★競艇の必勝法を考える (「敗者戦」に注目せよ!) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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競艇ボートレースの「敗者戦」にも注目
競艇ボートレースの「敗者戦」とは何か? -
敗者戦は傾向が変わるのか〜2つの要因について
…では具体的にこの「敗者戦」でレースの傾向はどのように変わるのか? -
競艇ボートレースの「敗者戦」が狙い目
この敗者戦の中でも、レースによって傾向が違ってくるので、その中から2つ特筆したい「インコースの強いレース」を紹介しよう。
競艇の1節間は主に2つに分ける事が出来る。
それは「予選道中」と「準優・優勝戦」だ。
「予選道中」は、基本的には12レース全てのレースが予選であるのだが、それに対し「準優・優勝戦」の日は後半3レース、もしくは1レース以外は、全て予選や準優で敗退した選手でレースが行われるのだ。
…なので、そのレースは「敗者戦」とも呼ばれており、ある意味数合わせ(1日 12レースなのは変わらないので)のレースが行われていると考えていい。
敗者戦…負けた選手達ゆえに、どういった気持ちでレースに挑んでいるかは、選手によって意気込みも異なるだろうが、この敗者戦にも「舟券的な狙い目」がある事をご存知だろうか?
敗者戦には「敗者戦なりの傾向」というものがあり、そこを掴めればもっと効率よく舟券を当てる事ができると考えられる。
(悪質な競艇予想サイトがバカのひとつ覚えのように「裏情報」などと言っているが、私の言う「敗者戦なりの傾向」とはそういった類の与太話ではないw)
一番基本的な開催日程である「6日間開催」の中で、開催の多いG1戦のデータで検証してみる。
ではどういった傾向があるか?と言うと、1コースの1着率がかなり上昇するというデータが出ている。
G1における予選の1コースの1着率は58.3%であるのに対し、敗者戦での1コース1着率は67.0%にまで上昇する。
その差、約9%もあるのだ。
こんなに差があるとは、今回気になって「傾向」を調べてみて正直私も驚いた。
これだけの差が出ていると、これこそが予選と敗者戦の 最大の違いと言ってもいいだろう。
この要因として考えられる事は2つある。
1つ目は、後半になれば仕上げてくるという事だ。
予選の初日や2日目ともなれば、まだモーターを調整しきれておらず、その結果思うようなレースができなかったり、そんな中で1号艇が回ってきて、それをものにできないといった事が多々あるもの。
しかし、そういったモーターに苦しんでいる選手も、節間の後半になるにつれて、ある程度仕上げてくる。もしくは戦えるレベルに持ってくるのだ。
その結果、1号艇からもすんなりと逃げる事ができ、それが敗者戦の1着率を押し上げているという事が「大きな要因」として考えられるのだ。
2つ目は、スタートについてだ。
地元のよく走り慣れている選手以外は、初日・2日目あたりはまだスタートの傾向(風や波など)をつかめておらず、その結果スタートのばらつきが生じ、まくりやまくり差しなどが決まりやすくなっている。
スタートが揃えば揃うほど、攻めてがいなくなり、インコースの選手からしてみれば有利になる。
それが節の後半、敗者戦辺りまでになると、ほぼ全員の選手がスタート勘をつかんでおり、スタートが揃いやすくなった結果、インコースの勝率が上がるという流れだ。
それと、もう1つ敗者戦のスタートが揃いやすくなる理由としては、それが「敗者戦」ということだ。…つまり、スタートを踏み込んで勝負したところで、優勝することはかなわず、モチベーションが下がっている事が考えられるからだ。
当然人間心理として、下手に危険(スタート事故など)を起こすよりも、安全にレースをすることを優先するのが当然だとも言える。…中には最終日の敗者戦まで気合いを入れる選手もいるが、基本的にはそれは少数派のようだ。
スタート勝負をしないのでインコースが強くなるのは、当然といえば当然である。
このような2つの「傾向」が敗者戦でインコースの選手が強くなる大きな要因だと考えられる。
❶ 5日目の9レース
とにかくこの5日目の9レースは、インコースが強くなる。なんと、1着率は73%近くあるのだ。
なぜこのレースがこんなにインコースが強いのかと言うと、5日目の9レースの1号艇には「得点率次点で準優出を逃した選手を乗せる事が多い」からなのだ。
そこまで調子の悪くない選手が1号艇に乗れば、相手は準優組以外の調子が悪い選手ばかりゆえに、インコースの勝率が跳ね上がるというワケだ。
❷ 最終日の1レース
最終日の1レースも、70%近く1着率がある。
というのも、最終日1レースには、しっかり「インコースから逃げそうな選手を番組員が編成することが非常に多い」からだ。
また逆にその次の2レースはインコースの勝率がかなり下がることが多いのだが、基本的には最終日のインコース勝率は、5日目よりも上昇する。
以上、この2つのレースでは、インコースの選手を1着固定にして、2・3着を穴目(期待値が高め)な選手を狙いうつというのが、一番オススメな舟券の買い方と言えるかもしれない。
1コースの選手の1着を総流し(3連単だと20点になる)で買ったとしても、回収率が86%くらいはあるだけに、ちゃんと選手を絞れば十分プラス収支を狙えるのではないだろうか。
あと、最後に改めて伝えたいことは、予選と敗者戦は区別して舟券を買ったほうが良い。
予想の仕方から買い目まで変える必要があり、そういった事を考慮するだけでも、随分と舟券の成績が変わってくるのは間違いないからだ。
12/7には「モーニングパック」というプランで芦屋4R(21.3倍)→芦屋6R(11.8倍)と、4〜5点で的中させ、18万 7620円の払戻しとなった。
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