最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,783

競艇(ボートレース)における名勝負を、動画と解説とともに紹介。競艇予想サイトでも予測不可能!

▼ 競艇ボートレースにおける名勝負を、動画と解説とともに紹介

  1. 競艇の名勝負!

    競艇(ボートレース)という競技は、スタートして1マークを旋回したところでだいたい1着は決まる
    そこで決まらなくても、1周2マークまで終わるとほとんど決まっているのが「競艇」という競技だ。

    …コレは「競艇の1コースの勝率」でも書いたように、先に走っている艇の引き波の影響を受ける為、1度前に行かれてしまうと、逆転するのが非常に難しいからだ。

    競馬や競輪などの公営競技とは違って、最終ゴール前での攻防なんていうのもほとんどない。
    1周目1マークに、勝負ポイントが集約しているのも競艇の特徴なのだが、それゆえ元々競馬をやっていた私からすると、今でもちょっと物足りなく思うことがある。

    しかし、ごく稀ではあるが、1着争いが、3周目の最終ターンマークまでもつれるレースもあったりするし、3周目までとはいかないまでも、1周終わった段階で決着がついてないレースとかもある。
    …そういったレースを、競艇では名勝負と呼んでいる。

    「1周終わった段階で決着がついてないレース」…それくらいで「名勝負」なのか?…と、思う人も多いだろうけど、そんな「名勝負」の中でも、その舞台がSGやG1などのであれば、盛り上がりは凄い。
    優勝戦などのシーンであるなら「後世に語り継がれるようなレース」とも言われるレースになる。

    SGやG1クラスになると当たり前だがランクの低い選手は紛れていない。皆上手な選手ばかりなので、一度先頭に立ったら抜かれることはほぼ無いのだが、一般戦などで、格下の選手が前を走っていて、格上の選手が後ろを追いかけているという状況ならば逆転の可能性は割とあるから面白い展開が見られることが多い。


    今回は「平成」に起きた名勝負レース

    を、ピックアップしたのでいくつか紹介したいと思う。



  2. グランプリ優勝戦での名勝負

    前述した通り、SGやG1クラスになると逆転はまずない。…のだが、競艇界の最高峰のレース、グランプリの優勝戦において、3周抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げたレースがある。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦だ。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦は競艇の名勝負
    第10回グランプリ優勝戦動画



    この「第10回グランプリ優勝戦」は、ベタ中のベタと言われるくらい、競艇ファンなら誰しもが知っているような、名レースだ。
    そんなレースを改めて紹介するのもどうかと思ったが、この競艇検証.comの記事読んで、競艇に興味持ってもらえたら嬉しいので、挙げることにした。

    第10回グランプリ優勝戦」の解説だが、1号艇には前年グランプリ覇者の中道善博、5号艇にはその当時は若手艇王植木通彦。…1周目1マークを回った段階では、1号艇中道がリードして優勝かと思われたのだが、2マーク中道が少し流れたところを5号艇植木の差しが決まる。
    またしてもこれで決まりと思われたのだが、2周1マーク、内から中道ダンプ(艇をぶつけること)して再度逆転。
    それから3周目2マークまでどちらが勝つのかまったく分からないような接戦を繰り広げ、最終的には植木に軍配が上がるのだ。

    グランプリという最高峰の舞台で、こういった接戦のレースが見られるというのは、当時を知らない私が今見ても興奮するものだ。
    「グランプリ」だと普段だとしないようなことも起きる。お互いが普通じゃない状況であるからこそ、ちょっとしたミスなどが生まれて、逆転が起きるということもあるかもしれないが、凄いレースであることに変わりはない。



  3. 丸岡VS瓜生、世紀の一戦

    こちらも、SG優勝戦での名勝負だ。
    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦である。

    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦は競艇の名勝負
    第55回ボートレースダービー優勝戦動画



    このレースは「21世紀最高の名勝負」との呼び声高いレースだ。…まぁ、21世紀を締めるにはまだ早く、これからも続くので「現段階では」ってかんじ。

    この「第55回ボートレースダービー優勝戦」の解説をすると、1周目1マーク、1号艇の「丸岡正典」も3号艇の「瓜生正義も、お互いターンが流れているのだが、わずかに瓜生の舳先が丸岡の艇にかかり、2マーク先にターンするのだが、そこに丸岡の渾身の差しが入る。
    わずかに先頭にたった丸岡瓜生ツケマイ(外を旋回すること)を連発するのだが、それをことごとく耐え続け、3周目2マークの差しも封じて丸岡が優勝するのだ。

    ひとつこのレースについて言えるのは、瓜生のターン技術が素晴らしいという事と、それに応えるくらいモーターも良かったのだ。

    普通だともっとターンが流れてしまって、最後まで接戦ではなく、早くに決着しているレースなのだが、それが流れずに、接戦に持ち込んでいるというのが凄いトコだ。

    勝った丸岡も凄いのだが、このレースを名勝負たるレースにしたのは、瓜生のターン技術とモーターである。



  4. 果たして勝者は?

