「競艇ポセイドン」という競艇予想サイトを検証
「競艇ポセイドン」のトップページ
競艇ポセイドンの会員登録前のトップページは、このようなデザインになっている。
先ず第一に目につくのは、広告バナーの多さである。
有料サービスではない以上、広告収益で運営している可能性は考えられるが、操作性の面では明らかに使いづらい。
閲覧そのものがストレスになる構成だ。
「競艇ポセイドン」のトップページには「本日のレース予想」といった文言が表示されており、配色は本家のボートレース公式ページに寄せた構成となっている。
配色を似せる行為自体が直ちに問題となるわけではないが、あえてこのフォーマットを採用している点からは、利用者に馴染みのある見た目を優先した意図が読み取れる。
「競艇ポセイドン」の出走表ページ
「競艇ポセイドン」のトップページでは、開催中のレース場が青色で表示されており、クリック可能な仕様になっている。
場の表示部分をクリックすると、該当レースの出走表ページへと遷移する。
ただし、出走表ページに掲載されている情報に特段目立つ要素は見当たらない。公式の出走表に記載されている内容を、そのまま掲載しているだけという印象だ。
「競艇ポセイドン」の展開予想ページを検証
「展開予想」という項目が用意されているが、内容を確認すると、イン逃げの信頼度やイン以外の選手について、戦法が簡単に記載されているだけのページとなっている。
ただし、その「戦法」もボートボーイが生み出した新概念データを、そのまま文章化しているに過ぎない。(新概念データの詳細についてはここでは触れない)つまり、モーター性能や当日の気配を踏まえた、実戦的な展開予想は行われていないということだ。
筆者が確認した時点(2025年1月8日)の内容は、記載されていたのは、1枠が枠なり進入した際の1着率や2連対率、さらに差し・まくりといった決まり手ごとの1着率であり、数値が高い部分を単純に抜き出している構成だった。
競艇に詳しくない利用者であれば、「競艇ポセイドン」には分析されたデータが並んでいるように見えるかもしれない。
しかし、仕組みを整理すると単純で、インの1着率が高ければ「イン逃げ信頼」と表記し、イン以外の5選手の中で差し1着が多い選手を「差し」、まくり1着が多い選手を「まくり」と分類して、そのまま書いているだけである。
「展開予想」という名称とは裏腹に、レース全体の展開についての具体的な解説は一切なく、これでは競艇ポセイドンが実質的に予想を行っているとは言い難い内容だ。
「競艇ポセイドン」のAI予想確率や海神指数?
そして「競艇ポセイドン」の中核とされている「AI予想」の項目だが、内容を確認すると、さらに意味が分かりにくい構成になっている。
出目が延々と並んでいるだけで、その横に「AI予想確率」や「海神指数」といった数値が表示されているが、具体的な算出根拠や考え方についての説明は見当たらない。
さらに、3連単の上位5点までを的中実績として扱っているようだが、実際の内容を確認すると、筆者が検証した時点(2025年1月8日)の内容は、ほとんどのレースがイン逃げ前提の予想で占められており、特別な分析や独自性を感じられるものではなかった。
この程度であれば特別に高度な作業とは言えない内容だ。
「競艇ポセイドン」の「AI予想」のトリックが判明
さらに細かく確認していくと、一つ決定的な点に気づく。
筆者が検証した時点(2025年1月8日)の内容では、「競艇ポセイドン」は新概念データのみを根拠に出目を作成しているという事実が見えてきた。
1着率が高い選手が存在する場合(例えば2コースの逃がし率が高い状況)、5点までの予想は1号艇の1着を並べる構成になり、逆に他コースの1着率が高い場合は、その選手の逆転目を5点予想に加えているだけであった。
どこまでが本当に「AI」による分析なのかは判然としないが、これを「AI予想」と呼ぶのは無理があると言わざるを得ない。
仮にAIを用いているとしても、AIを使って生成するほどの複雑な処理には見えず、実態としては第三者が作成したデータを、そのまま当てはめているだけのような印象を受ける。
競艇ポセイドンへの集客サイトが無い理由
ネット上で「競艇ポセイドン」を検索してみると、検証を行っているサイトはいくつか確認できるものの、「競艇ポセイドン」への集客を積極的に担っているような外部集客サイトは見当たらない。
普段であれば、競艇予想サイトが公開されると、「フネラボ」「舟研」「解体新書」「競艇戦線」などの外部集客サイトが、不自然なほど早いタイミングで検証を開始し、初めから高評価を与えて集客を後押しする動きを見せる。こうした流れから、これらの集客サイトが予想サイト運営社と結びついていることは、ある程度容易に察せられる。
