競艇ボートレース初心者が競艇を楽しむ為の、基本情報
▼ 競艇初心者が競艇を知る基本情報
競艇予想サイトを検証する前に「競艇」を知る
競艇予想サイト(ボートレース予想サイト)を利用する前に、競艇ボートレースを知るにはどうすればいいか。
先ずは初心者の競艇ボートレースの教科書とも言える「河合克敏」作の「モンキーターン」を全巻買ってみることをオススメする。
当然だが、競艇予想サイトについてはなにも書かれていないが、競艇漫画としても面白いし、競艇(ボートレース)を知るのにこれはとても参考になる。↑競艇を知るための教科書、文庫だと全18巻。 競艇(ボートレース)を知るのに見るべきサイト
競馬だと「JRA」のウェブサイトがあるが、競艇(ボートレース)でいう競艇情報サイトはどこだろうか。
競艇予想サイトを使う前に、競艇(ボートレース)を知るのに知っておくべきサイトを挙げてみた。
・BOAT RACE
公式の競艇(ボートレース)サイト
・テレボート
JRAの「即PAT」と同様にインターネット投票が出来る
・BOAT RACEの「知る・楽しむ」
ここで競艇(ボートレース)の魅力を知る
・競艇必勝ふなばん.com
競艇(ボートレース)ならではの予備知識はここがいい。競艇予想サイトなら、このサイトで学べる
それと競艇予想サイトで言えば「競艇ウェーブ」というサイトの競艇ボートレースに対する知識が分かりやすくて勉強になる。
現在ある競艇ボートレース予想サイトの中では別格で抜きに出ており、運営者のスタンスが「競艇ファンを増やしたい」というのが目的なようで、素人でも楽しく読める競艇ボートレースのニュースに絡めたレース前に公開される「見どころブログ」や、日本全国飛び回って現地でのレポートしているSGの記事など内容が面白い。
買い目に載ってる見解は最安コースでも見解が書き込まれており、今の競艇ボートレース予想サイトでこのサイト以上に知識が豊富で信頼できるサイトは無いと思う。
競艇ボートレースを知るにはかなり良いサイトだ。競艇ボートレースを知るための基本情報
▼ 競艇ボートレースでは1日に何開催?
競艇(ボートレース)では、全国24ヶ所ある競艇場の中から毎日8〜14場ほど開催している。
1日のレース開催は12レースだ。
各競艇場では競馬と同じように12レースあり、モーニング(朝)、通常、サマータイム(夕)、ナイター(夜)と開催場によって、レース時間が異なる。
因みに競艇ボートレースの開催時間だが、モーニングでは1レースが朝の9時前から。
ナイターでは1レースが15時以降、12レースが20時40分頃に出艇する。
競馬と違って毎日レースがあり、しかも朝から晩まで楽しめるところも競艇(ボートレース)の魅力だ。▼ 競艇ボートレースの当てやすいレースは?
