の超低配当も以前のようにレアケースではなく割と普通になってきており、そこまで低くはなくとも1000円を切るようなオッズはほとんどのレースで見られる。

    低配当があるという事は、逆に言えば超のつく高配当も起きる可能性があるという事だ。
    オッズが割れていればそんな事はないのだが、ここまでインに偏ったオッズになれば当然である。

    では超高額配当の基準は何だろうか?
    やはり10万円を超える配当、すなわち10万舟という事になるだろう。

    からつの10万舟
    ▲ からつの10万舟



    ボートレースの3連単は120通り

    ご存知かと思うが、ボートレースの3連単は120通りである。

    その全てを最低額の100円で賭けるとすれば、合計で1万2000円かかる。
    その約8倍もの配当であるのだから、その凄さが分かる(競馬で言えば400万馬券くらいだ)
    ほとんどの人が来ると思っていないからこその配当だ。


    万舟は取った事のある人はほとんどだろうが、10万舟となればかなり少ないのではないだろうか。
    一回でも取った事のある人はその話を自慢するレベルのものだと思うし、穴党だけではなく全ての人が一度は取ってみたいと思うのが10万舟なのだと思う。
    言わば、10万舟はボートレースファンのロマンなのだ(笑)

    勝手に豪語してみたが、実際10万舟というものがどれくらいの頻度で起きているのかや、以前との違いはどうなのかを分かっている人は少ないと思う。

    そこで今回はこの10万舟の現状について調べてみたい。
    もしかしたら10万舟ゲットのヒントが隠されているかもしれないので、絶対にチェックして欲しい。



    10万舟出現頻度と、その原因

    いきなりだが、もうシンプルに10万舟がどれくらいの確率で起きているのかを調べてみた。
    結果は以下の通りだ。

    2001年 0.19%(526レースに1回)
    2006年 0.29%(345レースに1回)
    2011年 0.42%(238レースに1回)
    2016年 0.50%(200レースに1回)
    2021年 0.53%(190レースに1回)
    2022年 0.60%(167レースに1回)


    直近の2022年では167レースに1回起きている。…こう書くとあまりピンと来ないかもしれないが、通常1日に10場以上開催しているので、1日に1回は10万舟が起きると考えたら分かりやすいだろう。

    これが多いか少ないかは個人差によるかもしれないが、基本的に10万舟は超高額配当であるので、はっきり言って多い。2001年と比べれば明らかだ。約3倍も増加している事を考えればその多さが分かると思う。

    インの1着率の増加とともに出現率も増えてきているのだが、ここ2・3年はイン1着率は微増であるにもかかわらず、10万舟は飛躍的に増加している

    なぜなのだろうか?

    推測するにインがより過剰に人気しているという事だろう。
    ここ最近の売上げの増加の主要因は、新規のファンの増加である。

    この新規ファンがあまり分からずにインで勝負をしているのではないだろうか。
    それがオッズに反映されて、結果10万舟の出現率が増えている。‥と、考える事ができると思うのだが実際はどうなのか?
    詳細はともかく、出現率が増えているのは10万舟を狙う上で素直に嬉しい事ではある。



    10万舟の多いレース場は?

    では、10万舟が出現しやすいレース場はどこなのだろうか?

    というかそこまでの大きな違いがあるのだろうか?
    2022年の出現率で比べたい。


    場   出現率   回数
    桐生  0.82% 19回
    戸田  0.33% 8回
    江戸川 0.38% 8回
    平和島 0.67% 15回
    多摩川 0.48% 11回
    浜名湖 0.53% 13回
    蒲郡  0.73% 16回
    常滑  0.48% 12回
    津   0.47% 11回
    三国  0.50% 12回
    びわこ 0.38% 8回
    住之江 0.86% 21回
    尼崎  0.63% 15回
    鳴門  0.68% 15回
    丸亀  0.96% 23回
    児島  0.95% 22回
    宮島  0.43% 10回
    徳山  0.66% 16回
    下関  0.69% 15回
    若松  0.56% 13回
    芦屋  0.53% 12回
    福岡  0.55% 13回
    唐津  0.81% 19回
    大村  0.27% 6回


