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★競艇基礎知識〜トリビア (ゴールデンレーサー賞って何?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. ゴールデンレーサー賞とは?

  2. 競艇 ボートレースで聞く「ゴールデンレーサー賞」というタイトル名を耳にすることがあるが、一体どんな賞なんだろう

    …ではその「ゴールデンレーサー賞」について書く前に、先ず初めに「ゴールデンレーサー賞に至るまで」について書くことにする。


    競艇選手の獲得する「タイトル」には、G・G1優勝年間MVP最優秀勝率、などといくつもあるのだが、2014年5月から新たなタイトルが加わる事になった。

    BOATRACE振興会 会長賞メダルの授与だ。


    SGやG1の優勝戦に進出した選手に贈られるのだが、特にSGの中でもGRANDE5競走(ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、グランプリ)の優勝戦において、1〜3着の選手には、特性のメダルが贈られることになった。

    メダルのデザインは、青龍(せいりゅう)、朱雀(すざく)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)の四神が配列されており、中央にはSGロゴが入った純金がはめ込まれている

    優勝者にはゴールドメダル、2着にはシルバーメダル、3着にはブロンズメダルがそれぞれ贈られるのだが、グランプリの優勝者には、プラチナメダルが贈られることになっている。
    更に対象となる5SG競走全てで優勝した(5種類の優勝メダルを獲得)選手が誕生した暁には、グランドスラム達成の偉業を称え3億円相当のINGOT(金塊)を贈呈されることも発表された。
    「ゴールデンレーサー賞」について書く前にBOATRACE振興会会長賞メダルの授与
     
    SG優勝戦の中継なんかを見ていると、優勝者表彰の前にメダル授与式が行われており、優勝した選手はともかく、2・3着の優勝を逃した選手達も同時に表彰されるため、昔は毎回微妙な空気の中行われていた。
    まぁ、負けて表彰されるのは選手にとっては微妙だろうから、その選手達の心中はお察しするが、最近ではこのメダルのおかげ?か、2・3着の選手も笑顔を見せるようになった(?)

    …っと、話はそれたが、こうしてメダルが授与されるのだが、その「メダル」をある一定数集めることで得られる「称号」が「ゴールデンレーサー賞」だ。



  3. ゴールデンレーサー賞の条件が厳しい

  4. ハッキリ言って、競艇初心者の頃の私は全くピンとこない賞であったし、長年競艇やってる人でも「どういった条件」でその賞がもらえるか。とか、実際その「ゴールデンレーサー賞」に何の価値があるのか?とかも、知らない人が多いようだ。

    「ベストドレッサー賞」とか「抱かれたくない男ランキング」ほど、タイトルからして分かりやすければまだしも、「ゴールデンレーサー賞」…って…
    分かりづらい

    それくらいこの「ゴールデンレーサー賞」は、競艇業界が何か「やってる感を出したいだけ」の賞な感じがして、ファンからも置き去りになってしまっているような「賞」なのだが、改めて、この賞はどうやったら貰えるのか?など、詳しく調べてみた。

    調べるとこの賞が「人気の無い理由」も分った。


    ゴールデンレーサー賞の認定基準は以下のとおりである。
    (1)BOATRACE振興会会長賞メダルを 24個以上授与されたレーサー
    ※BOATRACE振興会会長賞メダルが授与されるレースは以下の通り(年間開催数)
    ・GRANDE5競走優勝戦出場メダル(5回)
    ・マスターズチャンピオン優勝戦出場メダル(1回)
    ・周年記念競走優勝戦出場メダル(24回)
    ※GRANDE5競走及び周年記念競走優勝戦において、返還事象が発生した際はメダルの授与は行われない。

    (2)GRANDE5競走優勝戦における、BOATRACE振興会会長賞の1着から3着までのメダルを、3個以上授与されたレーサー


    以上が認定基準なのだが、これだけ読んでも分からないと思うので、更に詳しく説明する。

    まず(1)の条件の、BOATRACE振興会会長賞メダルを24個以上授与されたレーサーだが、これは先ほども書いたが、優勝戦に進出しないと、与えられない。

    GRANDE5競走」は年間に5回しかないし、マスターズも1回しかない。各競艇場の周年記念も 1年に1回ずつしかないので、合計24回だ。

    基本的にレベルの高いレースばかりであるので、優勝戦に進出する事はとても難しく、それを24回も達成するというのは、ほんの一握りのトップレーサーしか無理で、そういう意味では、この条件はかなりハードルが高い。


    そして(2)の条件のGRANDE5競走優勝戦における、BOATRACE振興会会長賞の1着から3着までの「メダルを3個以上授与されたレーサー」だが、これは年間5つのSGに限定されているので、そもそも1つ獲得することでさえハードルが高い。それを3つともなれば、実力はもちろんだが、運頼みにもなってくる。

    まあ(1)の条件も(2)の条件も、次の項目で紹介している獲得ペースを見ると分かるように、時間が経過すれば達成する選手は増えていくのだろうが、それでもまだまだ数少ないと思われる。