「競艇初心者でも勝つ方法」に、初心者向けのガイドをまとめてあるので読んでもらいたい。
それと競艇予想サイト(ボートレース予想サイト)を使わないで、自分で競艇を楽しむにしても、「当てやすい」という点では「一般戦」がいいだろう。
A1〜B2クラスの選手が混ざって出場するので選手の実力がものを言う。競艇予想サイトを使う時も、高配当狙いよりもそこを意識した方がいい。
また「競艇のシード番組とは?」でも書いたが、一般戦の1Rと5R(特に初日)は1号艇のみランクが上の選手が配置されているケースが多く(シード番組)、これは朝から競艇場に足を運んだ客に対して、早々にお金を無くして「帰る」ような状況を少しでも緩和する為とも言われている。
実際に平日の昼間に競艇場に行きレポートしてみると、競馬以上に年期の入ったベテランが朝から無料送迎バスで競艇場に吸い込まれて行くのだが、このような年季の入った競艇ファンの為に考えられた一般戦の「シード番組」とも言える。▼ 競艇ボートレースのフライングに対する罰則について
競馬の「12頭」に比べて競艇(ボートレース)は「6艇」の競技で 、競馬と違って水の上でスタートするので「止まって待つ」ことができない為、「フライングスタート方式」となっており、1秒以内にスタート地点を通過しなければならないという、レース前から厳しい原則がある。
「競艇界におけるフライング」でも詳しく書いてあるが、競艇ボートレースの場合、早く出てしまう「フライング (F)」、または逆に1秒以上遅れてスタートラインを通過する「出遅れ (L)」となると、選手はそのレースは欠場とされ、その時点でその号艇が絡んだ舟券は全額払戻しとなる。
改めてそれらを除いた売上金の中からオッズが再計算されることとなるのだが、発売締め切り時点でオッズが100倍を超えていた大穴が出ても、レース着順が確定した後の払戻金ではその半分以下になっていたということも珍しくない。
めちゃくちゃ「時間に厳しい」のが競艇ボートレースなのである。
(「モンキーターン」2巻でも厳しさが描かれている)
当然、フライングした選手へも厳しい罰則がある。
フライング(F)1本目は30日ものあっせん(出場)停止となり、同じ期のうちに2本目を切れば、60日間のあっせん停止、つまり1本目の30日間に加算されて合計90日間のあっせん停止となる。
この間、競艇選手は収入が無くなってしまうのだ。
また、G1・G2優勝戦でのフライングをした場合はもっと厳しくて、出場辞退期間消化後もまだペナルティは続き、なんと6か月間もG1・G2選出除外されてしまう。
これは「事故防止」と、もうひとつはもし、フライングがハズレ(失格)扱いになるだけなら、人気を背負った選手が故意に速いスタートを切れば大穴を出すことができてしまうから「八百長防止」という目的でもある。▼ 競艇ボートレースの八百長について
「八百長防止」と書いたついでに書くと、「西川昌希元A1競艇選手が八百長」で書いた西川昌希・元A1競艇選手の八百長問題は競艇ボートレース界の最大の汚点であり、激震が走った。
これまで競艇ボートレースで八百長は「あり得なかった」ことが起きたのだ。
しかし注意してもらいたいのは、この競艇八百長事件は西川と増川という2人が犯した犯行であり、この事件後、頻繁に悪質な競艇予想サイトで「内部に情報をリークする情報屋がいる」だの「元競艇選手とかから情報をもらっている」ようなこと書いてる予想サイトがあるが、基本的にそんなのは無いから、素人発想の競艇予想サイトによる都市伝説には惑わされないでもらいたい。
競艇では基本的にリーグ前には選手は拘束され、外部との連絡はできなくなるので情報漏れとかありえない。
選手が勝つ為にズルしてしばらく追放されることはあっても、競艇予想サイトに情報を流すことは絶対に無いし、仮にできたとしても競艇の場合は競艇予想サイトに流すような情報がそもそも無い。
誰がどのマシンを引いたといった情報は隠すことなく開示される情報だし「関係者からの漏洩」などといった、下らないネタで客引きをしているような競艇予想サイトは、逆に自ら「素人」と公言しているようなものだと思って良い。▼ 競艇ボートレースのコースは?
