競艇(ボートレース)における面白い冠協賛レース名や、企業向け、個人向け冠協賛レースの料金
▼ 競艇ボートレースにおける面白い冠協賛レースタイトルと料金
競艇の面白いレースタイトル
競艇ボートレースの開催タイトルで、かなりふざけた面白いレースタイトル名をたまに目にする。
競馬では考えられないタイトルも多く、例えば冠協賛レース(金を払えば自分の好きなレース名を付けられる)で「大根おろしの彼女募集記念レース」のように冗談としか思えないレースでは、女性アナウンサーが笑ってしまう、放送事故までおきた(笑)→YouTubeで見る
「大根おろし、38歳 会社員群馬県南部在住、ボートピア岡部をはじめ桐生戸田を愛する男、人柄はいいのに何故か女性に縁がない、ここいらで〜」…って、何言わしてんねん、と言いたくなるような面白いものがあり、競馬とはそこらへん、随分と違うようだが一体どうなっているのだろう?競艇のレースタイトル名
競艇ボートレースにおいてSGなどだと、毎年開催場所こそ変わっても、基本的にはレースのタイトル名だけは変わらない。
…まぁ2014年には、タイトル名を一新してたので「絶対」ではなく、「賞金王決定戦」は「グランプリ」になったし、「総理大臣杯」は「ボートレースクラシック」にもなっており、全然名前が違うものになったものもいくつかあり、改名当初は馴染みが薄く、慣れない感じであったらしいのだが、いまではもうすんなりと受け入れられるくらいにまでなってきているのではないだろうか。
変更は過去に何度かはあったものの、基本的には変わらずにいるのがSGのタイトル名だ。
同様に、各競艇場における周年記念レースも、多少の改名はあったものもあるものの、基本的には同じ名称が変わらずにずっと続いている。
SGやG1レベルになると、伝統や歴史があるので、タイトル名にも馴染みというものがあるだろうが、一般戦になると冒頭にも可笑しなタイトルを紹介したが、よくわからないタイトル名や、冠協賛レースが妙に増えているのが現在の競艇ボートレースの状況だ。
調べてみると、昔はタイトル名のついていない、「一般競走」というものがあったらしい。
2003年あたりまでは、普通の一般戦の約半数はこの「一般競走」というものだったようだ。
それが、2004年頃から徐々に減っていき、2007年には14%くらいで、2011年には3%(22開催)くらいまで減っていった。
2012年以降は、ほぼなくなり、2016年10月を最後にこの「一般競走」というタイトル名は無くなったのである。
確かに、レースに名前がついてある方が、なんの味気もない「徒競走」とか言われてるような「一般競走」みたいな名前よりは良いとは思うが、何かしらの方針などがあったのかは分からない。
そこで次の項目からは、一般戦における、おもしろいタイトル名や、冠協賛レースを調べてみたので紹介していきたい。面白いタイトル名がついたレース
● オータムモーニングバトル〜私のイケメン選手権〜(唐津)
2018年 10月4日から9日まで行われた当レースなのだが、タイトル名についてある、「私のイケメン選手権」というところに目が引かれる。
「私の」…「え、誰の?」…と思わず問いたくなってくるのだが、誰かがイケメンを選んだのではないかという事は想像できる。
どうせファン投票で選ばれた選手だろ、とか安易に思いそうだが、そうではない。
実はこのレース、からつ競艇場の女性職員たちが選んだ選手80〜90人を競走会の斡旋課に提出した後に、級別や開催日程が考慮されて、46人の出場選手が決まったのである。
つまり「私の」の「私」は、からつ競艇場の女性職員の皆さんで、かなり、独特なレース斡旋の仕方となったレースだった。で、「その思い」がタイトルにも付けられているのだ。
中でも長崎支部の、飯山晃三選手は、自身がこのイケメン選手権に選ばれたのが不思議だったのだが、からつでその飯山を選んだ担当者が自ら、自信を持って私が選んだと説明していたらしい。
何にせよおもしろいタイトル名である。
● 尼崎市長杯争奪 尼崎城築城400周年記念競走(尼崎)
尼崎城築城400周年と、競艇のどこに関係があるのか不明だが、今現在尼崎は尼崎城の再建に沸いている。
なんでも 家電量販店エディオン(売上高はヤマダ電機、ビックカメラグループに次いで業界3位)の創業者である安保詮氏が、私財10億円を投じて尼崎城の再建をかって出たそうだ。
この城は、完成後に市に寄付されることから、レース開催当時それを記念してこういったタイトル名になったそうだが、そこまで貢献したなら「永久背番号」もとい「永久レース名」でもいいのではないだろうか。
レース開催時には、尼崎競艇内に尼崎城のふわふわ遊具が設置され、子供たちも大いに楽しんだらしい。
ちなみに、尼崎城はというと、もう完成されているのだが、まぁ現代人が再建したからか、完成直後だからか知らないが、なんだか昭和ゴ●ラの映画のセットのような見栄えだ。
まるで1/5スケールとかで踏み潰されてしまいそうに見えるのは、写真のアングルのせいだろうか?
