競艇ボートレースのコラボ企画 (競艇ボートレースとカンドゥー(Kandu)のコラボ企画) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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競艇ボートレースとカンドゥー(Kandu)のコラボ企画
カンドゥー(Kandu)とボートレースのコラボ?
ボートレースの売上は好調であるが、その大部分がネット投票によるものである。
特にコロナ禍の影響と「競艇予想サイト」の増加が、ネット投票の普及に大きく貢献していると考えられる。それが明確にわかるのは、売上が上がっているにもかかわらず、来場者数がそれほど増えていない点だ。わざわざ現地に行くのが面倒だと思う気持ちも理解できるし、子供を持つ親にとってはその時間がないこともあるだろう。ネットで簡単に投票できるからこそ、多くの人が利用しているのだろう。
しかし、小さな子供を持つファンが、親子で楽しめる施設がレース場にあればどうだろうか?
気軽に訪れる機会が増えるのではないだろうか。何より家族で楽しめるのが魅力だし、ボートレースを知らない人々への宣伝効果も期待できる。そんなニーズに応えるのが、子供の職業テーマパーク「カンドゥー」だ。千葉県のイオンモール幕張新都心の3階に常設されているが、今夏期間限定でボートレース場でも開催されている。
▲ 競艇ボートレースとカンドゥーのコラボ カンドゥーホームページ 今回は、このカンドゥーがどのような施設なのか、どのレース場で開催されるのかを詳しく掘り下げていこう。
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職業体験テーマパーク カンドゥー(Kandu)とは?
そもそも「カンドゥー」と聞いても何のことかピンとこない人が多いだろう。
「カンドゥー」とは「感動」をモジったのかと思ったが、調べてみると米国DCT社が開発し、世界に展開する児童向け仕事体験テーマパークということ。
世界には他にメキシコのモンテレイにカンドゥーがあるそうだ。「なぜメキシコ?」と思ってこれも調べてみると、「カンドゥー」の競合で同じような職業体験施設の「キッザニア」の発祥国がメキシコだからだろう。
日本の「カンドゥー」は独占ライセンス保有会社として日本全国に展開している。改めていうが、カンドゥー(Kandu)は子供向けの職業体験施設だ。
子供たちがさまざまな職業を疑似体験し、興味を持ってもらうことを目的としている。体験できる職業の種類も多く、かなりの数が揃っている。例えば以下のようなものがある。・ボートレーサー
・アイスクリームメーカー
・お菓子クリエーター
・おしごとアドバイザー
・おもちゃ研究員
・科学者
・カフェ店長
・銀行員
・銀だこ職人
・警察官
・建設エンジニア
・歯科医、歯科衛生士
・JAFロードサービス隊員
・消防士
・助産師
・スペースセンタークルー
・セキュリティスタッフ
・ダンサー
・アナウンサー、ディレクター
・パイロット
・キャビンアテンダント
・ピックアップクルー
・ヘアスタイリスト
・弁護士
・ポケモンセンタースタッフ
・モデル
・モノレール運転士
・ユーチューバー
・レーシングドライバー
・ロボットエンジニアこのあたりだ。多すぎて混乱しそうだが、「ポケモンセンタースタッフ」なども面白い。実在する職業ではないし、なぜ突然ポケモンが出てくるのか?と思うかもしれないが、実は、このテーマパークは多くの企業が設備や資材を提供して成り立っている。
スポンサーのような役割を果たしており、企業プロモーションにもなっている。「銀だこ職人」のように名前が入っているのもそのためだ。
「ボートレース振興会」もその企業の一つであり、ボートレーサーの職業体験ができるのもその関係だ。こうして子供の頃からボートレースに親しんでもらおうという狙いが見える(笑)▲ ボートレースという職業
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カンドゥー(Kandu)のボートレース体験とは?
「競艇検証.com」としてはボートレーサーの職業を特に詳しく紹介したいと思う。
まず、実際に体験できる内容だが、モーターの組み立てから始まるらしい。
ボートレーサーはモーターを自分で調整するのが仕事なので、そのあたりを知ってもらおうという狙いだ。ただし、実際のモーターではなく、おもちゃのような軽いブロック状のものを使うようだ。そして、子供たちは自分で組み立てたモーターを「ボートレースVR」に装着し、レースを疑似体験することができる。このボートレースVRは、ここ数年でレース場や東京タワーなどに設置されるようになったシミュレーターだ。
▲ ボートレースVR ボートレースVRホームページ 私も「ボートレースVR」を実際に体験したことがあるのでわかるが、VRゴーグルを装着することで、かなりのリアル感があり、本当にボートに乗っている感覚になる。姿勢を動かして体重移動をしないといけないので、操縦自体はかなり難しく、ゴールまでに相当時間がかかった(笑)。
ただ、今回のカンドゥーでは、こういった体重移動はなく、VRゴーグルも使わないようだ。子供向けの「キッズモード」で楽しめる仕様になっている。確かに、大人でも難しいのだから、これが妥当だろう。
カンドゥー幕張では常時体験できるようだが、ボートレース場での出張版は親も子供に勧めるだろうし、何より開催場所がレース場なのだからより「体験」できるかもしれない。
ちなみに、ボートレースVRはファン向けのものであり、実際の選手たちは利用しない。
元選手が試している動画を見たことがあるが、けっこう下手だった。リアル感はあるが、本物とは異なり、あくまで疑似体験だ。現役トップレーサーの毒島誠も体験したようだが、ボートレースVRで彼のようなモンキーターンを決めるのは出来ないだろう。それでも、子供たちがモンキーターンを真似している姿を想像すると、少し微笑ましい。
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レース場での開催詳細
レース場で開催されるとはいえ、すべての場で実施されるわけではない。2024年の夏は、ボートレース下関と、ボートレース津の2カ所のみでの開催となった。
さらに、今回は出張版ということで、すべての職業が体験できるわけではない。それぞれのレース場で体験できる職業は以下の通りだ。
・ボートレーサー
・警察官
・おかしクリエーター
・消防士
・科学者
・モデル(下関のみ)
・ヘアスタイリスト
・セキュリティスタッフ(下関のみ)
・お仕事アドバイザー
・考古学者以上である。
まぁ厳選されたという感じだろうか。モデルとセキュリティスタッフは下関のみだ。
当日そのまま行って入場するというよりも、事前予約制となっている。時間帯も限定されるので、ここは注意したい。出張版なので料金はかなり安く、子供1人につき500円(税込み)で、同伴される保護者は無料。
うとするお父さんは多そうだ(笑)
レース開催日は別途入場料(100円)が必要である。一応推奨年齢もり、3〜12歳となる。うとするお父さんは多そうだ(笑)
これでボートレースに興味を持ってくれる子供がいるかわからないが、これを口実に子供をボートレースを見せようとするお父さんは多そうだ(笑)
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