競艇(ボートレース)はスタートライン(スリット)を通過後は、第1ターンマークと第2ターンマークを順番に旋回し、1周600mをのレースコースを3周して、入着順位を決める。▼ 競艇ボートレースのモーターは抽選で決める
競馬と違ってマシン(機械)を使うのであれば、機械の性能によって順位が決まり、良質なモーターを保有している選手が勝てるなら勝率が変わらないのではないか?と、思われるかもしれないが、そこは公平にモーターは抽選(くじ)で決められるのが競艇ボートレースの面白いところ。
選手が引いたモーターは、新聞でも公表される。つまりその「クジ運」から既にレースは始まっていると言っても過言では無いのだ。↑レトロな抽選が毎回行われるのは、昔から変わらない。
そして全競艇選手はメカニックでもあり、「技」だけではなく自分のプロペラやメカニック技術などによっても勝率が左右するので女性の競艇選手が多いのだ。
また工業高校を卒業したような選手だと、自分のプロペラやモーターの整備が上手く、確実に成績にも響くので男女関係なく強い選手もいるし、優秀な競艇予想サイトだとそこも触れていたりすることもある。
競馬の「血統」とは違うが、出身校とかの情報としては知っておくと良い。▼ 競艇ボートレースの舟券の式別種類について
基本的に「馬券」と一緒で「舟」なので呼称は「舟券(ふなけん)」という。
式別については「舟券の式別種類」で詳しく書いてある。
・単勝(単勝式)
・複勝(複勝式)
・2連単(2連勝単式)
・2連複(2連勝複式)※競馬における馬連
・3連単(3連勝単式)
・3連複(3連勝複式)
・拡連複(拡大2連勝複式)※競馬におけるワイド▼ 競艇ボートレースの倍率を知る
・単勝 1/6通り
・複勝 2/6通り
・2連複 1/15通り
・2連単 1/30通り
・拡連複 3/15通り
・3連複 1/20通り
・3連単 1/120通り
「6艇」しか走らない競艇(ボートレース)は、的中率が高い分ギャンブル性が高い。
そのことは競艇予想サイトでもよく言われているが、逆に言えばそれくらいしか言うことのない競艇予想サイトは、他に話すことも思いつかない素人サイトの可能性が高いので、金をつぎ込む前によく検証した方がいいだろう。
大抵の競艇予想サイトは、競馬予想サイト上がりで、ろくに競艇も知らないくせにこの「6艇しかないから当てやすい。だから競艇で投資をしよう」なんて、バカげたこと言っているところが多いが、競艇はギャンブルなのを忘れないでほしい。
ただ、確かに競艇ボートレースには「基本的な有利」が明確に存在しており、それは「競艇の1コースの勝率」でかなり詳しく書いたが、1コースが断然有利(イン艇)である事は絶対だ。
スタートから第1マークをターンするまでの距離から基本的に1コースが有利で、各競艇場の特徴はあるけどそれだけで40〜50%ほどの勝率がある。
1号艇が1コースをとりやすい為、基本的には1号艇が有利になり、ここまでスタート時から勝率がわかりやすいのも競艇ボートレースの魅力と言えば言えなくもない。
なので競艇予想サイトを使わない場合、①-②-③は入れていた方がいい。
因みにこの「枠番」は基本的に各競艇場の「番組マン」とよばれる人が決めている。▼ 競艇ボートレースの選手のランク
競艇ボートレースは選手のランク差が明確になりやすい。という特徴がある。
選手は勝率によりランク分けされており、B2<B1<A2<A1となっている。
モーター抽選や枠順にもよるが、基本的にA1級のレーサーとB1級のレーサーでは大きな実力の差があり、テクニックや整備力など含め、実力がある選手が長期的に勝ちやすいのだ。
競艇(ボートレース)の「一般戦」ではB2〜A1級のレーサーが同じレースを走るので、それは極端な事を言えば、競馬におけるG1級の馬と500万下の馬が同じレースを走るようなものなので当たりやすいと言えるだろう。
こういった「勝てそう」「勝てるかも」と思わせる要因も競艇ボートレースが競馬よりも入りやすい理由の1つで、実際に競艇予想サイト使わないで個人でやってても的中しやすいことが分かるだろう。▼ 競艇ボートレースの市場規模比較
「競馬」の市場
年間売上:3兆 2539円ほど
前年比:5.3%増
競艇(ボートレース)の市場
年間売上:2兆 4142円ほど
前年比:0.9%増
※2022年時点▲ 競艇ボートレースの年間売上 ▼ 競艇ボートレースの地方、中央?
