競艇(ボートレース)における舟券の人気別出現率
▼ 舟券の人気別出現率〜無料予想をアレンジするといい
競艇ボートレース予想において「舟券の人気出現率」に注目する
激変中の競艇ボートレース業界
週刊誌などの紙媒体でも「ボートレース」の広告を目にすることが多くなった。
「田中圭」や「渡辺直美」などのタレントを使用しボートレースの広告CMを出したりしていただけに「ボートレース」という名称が浸透している事に驚くことがある。(どの広告も「競艇」とは書かなくなった)
だが、いくらTVや雑誌で競艇のイメージがアップしたところで、所詮は「競艇 ボートレース」はギャンブルだから当然、金を賭ければ、儲けなければ腹立たしくもあり、競艇予想サイトなどに頼ったりもする。勝率を高めるために「舟券の人気」に注目する
…なのでこのコンテンツでは、競艇ボートレース予想をするうえで、勝率を高める為に「舟券の人気」というものに注目したいと思う。
「人気」を気にして買っている人がどれだけいるか分からないが、面白いデータとなったので、参考程度になれればいいかと思う。競艇ボートレース予想で、2連単、人気別出現率
2連単の人気別出現率に注目する
まず、2連単の人気別出現率から整理していきたいと思うのだが、2連単 1番人気が出現する確率は現在どのくらいのものなのだろうか?
実際に競艇をやっている人には「肌感」で予想してもらいたいのだが、答えは「24.8%」である。
この数字、個人的には「凄く高い」と感じたのだが、どうだろう?
30通りも買い目があるのに、4回に1回は一番人気の目が来るというのは、かなりの高確率ではないだろうか。
それと面白いのが、ここ数年の出現率は「異常」なまでの右肩上がりで上昇しており、以下に挙げたデータが、2010年からの一番人気出現率である。2010年からの1番人気出現率
年別 一番人気出現率 2010年 19.1% 2011年 19.7% 2012年 20.3% 2013年 21.0% 2014年 21.7% 2015年 22.2% 2016年 22.6% 2017年 22.8% 2018年 23.7% 人気別の出現率
…このような感じで、ここ10年で5%も上昇しているのだから興味深い数字だ。
では「人気別の出現率」はどうだろうか?
これも以下のようになる。
人気 出現率 累計出現率 1番 24.8% 24.8% 2番 16.6% 41.4% 3番 12.0% 53.4% 4番 8.5% 61.9% 5番 6.1% 68.0% 6番 4.8% 72.9% 7番 3.8% 76.6% 8番 3.3% 79.9% 9番 2.5% 82.4% 10番 2.4% 84.8% データの注目すべき箇所
まず初めに注目すべきデータは、3番人気までの目が 50%以上も発生しているという事だ。
「半分以上のレースが、3番人気までで決着している」とは、私も調べてみるまで思いもしなかった。
体感では40%くらいか?…と、思っていただけにその衝撃は大きい。
まあ「人気」自体が、競艇ファンが考え抜いて出したものなので、順当に決まるのが普通といえば普通だ。
だが、冷静にこの数字を見ていると、無謀に人気のない買い目を買うのは「ギャンブラー」であり、5番人気まで広げると70%近い確率で発生するのだから、競艇を「楽しむ」ことをやめ無心にデータに沿って買えば低配当でも大負けしないのは間違いないことが分かる。競艇ボートレース予想で、3連単、人気別出現率
3連単の人気別出現率に注目する
予想外の「2連単人気別出現率」で、けっこう打ちのめされたのだが、気合いを入れ直して「3連単 人気出現率」にいきたいと思う。
ご存知のように競艇ボートレースの3連単は 120通りもあるので、5番人気ごとに区切ってその出現率を見てみよう。
人気 出現率 累計出現率 1〜5番 37.3% 37.3% 6〜10番 54.4% 54.4% 11〜15番 11.0% 65.4% 16〜20番 7.3% 72.7% 21〜25番 5.2% 77.9% 26〜30番 4.1% 82.0%
120通りある3連単の目だが、その半数が10番人気までで決まる。
このデータは想像通りで、むしろ11番人気以降で半数決着するというは割と多いのではないかと思った。…そういう意味では、この半数の10番人気までというのが、一つの基準ともいえるのではないかと思う。アナタは本命党か、穴党か?<
「本命党」なのか、「穴党」なのかの一つの判断材料になると思われるから、自分がどちら側をよく買う傾向にあるのかを、把握しておくといいかもしれない。万舟のボーダーライン
あと出現率とは関係ないが、平均配当を見ると31番人気以上から1万円を超えるので「万舟のボーダーライン」は31番人気ということになる。場別3連単人気傾向
各競艇場ごとに見た勝率<
最後に「各競艇場」ごとにはどうだろうか?
「競艇の1コースの勝率」で書いたので見て頂けると分かるが、「大村」などの「イン最強水面」が、平均人気でも一番になるのだろうか?
ずばり「その通り」で「大村」の平均人気は12.7で1〜5番人気で決まる確率も 45.6%と、24場で一番高い。
ちなみに31番人気以降の確率は 11.5%と驚異的に低く、「「大村」で穴を狙うのがいかに難しいか」が分かったw(競艇予想サイトで予想買っても、こういうことを知っておくと自分でアレンジができる)
「大村」に次いでのイン水面である「徳山」も平均人気は 13.3と低く、42%以上もが5番人気までで決着する。やはり、インコースの強さというのと、人気別出現率には相関性があるようだ。
では逆に平均人気が高い、つまりは人気サイドで決まりづらいのはどこか?
これも想像通り「戸田」である。
「戸田」は「競艇の1コースの勝率」でも書いたように日本一インが弱い競艇場であるからだ。
平均人気は 20.8であり、1〜5番人気で決まるのは 29.5%しかなく、31番人気以降で決まる確率は 23.4%もあり、この数字は31番人気以降の数字の中では一番高い。
インコースが弱いために、人気がばらついているのが、この結果の要因と思われる。
以上「舟券の人気別の出現率」だが、どうだろう?…「納得」されたり、「意外」と思われたりと様々だろうが、まぁ普段「何番人気か」というのはレース後に確認することが多いので、そこまで重要ではないのかもしれないが、一つの目安として覚えておくと、役に立つのではないだろうか。
11/14には「デイタイムコロガシ」というコースで、津7R(13.3倍)→津12R(21.0倍)と、2つともわずか4点で転がしを成功させ、16万 5900円の払い戻しとなった!
リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。