競艇予想サイトの裏情報など嘘。内部の情報漏えい、八百長など無い。
▼ 競艇予想サイトの裏情報など嘘。内部の情報漏えい、八百長など無い。
競艇予想サイトの「内部関係者」は、ウソ
最近の競艇予想サイトは、どこも同じ
「自社運営の集客用SNSばかり」でも書いたが、「競艇RITZ」や「スピード」などを運営しているグループサイトをはじめ、競艇もろくに知らなそうな競艇予想サイトが、「現役の内部関係者から情報をもらっている」だとか、「信頼できる元関係者の情報網から極秘情報をもらってる」などといったことを書いてるのを多く目にする。↑こんなことばかり書くが証拠は無い。
さも本当に競艇関係者や施工者などと繋がっていて、どこにも出てきていない関係者情報(裏情報)を掴んでいるように匂わせた文言で、客を釣っているのだが、
他に言えることないのだろうか?
こんなこと書いてるようなサイトで共通して言えるのは、どのサイトも販売提供しているレースに対し、レース見解など書けてるところが無いこと。
どこも証拠の提示もできないような「裏情報」という言葉だけで強引に集客しようとしていることだ。競艇をナメるな、とファンは言う。
長年競馬と、競馬予想サイトを見てきて、競艇予想サイトについて独自に調べていると、競馬と競艇が決定的に違うことと、そのような関係者情報が無いことがよくわかる。
「内部関係者ってだれそれ? 競艇なめんな!そんなんあったらとっくに金持ちになってる」と、競艇ボートレースに詳しいスタッフは口を揃えて言っている。
ではなぜこのような適当な文言をみると競艇ファンが不快になり、怒りが湧くのかというと、競艇選手もその関係者も、相当厳しい管理体制のもとで、レースを開催していることを知っているからだ。
競艇ボートレースというものは、ギャンブルである以上、そういった不正を疑われるようなことが起きてしまっては、誰も舟券を買わなくなるであろうことが明らかで、当然といえば、当然である。
では、具体的にどういった規制や管理が行われているのであろうか。競艇選手自身における管理
競艇ボートレースの規制や管理について
競艇ボートレースでの規制や管理だが、まず最初に挙げたいのは、競艇選手自身における管理だ。
これは当たり前すぎて、書かなくてもいいくらいのレベルだが、競艇選手は「現役である間」は舟券購入ができない。
それは「モーターボート競走法」で決められた規則だ。
レース開催時の「通信」においても制限があり、競艇選手は、レース開催初日の前日に、モーター抽選やその他作業をするために「前検入り」をする。その前検時に、
全ての通信機能がある機器を、施工者に預ける「規則」がある。
最終日の管理解除で返してもらえるのだが、この間、携帯が無いので家族とはもちろん、彼女や遊び相手のキャバ嬢とも一切連絡をとることができない(笑)
そうすることによって「明日のこのレースでわざと負けるから俺意外から舟券買うように」とか、「人気背負うインの○○さんを、潰しにいくから、そこ外して高配当の舟券買うといい」…などといったと情報を連絡させないようにするのだ。
逐一連絡することができないとなれば、こういった発想すらでなくなるだろう。
そして違反するようなことがあれば、本人に悪気があるとか無いは関係なく、重いペナルティーが課される。過去にうっかり携帯を持ち込んだ選手に罰則
調べてみると、
10年以上前に1度、2008年に郷原章平選手が芦屋競艇のあっせんで、携帯電話を持ち込んだことにより約半年の間、レースに出られなくなったという事例があった。↑厳しい管理体制なので、八百長などありえない。
故意ではなく「渡し忘れ」の不注意であったみたいなので、半年で処分は済んだようだが、「渡し忘れ」と言うだけで半年間無職はかなり辛いはずだ。
当時の郷原は期待の若手で、SG出場も決まっていたくらいの選手であるから、よけいに自分がやらかした失態に頭を悩ませたはずだ。
こんな体制なのに、ろくに見解も書けない予想サイトのように、元レーサーが現役の選手から情報を聞き出すことなど不可能だし、競馬以上に管理体制に厳しいのが「競艇」だ。選手の親族に対しても厳しい競艇
前の章で現役選手に対して厳しい管理があると書いたが、ではその選手の親族に対してはどうなのだろうか?
選手と共に生活をしている家族には、ある程度の規制がなくてはならないのではないだろうか?選手の親族に対する罰則
調べてみると、実際のところは競艇選手の親族が舟券を買ってはいけない、といったような法律は無いようだが、選手の親族が舟券を購入することは、モーターボート競走会の方から自粛するようにと指導はされているようである。
もし選手親族の舟券購入がバレたりすると、選手本人に対して、「親族の舟券購入に選手本人が関与していないか」等の調査・尋問をかなり厳しくされるようだ。
選手本人が、妙な疑いをかけられても仕方がないので、親族に舟券を購入しないよう自粛を促すだろうし、そんな迷惑かけてもしょうがないから無理して買わないだろう。競艇場の施工者や、整備士等も舟券は購入できない
「競艇場の施工者や、そこで働いている整備士等も舟券は購入できない」ということも、如何わしい競艇予想サイトを運営している運営者達は知らないのだろうか?整備士は舟券買えるのか?
コレも当たり前のことではあるが、「整備士」はモーターの調子等を左右できるくらいの位置にいる。
不正をしようと思えばモーターを勝手に調整し、昨日まで噴いていたモーターを、噴かないように「悪く調整」することもできるだろう。
その整備士が舟券を買えたとしたら、それこそ金目的で不正をすることも可能だ。
従って、整備士等の現場関係者は購入できないようになっている。施工者は舟券買えるのか?