コレについては「競艇の年間スケジュール」にもまとめてあるが、競艇はどちらかと言えば、全て「地方の競艇」で、各選手は「〇〇支部」と競艇場がある都府県に所属している。
そしてその都府県が「地元」となり、地元の競艇場の方が乗りなれている分、成績に反映される。
地元びいきの選手が多いのはそのためだ。
最近では「地元びいき」とは別に美人競艇選手が多くなっており、競艇検証.comの、「競艇女子」では、美人競艇選手(女子ボートレーサー)の所属も載っているので、見てもらえるとより競艇を楽しんでもらえると思う。
群馬、埼玉、東京、静岡、愛知、三重、福井、滋賀、大阪、兵庫、徳島、香川、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎▼ 競艇ボートレースで「ダービー」
・3月:ボートレース・クラシック(鳳凰賞・総理大臣杯)
・5月:ボートレース・オールスター(笹川賞)
・6月:グランドチャンピオン(決定戦)
・7月:オーシャンカップ
・8月:ボートレース・メモリアル(モーターボート記念)
・10月:ボートレース・ダービー(全日本選手権競走)
・11月:チャレンジカップ
・12月:グランプリ(賞金王決定戦)
・12月:グランプリシリーズ戦(賞金王シリーズ戦)
「競艇の年間スケジュール」にも書いたように計9レースのSGがあり、その内グランプリシリーズはグランプリ出場選手以外の選手で争う為、グランプリシリーズを除いた8大競走を制する事を「グランドスラム」と言う。
(漫画「モンキーターン」文庫版6巻に分かりやすく「選考基準」が載っている)▼ 競艇ボートレースの賞金王について
グランプリ(賞金王決定戦)が一番高額賞金レースで、このレースの賞金が1億。
最低クラスのB2の選手でも500万以上の年収はあり、現役で一番稼いでいる選手が「獲得賞金トップ10と松井繁の航跡」でも詳しく書いた「松井繁」で、生涯獲得金額は36億円。
以下、ボートレーサーの2019年時点平均年収だ。
A1ランク(約300人):平均年収3,400万円
A2ランク(約300人):平均年収1,900万円
B1ランク(約750人):平均年収1,100万円
B2ランク(約150人):平均年収 500万円
※平成24年次
競馬騎手:平均年収4019万円
競艇選手:平均年収1600万円
競輪選手:平均年収1022万円▼ 競艇ボートレースの平均年齢について
競艇選手(ボートレーサー)の引退の平均年齢は55歳。
デビュー年齢は平均で23.5歳で、レーサー全体での平均年齢は36歳、平均勤続年数は34年で、競艇選手(ボートレーサー)という職業には「定年制」が導入されていないため、60代、70代でも現役を続けることは可能と言える。
競輪のように成績が悪いからといって強制的に引退させられることはないのだが、競技生活33年以上で成績が悪くなってくると「選手会」から引退勧告を受けることがある。
そのため競艇選手達は「選手会」からの勧告を受ける前に自主的に引退する人が多い。▼ 今はない「持ちペラ」とは?
競艇ボートレースは「派閥」と言うより、支部同士での先輩後輩の繋がりや同期同士での繋がりが強い。
地元開催でのレースに毎回出場する訳では無い為、遠征先では支部同士や同期からの繋がりで多少の関係値はあるそうで、以前は「持ちペラ制」といって、レースで使うプロペラを持ち込んでレースを行っていた為、職人のようなペラ技術に長けた人の元に派閥のような「ペラグループ」とよばれる、ペラ加工の為にグループを組んでいたが、2012年に「日本モーターボート競走会」から20年以上続いた「持ちペラ制」の廃止が発表され、今はそういったグループはない。
現在はモーターとプロペラがワンセットで抽選によってあてがわれるようになり、モーターが抽選で決まってから限られた時間内で加工するしかない。▼ 競艇ボートレースの育成学校について
競艇ボートレースは「ボートレーサー養成所」という、競艇選手の育成学校がある。
マンガの「モンキーターン」だと山梨県の本栖湖を訓練場にした「本栖研修所」という競艇養成機関が出てくるが、2001年に現在の福岡県柳川市に移転して「やまと競艇学校」という名称になり、さらに2017年4月から「ボートレーサー養成所」へ名称変更した。▼ 競艇ボートレーサーになる為の規定は?
