最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,265

★競艇基礎知識〜トリビア (競艇の年間優秀表彰とは、どんな賞なの?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 年間優秀表彰とは?

  2. 競艇、ボートレースにおいては、その選手の能力の一つの基準として、その獲得賞金というのがある。
    獲得賞金が高ければ高いほど、能力が高いということにもなるだろうし、年間でどれくらい活躍したかが分かる。

    それともう1つ競艇選手の能力の基準としてあるのは、前期後期の級別審査である。
    それは選手の残した勝率によって、A級やB級などと競艇選手の級別を分けることで、ファンにもその選手の能力を分かりやすくしているのだ。

    当然といえば当然だが、選手からすればこの級がとても大事で、これによって斡旋されるレースの数も変わるし、出場できるレースも変わってくる
    要するに、選手の稼ぎに凄く影響が出てくるということだ。

    これらの獲得賞金や、勝率による級別などが基本的な選手の成績ではあるのだが、この2つに加えて年間の1着数や、その年に活躍した選手を表彰するのが、優秀年間表彰である。


    その年の成績によって表彰される選手が決定されるため、表彰式は毎年2月あたりに東京で行われる。
    2018年 競艇ボートレースの年間優秀授賞式
     
    こんな感じの授賞式

    この日ばかりはドレスコードがあり、普段は油まみれの競艇女子選手も、バッチリメイクをし、女子選手は着物を着て、男子選手はスーツ姿で参加するのが定番で、レース場では見えない姿をみることができる。
    まあ1年間頑張ったご褒美的な意味合いが強い式のようなので、直接金が多く貰えるとかではなく、選手にとっては栄誉的なものだろう。


    今年は六本木で建設中の「ボートレース振興会本社ビル」で授賞式があるか?とも思ったが、今年のは2月4日なので、先日の進行具合からみて間に合わないか。(?)



  3. 競艇ボートレースにおける表彰の種類

  4. 年間優秀表彰の表彰式だが、いろいろ表彰される部門があるので、それを紹介したい。

    《最優秀選手》
    前年一番成績を残した、その名の通り最も優秀だった選手に贈られる。
    2014年にはグランプリを優勝していない菊池孝平が獲得したこともあったが、基本的には、グランプリを優勝して獲得賞金が一番高かった選手が受賞するのが通例だ。
    そもそもグランプリ出場自体が難しいので、一年間安定した成績を残した選手しかこの賞を手にできない。


    《最多賞金獲得選手》
    これも名の通り、最も獲得した賞金が多い選手に贈られるものなので、基本的には前の「最優秀選手」と同じ選手に贈られる。
    プロの選手である以上、獲得した賞金というものがいかに大事かが分かる。


    《記者大賞》
    大手新聞などの記者の投票によって決まる賞で、これも基本的には最優秀選手と同じになる。
    つまり獲得賞金が年間トップだった選手は自動的にこの3賞を貰えるといっても過言ではない。


    《最高勝率選手》
    年間を通じて、一番勝率の高かった選手に贈られる賞で、素直に「勝率だけ」で判断されるので、SGやG1などを優勝していなかったり、グランプリに出場してなくても獲得することができる賞だ。
    一般戦を主力にしている選手が1着を取り続ければ、それこそ獲得できるであろうが、SGHやG1を主に走っている選手は、そのレースレベルの高さゆえに、勝率に関わる得点が増すため(SGは3点、G1は1点)大抵がこのレベルのトップ選手が獲得する。


    《最多勝利選手》
    年間を通じて、一番1着が多かった選手に贈られ賞で、この賞は他の賞と違い、一般戦を主力に走る選手が獲得することが非常に多い。
    というのもSGやG1になると、どれだけ実力にある選手でも、その土俵では他の選手もレベルが高いために1着を取る事が難しくなり、これらをメインに走っている選手は1着数が伸びないのだ。
    それに比べて、実力差のある一般戦なら1着を取りやすくなるので、一般戦をメインに走っている実力者がとる事が多いのだ。