    まず思うのは、差がけっこうあるという事だ。
    多い場は約1%あるのに、少ない所は0.3%ほどしかない。
    約3倍の開きがあるのだ。
    これは大きい。

    そしてもう一つ面白いのが、インの一番強い大村とインの一番弱い戸田が揃って出現率が低いという点だ。

    インが強すぎるが故にそもそもそんな超高配当が出ないという理由と、インが弱すぎる故に他のコースからでも勝負ができるので、人気が割れて超高配当にならないという理由であろう。
    オッズの面白い部分を表している数字である。

    出現率の高いのは丸亀児島の瀬戸内海2場だ。
    理由は全く分からないがそういう傾向があるというのはかなり重要なので、覚えておきたいデータである。



    10万舟の際の1着艇番

    10万舟が出現する際の1着の艇番はどうなのだろうか?
    まぁ大方の予想通りではあるが。


    1号艇  0.6%
    2号艇 12.9%
    3号艇 10.8%
    4号艇 12.0%
    5号艇 24.3%
    6号艇 39.3%


    当たり前だが6号艇が一番多い
    約4割もの10万舟が6号艇1着であるので、10万舟を狙う時(?)は6号艇だけでいいのかもしれない。

    あと驚いたのは1号艇1着でも10舟のレースがある事だ。
    まぁまず間違いなく1号艇が新人や格下の選手で、尚且つ実績のある選手がイン以外にいるケースで、2・3着も格下選手が絡んだ時だろう。


    では、6号艇1着時の2着はどうなのか?


    6-1 25.2%
    6-2 29.0%
    6-3 27.5%
    6-4 16.8%
    6-5 19.1%


    これは少し意外な結果だった。
    6号艇が1着なら、より外枠の5号艇の方が10万舟が出やすいのかと思えばそうではないようだ。

    5号艇が攻めてのスジ舟券は穴人気するという事だろうか。
    内側の残りの方が確率的に高いので、6-1や6-2、6-3を中心に絞ってみるのも良いかもしれない。


    10万舟の現状についていろいろ調べてみたが、如何だろう?
    そう簡単に取れるものではないが、これらのデータを基に自分なりに狙ってみても面白いだろう。



無料予想のある、優良競艇予想サイト

  • 見解が凄い。競艇・競馬・競輪の無料予想が1つのアカウントで閲覧可能。

     7/24には「ファンタジスタ村上予想」で、若松6R(21.9倍)→若松10R(17.8倍)とコロガシで、15万 4860円の払戻し。
    競馬予想も、競艇予想も、競輪予想も、なんと1つのアカウント全ての無料予想の閲覧が可能となる。また、この三競競艇という競艇予想サイトも提供される予想に「必ず載ってる」見解が秀逸なので、無料情報でも参考になる。

  • 【優良】

    安い。3000円からで無料予想の的中率、回収率も高い!

     7/19には「KING」というコースで、江戸川7R(25.1倍)→江戸川10R(26.1倍)と、2レースとも5〜6点で転がしが成功し、19万 5750円の払い戻し。
    リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。

  • 【優良】

    競艇道と同じIPだが随分と違う。

     7/17ラリアットデイ」という予想で常滑7R(14.7倍)→常滑11R(11.4倍)と2レースともわずか4点でコロガシを成功させ、20万 8620円の配当となった。
    闘魂ボートでも無料予想の長期検証を2回、2ヶ月もかけて行ったが、結果が良かったので注目することとなった。

  • 【優良】

    競艇ジャンキーTの知識と情報、見解がスゴイ

     7/17にはモーニングパック(ブログ)というプランで三国5R(26.5倍)→三国7R(21.6倍)と、2レースとも5〜6点で的中させ、17万 640円の払戻し。

    業界一の競艇の知識を持つサイトではないだろうか。実際に予想担当者が現地で収穫した情報やブログなど、生々しい本物の情報が提供されるのはココだけだと思う。
    無料予想とコンテンツだけでも十分に楽しめるサイトだ。