  5. 現在までにゴールデンレーサー賞を達成した選手

  6. なんだかわからない「ゴールデンレーサー賞」のくせに、想像以上にこの獲得条件を達成することは難しい、ハイレベルなゴールデンレーサー賞」だということが分かったと思うが、実際に現在までに達成した選手を紹介していきたい。

    1人目の達成、白井英治
    1人目2019年3月に行われた「SGボートレースクラシック」において優勝戦4着になった結果、全てのメダルの合計が24個を超え、見事1人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となった。
    1人目のゴールデンレーサー賞達成、白井英治
     
    それまでに白井はゴールドメダル1個、シルバーメダル4個、ブロンズメダル2個を獲得していたため、SGではなくても、周年記念の優勝戦進出でも達成可能だったが、SGで達成されたことにより、注目度も高かった。
    また受賞の記念としてBOATRACE振興会より「ラペルピン」及び「盾」も贈呈された。
    白井が見事1人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    白井が達成したレース動画



    2人目の達成、峰竜太
    続いて2人目は、2019年5月に行われた「SGボートレースオールスター」において、優勝戦3着になった結果、2人目の達成者となった。
    2人目のゴールデンレーサー賞達成、峰竜太
     
    白井同様に、峰竜太もプラチナメダル1個、シルバーメダル2個、ブロンズメダル2個獲得していたので、時間の問題ではあったのだが、見事にSGでの達成となった。
    3着に入って、ブロンズメダルを獲得しての受賞も大したものである。
    峰竜太が2人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    峰竜太が達成したレース動画



    3人目の達成、菊池孝平
    続いて3人目2019年8月に行われた「SGボートレースメモリアル」において、菊池孝平選手が優勝戦で2着になり、達成。
    こちらも、ゴールド3個、シルバー1個、ブロンズ2個の獲得があっただけに、リーチがかかっていた。
    菊池孝平が3人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    菊池が達成したレース動画



    4人目の達成、井口佳典
    4人目2019年9月に行われた「G1G1江戸川大賞開設64周年記念」において、優勝戦3着になり、井口佳典選手が4人目の「ゴールデンレーサー賞」達成となった。
    井口は、ゴールドメダル2個、シルバーメダル1個獲得していたので、記念の優勝戦にて達成することができた。
    井口佳典が4人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    井口が達成したレース動画




  7. 現在までにゴールデンレーサー賞を達成した選手

  8. 前章に書いたところまでが、2019年10月時点で「ゴールデンレーサー賞」を達成している選手達だが、いずれの選手も、トップクラスの選手ばかりである。

    これ以降で次に達成しそうなのが「桐生順平」あたりではないだろうか。
    次のゴールデンレーサー賞は桐生順平か?

    プラチナメダル1個、ゴールドメダル2個獲得しており、合計メダル獲得数も23個であり、あと1回優勝戦に進出すれば達成となる。

    時間の問題だろう。

    …この、「いずれ達成する選手が増える」とか「いつの間にかゴールデンレーサー賞」というのも、なんだか「気づいたらゴールデンレーサー賞受賞者になってた」となる、忘れられてる賞のような「オマケ感」があるので、どうも「ゴールデンレーサー賞」が注目されない残念な理由だと思われる。
    松井繁はまだゴールデンレーサー賞に届かない

    因みに「松井繁」はグランプリ5のメダル(1〜3着)をまだ1個しかない(あと2個はいる)ので、リーチではない。


    いずれ6人達成したら、「ゴールデンレーサー賞」受賞者レースなどもSGやG1でやってみたりしたら面白そうだ。
    受賞者が増え、この賞の権威がもう少し高まるといいなと、少し思った(笑)


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津5Rのレース結果:1-3-5

開催5日目という事もあり、後半に準優勝戦を控えているメンバーが中心となってくるのだが、このレースは1号艇鳥居塚の逃げで堅かった。

モーターは出足・伸び足ともに中堅上位級の手応えで、スタートもきっちり行けているので、1マークを楽に先マイする事ができるだろう。そうなれば、他艇の逆転の余地はほぼない。
まくりが恐い選手もいないので、ここは逃げ切り濃厚だったというわけだ。1着固定で裏は要らない。


2・3着の相手探しだが、注目したいのは3号艇梅木だ。
3コースの成績を見ると2着率が非常に高く、ここ6ヶ月で1着が1本もないのにかかわらず2着が多い。外マイ1本に絞って着取りを優先していることが分かる。
つまり「まくり差しはほぼ無い」というわけだ。もちろんインを沈めるような無理まくりもない。

今節は出足が良いので戦えている。センターから握って外マイすれば2・3着必至であった。
6号艇藤井は総合的に厳しかったので、それ以外の艇に流せば良かったと思う。


予想は2号艇川原の2着はともかくとして、逆転目が全く要らなかった。鳥居塚の逃げで堅かったからだ。
あとやはり梅木の2着予想も欲しかった。3コースで2着率が高いというデータは見逃せない。