「ボートレーサーの応募書類」では実際に入試用の書類を取り寄せ、電話でも確認したのでより詳しく書かれているが、基本的には義務教育を終了しており、満30歳未満、175cm以下、男子47kg以上57kg以下、女子42kg以上50kg以下、裸眼で0.8以上が条件となっている。
競艇選手を1年間で選手へと養成する施設なので、入学の条件も厳しいのだが、それ以上に入学後の内容、規律なども厳しいものになっているのは有名な話。
その厳しさは、美人レーサーの「西岡成美選手」が在所生代表に述べた挨拶の動画を見れば伝わるだろう。
因みに学校は以前から「全寮制」で、研修費用(食費、ヘルメット、その他)は1年間で 64万5000円は最低かかるそうだ。
卒業後の練習は、支部がある競艇場で練習を行えるが、それ以外は各競艇場へレースへ出場する際に「足合わせ」と言う、モーターとプロペラの相性を確認したりして、ペラの調整やモーターの整備をし、レースに参加することになる。
その後は各自、自分達の所属した支部で結果を出す為日々邁進するのだが、人によっては自分の尊敬するレーサーに弟子入り志願する者もいる。
詳しくは「競艇界の指定関係とは」に書いてある。▼ 競艇ボートレーサーは何人いるのか
競艇ボートレースでは公式サイト(BOAT RACE)に全競艇選手のデータがあり、2017年3月現在だと、1595人の競艇選手の内、女子210人もの女性の競艇選手として登録されている。
「BOAT RACE」のボートレーサー検索で気になる競艇選手がいれば検索できる。因みにTOPクラスの選手は人気が高く、また男女共に、ルックスの良い選手はファンが多いのはどこの世界でも同じだ。↑その中から厳選したかわいいボートレーサーが「競艇女子」 ▼ メカニックとドライビングテクニックについて
まるで整備士の競艇選手だが、ボートの操縦技術とモーターの整備技術共に先述したボートレーサー養成所(やまと競艇学校)で学べる。
いくら技が長けていてもそれだけで競艇選手は務まらず、操縦のテクニックと整備のテクニック、両方高くないと1年を通して好成績は収められない。
操縦のテクニックには、スタートの技術、旋回(ターン)の技術、レース展開を読む技術、それらに合わせて更に各競艇場の特徴を理解する必要がある。
また、モーター整備の技術も、ボート場の波の状況やペラとの兼ね合いなどもあり、状況に合わせた整備が当日のレース直前まで必要になるため、選手によって得意、不得意はあるが、TOPクラスはどちらの高い技術も持っている。▼ ボートレース予想サイトはなにを元に予想する?
競艇ボートレースには競馬で言うワンオーナーの「馬主」や「血統」などという時間をかけて築かれるデータは無いので、全競艇場のデータ(季節毎)や選手のデータ、モーターの調子、レース展開、天候、全てを含めた分析から予想するのが普通。
モーター抽選で良いモーターを引いても、転覆などにより調子を落とすケースやペラとの相性もあるし、また、悪いモーターを引いても悪天候に強かったり、選手の整備力が高ければ、2日目、3日目には調子を上げていき、決勝戦では結果を出せたりする。
このような「選手のデータ、モーターの調子、レース展開、天候データ」も読めない競艇予想サイトは買い目の見解などは無い。▼ 競艇ボートレースのランク移動は半年ごと
競艇ボートレースはB2⇒B1などと半年毎の成績でとランクが「上がる」か「下がる」ランクづけが行われる。
全レーサーには「勝率」という成績があり、レースでは1着から6着までの全着順に「着順点」が付与され、その着順点の合計を出走回数で割った数値が勝率とされる。
一般競走の着順点は1着が10点、2着が8点、以下6、4、2、1点と付与され、SG競走では各2点増し、G1、G2競走では各1点増し、各優勝戦はさらに1点増しと設定される。
勝率は高ければ高いほど強いレーサーということになり、例えば、A1上位レーサーの勝率は7点代後半から8点台と高い。
しかしこの数値を残すためには、上位級レーサーが集まる記念レースでも平均3着以上をマークしていかなければならない。▼ 競艇ボートレース専門の競艇雑誌や番組は?