  • 【優良】

    見解はないが、提供する予想の精度はいい

     7/11イン鉄板コロガシ」で三国11R(16.9倍)→宮島9R(13.2倍)とコロガシ成功、26万 6640円の払戻し。
    無料予想の見解が載っていないのが少し残念ではあるが、的中率、回収率は良いのでヨシとしよう。

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/22

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競艇快進撃の集客サイトは、記事の公開当初から「ありえない戦績」で客を集めをしていた。

このグループサイトに限って「13戦13勝の的中率100%」など「ありえない」と、競艇検証.comでは「はじめから警告」していたが、予想通りとなった。
実際に「競艇検証.com」が15レースだけ検証したところ、予想精度は的中率13%(15戦2勝 13敗)の、回収率22%は損失額-23万 4400円となった。

さて、今回検証する競艇予想サイト「競艇快進撃」の無料予想(無料情報)は、2024/07/22の児島2Rで提供された買い目である。

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇快進撃の無料予想(2024/07/22)

児島2のレース結果:3-1-5

このレースの予想で重要なのは、1号艇今出逃げ切れるかどうかである。

舟足自体は普通で特に良いというところはなく、足的には推せるレベルではなかった。さらに、直近6ヶ月間のイン戦での1着が0回というデータからも、さすがにこれでは逃げるとは言えないだろう。


足的には3号艇山口に分があった。スリット近辺の行き足から伸びにかけての足が良く、センターならその良さを発揮できそうだ。ただし、まくり切る力はないため、まくり差しで1マークは来ると予想できる。
2号艇西村が転覆後で機力が不安な状態である事を考えれば、突き抜ける可能性は高かった。


山口に続くのは、インから踏ん張る今出や、4号艇飯山5号艇梅原の外勢だろう。
中でも梅原はターン回りの足が良さそうだったので、5コースからでもしっかりまくり差して続ける雰囲気はあった。逆に、山口の引き波を受ける西村は厳しかったように思う(足的にも弱い)


競艇快進撃の予想は山口1着は良いとして、西村を絡めた予想が多い点が気になる。山口がまくり差しに行けば西村は厳しくなるため、1マークの展開を読み違えているといえる。そもそも、転覆後の選手を推すのは不安要素が多いので避けるべきである。

3連単は5番人気決着となり、お客さんの方がレース展開をよく理解していたようである。




2024/07/25

舟王という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「舟王」という競艇予想サイトの検証は2年以上前に検証を行ったが、ここ最近またフネラボ風の集客サイトが集客をしているので、競艇検証.comでも再検証を行うことにした。


さて、今回検証する競艇予想サイト「舟王」の無料予想(無料情報)は、2024/07/25の尼崎5Rで提供された買い目である。

舟王という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 舟王の無料予想(2024/07/25)

尼崎5Rのレース結果:1-3-4

ルーキーシリーズ最終日。やはり最終日という事もあり内有利の流れにはなるのだが、このレースも1号艇金田の逃げで大丈夫であった。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
昨日の準優こそ一発勝負でチルトを2度にしていたが、ここはすんなり戻してくるだろう。


あと、最近の金田のイン戦が安定しているのもある。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
直近10走では1着6回・2着3回と結果を残している。
スタート遅れも考えづらいので、先マイすれば最低でも2着以内には入着していたはずだ。
軸信頼で良い


2・3着候補も3号艇佐藤で十分だ。惜しくも予選突破を逃したものの、日に日に気配はアップしている。
特に回り足が良いので3コースならまくり差しに入ると想定できた。


佐藤がまくり差しに入れば4号艇中村が浮上してくる。 行き足が良くなっているので、1マーク冷静に差し続けば問題なかった。
足的には5号艇中島も軽視はできなかったように思う。


逆に、佐藤の引き波を受ける直に受ける可能性のある、2号艇島川は割引きが必要だった。


予想は「1=2=3」のBOX舟券。
佐藤の攻め方を読み違えていた予想であったと思う(佐藤外マイの想定だろう)