しかし、「競艇ポセイドン」はこうした一般的な競艇予想サイトの動きとは異なり、特定の媒体社と関連している形跡が見当たらない。そのため、前述の集客サイトによる積極的な集客対象にはなっていないようだ。
一方で、予想サイトと結びついた「検証サイト」風の集客サイトが、「競艇ポセイドン」のような独立性の高いサイトを利用し、「我々は予想サイトを公平に検証しています」といった姿勢を演出するための材料として扱っているようにも見えてしまう。
こうした構図を踏まえると、「競艇ポセイドン」は既存の運営社グループに属さない比較的珍しい立ち位置の競艇予想サイトであり、その点が集客のされ方にも影響している可能性が高い。
競艇ポセイドンという競艇予想サイト(ボートレース予想サイト)の基本情報を検証
競艇ポセイドンという競艇予想サイトの運営社情報を検証
「競艇ポセイドン」という競艇予想サイト(ボートレース予想サイト)のフッターを確認すると、一般的な予想サイトで必ず見かける「特定商取引法に基づく表記」へのリンクが存在しない。
もっとも、「競艇ポセイドン」は課金制の予想販売サイトではなく、予想を有料で提供する仕組みを採用していないため、運営社情報を掲載する法的な義務はない。
その結果、このサイトが誰によって、どこで運営されているのか、さらには電話番号やメールアドレスといった基本的な情報についても確認することができない。
こうした匿名性の高さは、一部の利用者にとって不安要素となる可能性がある。
「競艇ポセイドン」への問い合わせ先
競艇ポセイドンのフッター(サイト下部)には「特商法に基づく表記」が用意されておらず、「お問い合わせ」と書かれたテキストリンクをクリックすると、ブログのメールフォームのような問い合わせページが表示されるのみである。
通常であれば、「特商法に基づく表記」の中に運営者のメールアドレスが記載されているが、競艇ポセイドンではそのメールアドレスすら公開されていない。
この点は、一般的な競艇予想サイトとは性質が異なり、運営の透明性という観点では気になる要素と言える。
「競艇ポセイドン」の公式X
競艇ポセイドンのフッターには、「お問い合わせ」と並んで「公式Twitter」と書かれたテキストリンクが設置されている。
しかし、Twitterが新名称「X」へと変更されたのは2023年7月のことであり、すでに2年半以上が経過している。
それにもかかわらず、2026年となった現在でも「公式Twitter」という表記のままである点からは、サイト全体がほぼ更新されていない状況がうかがえる。
このような情報更新の遅れは、運営体制への信頼感を低下させる要因の一つと言えるので、個人的には更新した方が良いと思うなぁ。
実際に「公式Twitter」と書かれたテキストリンクをクリックすると、「競艇ポセイドン」の公式X(旧Twitter)へアクセスできる。
しかし、競艇ポセイドン公式Xの更新頻度は極めて低い。筆者が検証した時点(2025年1月8日)では、3年以上前の2021年の投稿や、5年も前の2019年の投稿が上部にピン留めされており、それ以外も5か月以上前の的中実績や、さらに古い投稿が散見される程度で、新しい情報や関心を引く内容はほとんど見当たらない。
このように更新が乏しく、内容面でも魅力に欠ける「競艇ポセイドン」の公式Xだが、公式Xのフォロワー数は、驚くことに「1万人」に達している。
前述のとおり、ほとんど更新されていない魅力の薄い公式Xでこの数字が示されている点については、疑問が残る。
もちろん、フォロワー数について断定的なことは言えないが、近年ではXのフォロワー数を購入すること自体は珍しくない。
実際、少し検索するだけでも、3500円で1000人分のXフォロワーを提供するサービスを見つけることができた。
このような手段が用いられている可能性についても、完全には否定できない。
競艇ポセイドンのIPアドレスとドメイン取得日
競艇ポセイドンのIPアドレス(送信元や送信先を特定するために使用される識別子)を調べてみると「163.43.102.65」なのだが、このIPアドレスと一致する予想サイトは、競艇検証.comと、競馬検証.comのデータベースには見つからなかった。
さらに、競艇ポセイドンのドメイン取得日(サイトURLを契約した日)を確認すると、「2018年08月05日」であることが分かる。
現在では競艇予想サイトが乱立しており、それらの運営社が管理する集客サイトも多数存在している。しかし、2018年当時は、競艇検証.comが立ち上がった翌年にあたり、競艇予想サイト業界全体がまだ「黎明期」と呼べる段階だった。