    《優秀女子選手》
    女子選手の中で一番成績が良かった選手に贈られる賞で、基本的には、獲得した賞金が一番多かった選手に贈られるので、年末のクイーンズクライマックスを優勝していなくても、獲得する可能性が大いにある。
    一年間、安定した成績を残し、賞金をコツコツと積んできた選手が多い。


    《最優秀新人選手》
    選手登録された日の属する年から3年以内の新人選手の中で、最も成績を残した選手に贈られる賞で、選考基準としては、獲得賞金や勝率、1着回数、優勝回数などを総合して選ばれるので、抜けた成績の選手がいない年は、選定が難航することもあるみたいだ。


    《特別賞》
    惜しくも、これらの賞に全て該当しなかったが、年間を通して活躍した選手を特別に選んで贈られる賞で、SGを複数回優勝する選手や、クイーンズクライマックスを優勝しながら、最優秀女子選手の選出されなかった選手などに贈られることが多い。
    該当者がいない場合もあるので、毎回必ずある賞ではないようだ。



  5. 近3年間の表彰された選手

  6. 基本的には毎年表彰される選手は変わるのだが、賞によっては連続で表彰される選手もいるので、ここ最近の表彰選手を見てみる。

    ❶ 最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞
    2016年 瓜生正義
    2017年 桐生順平
    2018年 峰竜太

    ❷ 最高勝率選手
    2016年 峰竜太
    2017年 峰竜太
    2018年 峰竜太

    ❸ 最多勝利選手
    2016年 渡辺浩司
    2017年 吉川昭男
    2018年 田頭実

    ❹ 優秀女子選手
    2016年 松本晶恵
    2017年 遠藤エミ
    2018年 小野生奈

    ❺ 最優秀新人選手
    2016年 山田祐也
    2017年 羽野直也
    2018年 大山千広

    ❻ 特別賞
    2016年 石野貴之
    2017年 石野貴之
          長嶋万記
    2018年 毒島誠
          松本晶恵


    こんな感じだが、凄いのが最優秀勝率の峰竜太である。

    2016年〜2018年まで獲得しているだけではなく、その前の2015年も獲得しているので、これまで4年連続である。

    これはとてつもなく凄い記録であり、2月4日の授賞式で2019年も獲得したなら連続受賞記録を更新する事になる。

    年間優秀表彰は、どうも誰が獲得したかが記憶に残りづらいので、もう少し注目しておいてもいいかもしれないと思うのだった。


無料予想のある、優良競艇予想サイト

  • 見解が凄い。競艇・競馬・競輪の無料予想が1つのアカウントで閲覧可能。

     7/24には「ファンタジスタ村上予想」で、若松6R(21.9倍)→若松10R(17.8倍)とコロガシで、15万 4860円の払戻し。
    競馬予想も、競艇予想も、競輪予想も、なんと1つのアカウント全ての無料予想の閲覧が可能となる。また、この三競競艇という競艇予想サイトも提供される予想に「必ず載ってる」見解が秀逸なので、無料情報でも参考になる。

  • 【優良】

    安い。3000円からで無料予想の的中率、回収率も高い!

     7/19には「KING」というコースで、江戸川7R(25.1倍)→江戸川10R(26.1倍)と、2レースとも5〜6点で転がしが成功し、19万 5750円の払い戻し。
    リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。

  • 【優良】

    競艇道と同じIPだが随分と違う。

     7/17ラリアットデイ」という予想で常滑7R(14.7倍)→常滑11R(11.4倍)と2レースともわずか4点でコロガシを成功させ、20万 8620円の配当となった。
    闘魂ボートでも無料予想の長期検証を2回、2ヶ月もかけて行ったが、結果が良かったので注目することとなった。

  • 【優良】

    競艇ジャンキーTの知識と情報、見解がスゴイ

     7/17にはモーニングパック(ブログ)というプランで三国5R(26.5倍)→三国7R(21.6倍)と、2レースとも5〜6点で的中させ、17万 640円の払戻し。

    業界一の競艇の知識を持つサイトではないだろうか。実際に予想担当者が現地で収穫した情報やブログなど、生々しい本物の情報が提供されるのはココだけだと思う。
    無料予想とコンテンツだけでも十分に楽しめるサイトだ。