「施工者」にしても、ギャンブルの胴元が不正をしていたとなれば、そんなのはギャンブルでもなんでも無い。皆興ざめだ。
だから購入などできるわけがない。
仮に整備士等が、自分は賭けないにしても、知り合いに㊙情報として、なにかしらの情報を流していたとしても、そのことがバレた段階で、即刻クビだし、その整備士が触ったエンジンが毎回不調になればバレないわけがない。
仮にできたとして数回だ。そんなのスグに選手が気づくし、そんなリスクを負うことは、まともな考えをしている者ならば、絶対にしない。
…そもそもいくら整備士が何か不正をしようが、記者に情報を流そうが、結局走るのは選手自身であることから、選手の協力無くして、八百長はできない
では、その選手が協力する可能性はあるのであろうか?八百長やって、選手自身の得になるのか?
競艇は、選手の協力なくして八百長は不可能。
前章で書いたように、結局走るのは選手自身なので、競艇の場合は特に選手の協力無くして八百長はできないだろう。
選手自身が仮にわざと負けたり、何かレースにおいて「行動」することで、選手自身の得になる事があるか?わざと「邪魔して」八百長は可能
まず1つ目に考えられるのは、特定の選手(人気している選手)を邪魔して負けさせるということは可能だ。
自分の勝ち負けは置いといて、特定の選手だけを負けさせるレースをすることは一応可能だ。
進入から、わざと深い進入に持ち込ませて、スタートさせづらくする作戦もあるだろうし、もっとあからまさまに、その艇にわざと打つかって行くことだってできる。
実際、人気の選手と「実力ある自分」の2人が潰れれば、舟券的には買いやすくなるし、高配当もでるだろう。
しかしこれも前述したようにA1級の選手にしてみれば、彼らの金銭感覚的には金額的にもメリットが少なく、むしろ、圧倒的にリスクの方が高い。わざと「負ける」ことで八百長は可能
2つ目に考えられるのは、選手自身がわざと負けることによって、舟券的に恩恵を受けるパターンだ。
レースにおいて、100%勝つということは、どんな選手にだってできない。
それができるなら、不正うんぬんの前に、莫大な賞金を毎年稼ぐことができてるだろう。
しかし、負けようと思って負けるという事は、選手の判断でできてしまう。
スタート遅れてもいいし、ターンでわざとミスターンをしてもいいし、とにかく「負けること」はできる。
だとしたら、そこそこ強い選手が、1号艇で断然の人気を背負った時に、3着から外れるようなことがあれば高配当必死だろう。
「人気のあるレースでわざと負けるから、その時の舟券俺意外で買っといてよ。で当たった配当山分け」…と、知り合いにでも監禁される前から頼んでいたとするなら、理論上は可能である。
だが、はたしてこんな事をする選手が本当にいるだろうか?
そもそも「人気になる位の選手」ということは、勝率等も稼ぐような強い選手で、そんな選手がわざわざ勝率を落とすような事をするだろうか。
1着賞金を考えたら、最低でも10万くらいはあるだろうから、やるにしてもこの払戻額以上に「舟券」で儲からなければやる意味が無い。
しかも舟券買ってくれた共謀者との分配?? そんな少額でそんなショボイ不正するだろうか。
そして、それほど強い選手が、あからさまなことをしていたら、競艇ファンも、施工者も気づくだろう。
1000万くらいの儲けでも割に合わない。と言うことだ。
やるなら最低でも1億以上の儲けが無ければ、自分の選手生命と釣り合わないだろう。競艇ボートレースの八百長をするメリット、デメリット
…これらの2つくらいが直接選手自身が、関与できるであろう不正なのだが、平均年収 1,600万円で、稼いでいないB級選手ですら 1,000万円弱年収がある職業で、そんなちっぽけな不正をするだろうか?
ましてや60歳くらいまでできる、スポーツにしては異常なくらい選手寿命の長い職業を、捨てるバカはいないと私は思う。
もし仮にやる奴が出たとしたら、それは本人が自ら進んでやる時だろうし、協力者がいたとしたら「少人数」なのはマストだろう。そしてそれをやる奴がいたとしたら、かなりの実力者で、1回や2回ではすまない気がする。ましてやよほど悪質なところに弱みを握られるような、漫画のような話出ない限り、本人がやるならまだしも、リスクと儲けが釣り合わないような情報を競艇予想サイトなんかに渡すハズが無い。
残念だが競艇予想サイトの言うような「マル秘情報」など、無いのだ。2019年、前代未聞の競艇詐欺の逮捕事件
西川昌希の競艇ボートレース八百長
(追記:2020/3/10)
上記のコンテンツ記事は「2019年2月12日」に書いたものだが、それから約1年後、2020年1月に前代未聞の「競艇ボートレース詐欺の逮捕事件」がおきた。→逮捕直前に引退した西川昌希の、八百長 競艇ボートレースの八百長が成立する条件
ベテランの競艇選手が犯罪者に堕ちるほどの「八百長」事件だが、今回の事件によりより厳しくなったのは言うまでもない。
以下が西川昌希が犯罪者になってまで犯した、
競艇八百長をする条件だ。実力のある選手が自らやる
西川昌希は、元A1級のボートレーサーだった。選手自ら八百長する
西川昌希本人が考え、親戚の男を誘った。少額の儲けじゃ割に合わない
3年間で3億以上購入し、配当は6億以上に達したらしい。舟券を買う協力者
親戚の男と共謀した。
11/14には「デイタイムコロガシ」というコースで、津7R(13.3倍)→津12R(21.0倍)と、2つともわずか4点で転がしを成功させ、16万 5900円の払い戻しとなった!
リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。