この時期にドメインを取得していた点からは、競艇ポセイドンの運営者が比較的早い段階で業界の動向を察知していた可能性もうかがえる。
競艇ポセイドンを退会する方法を検証
「競艇ポセイドン」には「会員」という概念はなく、会員登録するような機能も無いため、「退会」するようなこともない。
競艇ポセイドンが提供する競艇予想について抜き打ち検証
競艇ポセイドンの競艇予想を検証
とある日のレースの「展開予想」と「AI予想」を抜き打ちで実際に検証してみた。
この日のレースは、2号艇の山崎が2コース進入となる想定で、「1着率が21.1%ある」という理由から、1マーク展開の解説には「山崎の差し」と記載されていた。
AI予想(?)もこの前提をそのまま受け取り、山崎の1着を中心とした出目を多く並べているが、ここに致命的な問題がある。
5号艇の石川が前付けする可能性を一切考慮していないからだ。
石川は、外枠からでも前付けを行うことで知られており、ボートレースファンであれば誰もが把握しているタイプの選手である。
実際、このレースでも内側を取りに動き、2コースまで進入していた。
その結果、山崎は3コース進入となり、2コース前提のデータとは条件が大きく変わってくる。
さらに言えば、4号艇の杉田について「まくり」と記載されているものの、スタート展示・本番ともに実際の進入は6コースであった。
競艇ポセイドンが提供した情報は、すべてを枠なり進入と仮定し、新概念データに機械的に当てはめているため、このようなズレが生じるのである。
こうした内容を踏まえると、今回の予想だと「その程度のレベルの予想」と言わざるを得ず、この一例を見るだけでも「競艇ポセイドンの予想精度は、そこまで期待できそうもない」と判断せざるを得ない。
競艇ポセイドンの「ガチガチレース」・「穴レース」
また、「注目レース」の項目を見ると、「ガチガチレース」と「穴レース」という区分が用意されている。
「ガチガチレース」については、新概念データ上でインの1着率が高いレースを選別しているだけであり、実質的には2コースの逃がし率を加味したイン有利なレースを抽出しているに過ぎない。
一方の「穴レース」も、インの1着率がそれほど高くないレースを選んでいるだけで、明確な狙いや戦略が示されているわけではない。
一般的に「穴」と言うのであれば、万舟クラスの高配当を想定するのが自然だが、穴レースとして掲載されている的中実績を見ると、配当は決して高いものではなく、3連単で配当が3桁台(10倍以下)のケースも含まれている。
この点を踏まえると、レース区分の名称と中身が噛み合っておらず、なんだかそこまで真剣に予想を組み立てている印象は受けにくい。
競艇ポセイドンという競艇予想サイトの口コミ・評判を検証
競艇予想サイトに関して、「競艇検証.com」にはこれまで多数の口コミが寄せられている。
可能な限り投稿内容を反映する方針で運営しているが、近年はコンテンツポリシーや名誉毀損への配慮が求められており、表現の自由には一定の制約が生じているのが現状である。
「競艇検証.com」では、今後も引き続き「競艇ポセイドン」という競艇予想サイトの検証を継続していく。
実際に利用した方や、ご意見・ご感想・関連情報をお持ちの方、あるいは電話による営業などの事例を経験した方がいれば、ぜひ情報共有をお願いしたい。
まとめ:競艇ポセイドンという競艇予想サイトを検証して分かったこと
ここまで検証してきて率直に感じるのは、「競艇ポセイドン」は独自に組み立てられた予想コンテンツとは言い難いという点である。
「AI予想」や各種指数といった名称は用いられているものの、実態としては新概念データをそのまま当てはめて出目を並べているだけに見える場面が多く、AIらしい分析や判断が介在している形跡は確認できなかった。
実際のレース検証においても、進入の変化や前付けといった競艇では基本となる要素が考慮されておらず、モーター評価、気象条件、選手の勝負駆けといった重要な情報も予想には反映されていない。
その結果、実戦とかみ合わないケースが目立ち、予想内容に厚みを感じることは難しい。
これらを踏まえると、「競艇ポセイドン」の予想は、新概念データを機械的に処理し、枠なり進入を前提として構成されたものに近く、筆者が検証した日の情報に限って言えば、予想サイトとして過度な期待を持つのは控えた方がよさそうだという結論に至る。
無料予想のある、優良競艇予想サイト




AIポセイドンというサイトはどこかの予想サイトと関連しているんでしょうか?コレなんなんすかね?