● つるやパン提供 みんな大好き!サラダパン競走(びわこ)
他の地区に住んでいるいる人は馴染みが無いだろうが、実はこの「つるやパン」は、滋賀県ではかなりの有名な店らしい。
テレビ番組「秘密のケンミンショー」でも紹介されたくらいの、滋賀県民のソウルフードである。
開催中の指定席利用者に、この「サラダパン」がプレゼントされたり、優勝した選手にはサラダパンTシャツがプレゼントされたりと、タイアップレースらしさも随所にある。
そしてこのレース、2016年から毎年行われており、ここまでスポンサー感が出ていると、個人的には競艇ボートレースはもっとスポンサーを募って盛り上げてもらいたいので良い傾向だと思う。
● 津ぎょうざ小学校 春の交通安全運動(津)
交通安全だけは祈願したいのはわかるが、もはや競艇ボートレースを連想させるものはおろか、「〜競走」や、「〜選手権」という名も付いていないので、なんのことだかサッパリ分からないようなレースタイトルである。
あまりにも不思議なこのタイトルだが、こんなフザケたタイトルでも金さえ払えばOKで、こちらもすでに3回行われている。こんなレース名でさえ定番化しつつある。
この「津ぎょうざ」だが、津市内の学校給食発祥のご当地グルメで、市民団体「津ぎょうざ小学校」がこれを通して津の町おこしをおこなったり、情報を発信したりしている。
そういった活動の一環として、このレースタイトルが付いたみたいだ。
なので、決して地元の人々にとってはフザケて付けたレース名ではなく、共感を得ているもので、確かにこのレース名はインパクトがあるので、宣伝にはなっていると思う。
ちなみに津ぎょうざは、グルメフェスなどでも賞を獲得するなどしていて、非常に人気が高いらしい。
一度食べてみてみたいものだ。
このあたりが、代表的なおもしろいレースタイトルだが、この他にもいっぱいあるので、皆さんも検索してみてはいかがだろうか。冠協賛レースの料金
冠協賛レースの料金は、安い。
例えば「ボートレース浜名湖」の場合、ウェブサイトからも簡単に料金は確認ができる。
■企業向け、冠協賛レース
■ 募集対象
ボートレース浜名湖で開催される、4~6日間のノンタイトル一般戦
■ 協賛金
4日間:現金 20万円、もしくは相当額の物品
5日間:現金 25万円、もしくは相当額の物品
6日間:現金 30万円、もしくは相当額の物品
■ 協賛タイトル名およびPR内容の告知
出走表、場内テレビ、浜名湖ニュース、新聞広告、JLC、ライブ&リプレイ、ボートレース浜名湖ホームページなどでタイトル名等を紹介。
■ 冠協賛の特典
企業協賛の場合は、場内テレビにCM・PRビデオの放映、また場内の特設ブースでイベント・キャンペーンが無料で実施できる。さらに、冠協賛者を特別席に招待、1節間のタイトル協賛者および優勝戦のタイトル協賛者は表彰式に参加することができる。
■ 問い合わせ
浜名湖競艇企業団 宣伝課 冠協賛レース担当
■個人向け、冠協賛レース
■ 募集対象
ボートレース浜名湖で開催される1レース。
※ボートレース浜名湖の開催日程をご確認の上、問合せる。
※希望日の2週間前までに申し込みをする。
■ 協賛金
1レース:現金 1万円
優勝戦:現金 3万円
■ 協賛タイトル名およびPR内容の告知
出走表、場内テレビ、JLC、ライブ&リプレイ、ボートレース浜名湖ホームページなどでタイトル名等を紹介。
※ボートレース浜名湖場内ではレース開始前にタイトル名をアナウンスするが、映像内には音声は流れない。
■ 冠協賛の特典
当日の出走表、オリジナルクオカード500円分、冠レース映像DVD1枚(デッキ再生用)をプレゼント。さらに、冠協賛者を特別席に招待、優勝戦のタイトル協賛者はプレゼンターとして表彰式に参加することも出来る。
※特別席をご利用の場合、協賛日当日に案内文書を持参して来場すること。
■ 申込方法
申請書に必要事項を記入し、指定アドレスへ添付し、申し込む。
11/14には「デイタイムコロガシ」というコースで、津7R(13.3倍)→津12R(21.0倍)と、2つともわずか4点で転がしを成功させ、16万 5900円の払い戻しとなった!
リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。