  • 【優良】

    見解はないが、提供する予想の精度はいい

     7/11イン鉄板コロガシ」で三国11R(16.9倍)→宮島9R(13.2倍)とコロガシ成功、26万 6640円の払戻し。
    無料予想の見解が載っていないのが少し残念ではあるが、的中率、回収率は良いのでヨシとしよう。

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/22

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競艇快進撃の集客サイトは、記事の公開当初から「ありえない戦績」で客を集めをしていた。

このグループサイトに限って「13戦13勝の的中率100%」など「ありえない」と、競艇検証.comでは「はじめから警告」していたが、予想通りとなった。
実際に「競艇検証.com」が15レースだけ検証したところ、予想精度は的中率13%(15戦2勝 13敗)の、回収率22%は損失額-23万 4400円となった。

さて、今回検証する競艇予想サイト「競艇快進撃」の無料予想(無料情報)は、2024/07/22の児島2Rで提供された買い目である。

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇快進撃の無料予想(2024/07/22)

児島2のレース結果:3-1-5

このレースの予想で重要なのは、1号艇今出逃げ切れるかどうかである。

舟足自体は普通で特に良いというところはなく、足的には推せるレベルではなかった。さらに、直近6ヶ月間のイン戦での1着が0回というデータからも、さすがにこれでは逃げるとは言えないだろう。


足的には3号艇山口に分があった。スリット近辺の行き足から伸びにかけての足が良く、センターならその良さを発揮できそうだ。ただし、まくり切る力はないため、まくり差しで1マークは来ると予想できる。
2号艇西村が転覆後で機力が不安な状態である事を考えれば、突き抜ける可能性は高かった。


山口に続くのは、インから踏ん張る今出や、4号艇飯山5号艇梅原の外勢だろう。
中でも梅原はターン回りの足が良さそうだったので、5コースからでもしっかりまくり差して続ける雰囲気はあった。逆に、山口の引き波を受ける西村は厳しかったように思う(足的にも弱い)


競艇快進撃の予想は山口1着は良いとして、西村を絡めた予想が多い点が気になる。山口がまくり差しに行けば西村は厳しくなるため、1マークの展開を読み違えているといえる。そもそも、転覆後の選手を推すのは不安要素が多いので避けるべきである。

3連単は5番人気決着となり、お客さんの方がレース展開をよく理解していたようである。




2024/07/25

舟王という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「舟王」という競艇予想サイトの検証は2年以上前に検証を行ったが、ここ最近またフネラボ風の集客サイトが集客をしているので、競艇検証.comでも再検証を行うことにした。


さて、今回検証する競艇予想サイト「舟王」の無料予想(無料情報)は、2024/07/25の尼崎5Rで提供された買い目である。

舟王という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 舟王の無料予想(2024/07/25)

尼崎5Rのレース結果:1-3-4

ルーキーシリーズ最終日。やはり最終日という事もあり内有利の流れにはなるのだが、このレースも1号艇金田の逃げで大丈夫であった。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
昨日の準優こそ一発勝負でチルトを2度にしていたが、ここはすんなり戻してくるだろう。


あと、最近の金田のイン戦が安定しているのもある。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
直近10走では1着6回・2着3回と結果を残している。
スタート遅れも考えづらいので、先マイすれば最低でも2着以内には入着していたはずだ。
軸信頼で良い


2・3着候補も3号艇佐藤で十分だ。惜しくも予選突破を逃したものの、日に日に気配はアップしている。
特に回り足が良いので3コースならまくり差しに入ると想定できた。


佐藤がまくり差しに入れば4号艇中村が浮上してくる。 行き足が良くなっているので、1マーク冷静に差し続けば問題なかった。
足的には5号艇中島も軽視はできなかったように思う。


逆に、佐藤の引き波を受ける直に受ける可能性のある、2号艇島川は割引きが必要だった。


予想は「1=2=3」のBOX舟券。
佐藤の攻め方を読み違えていた予想であったと思う(佐藤外マイの想定だろう)