    これまではSGにおける名勝負を紹介したが、G1優勝戦における名勝負も紹介したい。
    2005年 9月13日、開設49周年記念 G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦だ。

    2005年 9月13日、開設49周年記念G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦も競艇の名勝負
    桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦



    まずこの「G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦」だが、レースに関しては、レース動画を見てもらいたい。

    凄くないだろうか(笑)?

    「逆転」というよりも、最後の最後まで誰が勝つのか分からないレースだ。このレースを買っていた人は、どういった気持ちでみていたのだろうか(笑)

    ではこの「桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦」の解説だが、1周目1マーク回った段階で、当たったと思った人は2マーク時には、悲鳴に変わっているだろうし、逆のパターンもあるだろう。
    どちらにせよ、そういった名勝負が見れたという事では、皆満足しているのではないだろうか。…いや、外れたらしてないか(笑)


    このような感じで、競艇にも熱い名勝負が沢山あり、今回紹介したのはその中のほんの一部に過ぎないのだが、もしも今後も紹介したいレースがあったり、このようなレースに負けないような名勝負が生まれれば更新しようと思う。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

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2024/11/18

ボートテクニカルという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

約2年ぶりボートテクニカルの無料予想を再検証した結果は、なんと22戦、全滅といった超低レベルなものだった。

ここまで低い予想精度は、今の競艇予想サイト業界には無いのではないか?その酷さには失笑でしかない。


今回検証する競艇予想サイト「ボートテクニカル」の無料予想(無料情報)は、2024/11/18の戸田11Rで提供された買い目である。

ボートテクニカルという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートテクニカルの無料予想(2024/11/18)

戸田11Rのレース結果:1-3-4

戸田一般戦最終日。
当然だが最終日は、スタートが揃いやすくなるので内が有利となる。


このレースの1号艇は宮崎
惜しくも優出を逃したものの、足はスリット近辺の行き足中心に戦えるレベルには十分ある。スタート勘も合っており、先マイ必至であった。
逃げ切り有力で、逆転があるとしても差しでのものだろう。1着軸で予想を組み立てるのが自然だ。


もちろん技量では3号艇丸岡も負けてはいない。
ただ伸びて行くような足ではないので、着確保の外マイになると想定できる。
そうなれば2・3着は堅いと思う。

まくり差しに行けば逆転も一考という所だが、そのまくり差しが決まる確率は高くはなかった。
あくまで一考というレベルである。


足的に分が良かったのは5号艇林だが、さすがにコースが遠い。
5コースから自力でまくったりするのは厳しいので基本展開待ちとなる。
2・3着ならあるだろうが、本命視はできなかった。


ボートテクニカルの予想はその林の1着固定
その上イン宮崎が相手に含まれていないので、的中する確率は限りなく低い


これが「本気」なのだとしたら、この予想をした担当者はさっさと辞表を出した方がいい。
コレ、もう「わざと外しに行っているのだろうか」と、本気で思うレベルだ。


ボートテクニカルの予想の意味が全く分からなかった
22戦、全滅といった低次元な予想精度といい、「ボートテクニカル」の予想担当者に給料?まで払って予想をさせている意味も分からない。即クビだろ


何年経っても「ボートテクニカル」の予想は考察するまでもないレベルということだ




2024/11/20

アップボートという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト「アップボート」の無料予想(無料情報)は、2024/11/20のびわこ5Rで提供された買い目である。

アップボートという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アップボートの無料予想(2024/11/20)

びわこ5Rのレース結果:3-6-1


開催5日目の一般戦。
基本的には準優組が圧倒的に有利である。モーターの仕上がりが整い、レースでのリズムが良いことがその理由だ。
このレースでは1号艇金子3号艇有賀6号艇君島準優組であった


そうなると金子のイン逃げが有力かと思われがちだが、懸念材料がある
有賀の3コースでの実績だ。

有賀はセンター枠の3コースが得意としており、1着率は約35%に達する。この数字はインコース以外では非常に高いものであり、特にまくり差しでの勝利が目立つ。


今回のレースでも、1マーク先マイするのは金子だろうが、2号艇藤井スタートが安定していないので、まくり差すには好都合の展開と想定できる。
そうなれば金子のイン逃げが盤石とは言い切れず、有賀が逆転する確率も五分程度はあると見るべきだろう。


6号艇君島はコース遠いが成績が表す通り、足は良い。
2日目に6コースから、3日目には5コースからそれぞれ1着を取っているように、今節の君島は外を苦にしていない。
このレースでも着絡みは必至であった。
正直この3選手だけで良かった


予想はイン金子に信頼を置き過ぎである。
準優組3者で決着濃厚だっただけに、このBOX予想で問題なかったのだ(藤井絡みの予想が全く要らない)
そういう意味で抜けがある予想であった。