マクールという競艇専門雑誌、BS、CSでのテレビ中継、まれにビックタイトルでは地上波で中継している。▼ 舟券はネットで買えるか?WINS的なのはあるのか?
競馬で言う馬券の事を競艇では「舟券」という。
「舟券の購入方法」でも詳しく書いてあるが、インターネット投票は「テレボート」に登録する事で可能になる。
また24ヶ所の競艇場以外では、競馬でいうWINS同様に、場外投票場として「ボートピア」というのが競艇ボートレースにはある。▼ 競艇ボートレースは会場の環境が影響するか?
自然の海水を使用している競艇場の水面は、防波堤によって海と競艇場コース内は区切られているものの、水門部分によって「水は繋がっている」ので、当然の事ながら潮の満ち引きの影響を受ける。
満潮と干潮では水面の高さが変わるので、選手がスタートの目安にする景色の見え方が違ってきてしまう。また、満潮と干潮とでは潮の流れて行く方向が異なるので、海水の流れを上手く利用できる選手が有利になり、そうではない選手は不利になる。
また、桐生競艇場では季節により発生する「あかぎおろし」の影響など、その競艇場の時期によって有利、不利が変わってくるところもある。競馬以上に自然を読むかんじだ。▼ 競艇ボートレースで過去最高の高配当について
SGの過去最高は「競艇のSG高配当ランキング」で紹介したが、一般戦を含んだ競艇の過去最高の配当は、2011年5月22日にボートレース徳山2Rで出た682,760円だ。
つまり「100円の舟券」が68万 2760円になったってこと。▼ 競艇ボートレースで必見の名勝負は?
競艇ボートレースで見ておくべき必見の名勝負は「競艇ボートレースの名勝負!」でもまとめているので是非見て、競艇ボートレースの魅力を感じてもらいたいw▼ 競艇ボートレースの予想に何が一番影響するのか?
競艇ボートレースはやはりスタート、枠順、選手の技術、モーター、展開、この5点すべてが結果に影響すると言える。
競艇はボートの引き波(ボートが走った後に残る波)にハマると操縦しにくくなり、減速しやすい為、スタートが良ければ逃げ切りやすくなってる。
また競馬と違い、基本的にはほぼ全競艇場において先ほども書いたようにインが有利と言う事は絶対だ。
時期的にインが有利で無くなるケースもあるが、前提としてはインが有利なので、それだけでも少しは勝てる。
しかし枠順はほぼ固定では無いため、見た目に緊張感は無さそうだが、実は艇がノロノロとピット入りしはじめてるところからレースは始まっている。…ただ選手間での不文律がある為、強引に奪っていけば、自分がインの時に奪われてしまう。
強引に奪いにいっていい場合、悪い場合もあるが、必ずしも1号艇が1コースからスタート出来るとは限らないので枠順やコースが重要になるのだ。
ただ選手の技術が高く、スタートが良く、1、コースからいけたとしてもモーターが悪ければ抜かれる可能性もあり、逆にいかにモーターが良くてもスタートが悪く、旋回技術がなければ性能を生かしきれず勝てない。
その為「何が一番結果に影響するのか?」と言う問いがあれば、回答としては、あらゆる要素が複合的に合わさって結果に影響するので、長期的にみると「選手の技術」が一番結果に影響すると言えるだろう。
競馬は騎手の腕だけではどうにもならないが、競艇予想にはモーターの整備力も含め、選手の技量が一番ものを言うだろう。
その為「競艇ボートレースの予想」においては「情報」と言うより間違いなく「知識」がモノを言う。
それが「競艇」だ。
11/14には「デイタイムコロガシ」というコースで、津7R(13.3倍)→津12R(21.0倍)と、2つともわずか4点で転がしを成功させ、16万 5900円の払い戻しとなった!
リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。