最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,263

競艇の楽しみ方〜考えてみた編 (1マークの幅員で勝率が変わるか?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 1マークの幅員で、勝率が変わるのか?

  2. 競艇ボートレースでは、24場どの競艇場も1マークから2マークまでの間隔は、300mで変わりがない

    しかし、その競艇場の広さや、各マークの幅などは、それぞれの競艇場によって全然違うのだ。

    浜名湖競艇場のような水面が広い競艇場であれば、1マークにおいて思い切って攻めることができるだろうし、逆に戸田湖競艇場みたいに狭い競艇場だと、あまり全速で攻めて、艇が流れてしまうと、対岸の消波装置にぶつかりそうになることもある。
    そこには各競艇場の、特性がやはりあるのだ。


    では、1マークの幅員(スタンド側のフェンスから1マークまでの長さ)はどうだろか。
    競艇場の1マークの幅員は競艇場ごとに違う
     
    この幅員(ふくいん)が狭ければ、1マークのターンマークから、客席スタンドまでの距離が短いだろうし、5・6コースの艇もよりターンマークに近くなる。

    つまり、ターンマークがより近いという事は、普通に考えれば、この2コースの走る距離も自ずと短くなるので、5・6コースの勝率も上がるのではないだろうか??

    逆に遠ければ、5・6コースは、走る距離も長くなるはずなので、勝率も下がってしまうかもしれない。

    今回、かなり個人的な主観でそのように思えたので、この1マークの幅員とアウトコース (5・6コース)の勝率に、本当に相関性があるのか検証してみた


    「1マークの幅員」で勝率が変わるのか?



  3. 各レース場の1マークの幅員

  4. それでは、実際に各競艇場からオフィシャルで発表されている1マークの幅員を見ていきたい。
    5・6コースの勝率が高くなりそうな、狭い順にランキングしてみた。

    順位  競艇場   幅員
    1   戸田    37m
    1   平和島   37m
    3   江戸川   37.1m
    4   常滑    40m
    4   津     40m
    4   宮島    40m
    7   多摩川   41m
    7   若松    41m
    9   蒲郡    41.3m
    10  丸亀    42m
    10  唐津    42m
    12  浜名湖   42.7m
    13  児島    43m
    13  下関    43m
    15  びわこ   44m
    16  三国    45m
    16  住之江   45m
    16  鳴門    45m
    16  徳山    45m
    20  桐生    47m
    21  大村    48m
    22  尼崎    49.104m
    23  福岡    50m
    24  芦屋    53m


    以上が、各競艇場の1マークの幅員である。

    まず思うのが、1マークの幅員が一番狭い1位戸田競艇場や、平和島競艇場37mと、24位芦屋競艇場53mとでは、実に16mも差があるという事だ。

    戸田競艇場の1マークの幅員
    ↑ 戸田競艇場



    芦屋競艇場の1マークの幅員
    ↑ 芦屋競艇場



    私的には、かなり違うと思う。
    16mもあれば、競艇の艇だと7・8艇は入るスペースだろうし、1マークまでの艇間というのも全然変わってくるだろう。
    そう考えると、芦屋競艇場の53mは破格的に長いのかもしれない。

    なぜだか分からないが、傾向として東日本の競艇場の方が狭く西日本の競艇場の方が広いようにも思える。

    実際に 1位、2位は関東の戸田・平和島であるし、23位、24位は福岡・芦屋の九州圏である。その土地土地の性質なのか、土地代なのか分からないが、そういった傾向がある事も、個人的には面白い発見だった。


    あと特に目を引くのが、尼崎競艇場の幅員だ。
    49.104mとは(笑)…つまり、49m 10cm 4mmという事だろ?…ここまで細かく計測しているとは。
    本当に4mmというところまで測れたのかはわからないが、コレってもう「苔」の厚みくらいのレベルだろう。コンクリートの凹凸の差もこれくらいはありそうだw

    因みに今では22位になった尼崎競艇場が、昔2012年頃の尼崎競艇場は、61.390mもあった。
    この頃だとダントツに尼崎競艇場が最長で、戸田競艇場との差は24.39mにもなっていた。



  5. 各競艇場の5・6コース1着率

  6. では本題の「1マークの幅員で、勝率が変わるのか?」という疑問に戻り、この1マークの幅員と、5・6コースの1着率の合計に相関性があるのかを見ていきたい。

    以下が、5・6コースの1着率のランキングである。

    順位  競艇場   1着率   幅員順位
    1   平和島   11.8% 2位
    1   江戸川   11.8% 3位
    3   桐生    10.3% 20位
    4   蒲郡    9.5%  9位
    5   丸亀    9.4%  10位
    6   鳴門    9.3%  16位
    7   浜名湖   9.1%  12位
    7   戸田    9.1%  1位
    9   多摩川   8.7%  7位
    10  宮島    8.5%  4位
    11  常滑    8.4%  4位
    12  若松    8.3%  7位
    13  児島    8.1%  13位
    14  びわこ   8.0%  15位
    15  下関    7.6%  13位
    16  津     7.0%  4位
    17  住之江   6.9%  16位
    18  尼崎    6.8%  22位
    19  唐津    6.6%  10位
    19  福岡    6.6%  23位
    19  芦屋    6.6%  24位
    22  三国    6.5%  16位
    23  徳山    5.6%  16位
    24  大村    4.4%  21位


    以上が5・6コースの1着率ランキングだ。
    何とも微妙な結果となってしまった。

    確かに幅員の狭い平和島競艇場(幅員 1位)、江戸川競艇場(幅員 3位)の1着率が高いのには相関性は見られそうだが、それ以外の数字としては、あまり関係性がないように思われる
    桐生競艇場(幅員 20位)などが上位にランクされているあたりがそうだろうし、戸田競艇場(幅員 1位)もそこまで1着率が高いとは思えない。


    ただ、圧倒的に幅員の広い福岡競艇場(幅員 23位)と芦屋競艇場(幅員 24位)の1着率が低いのは、やはり「1マークの幅員」によるものなのかという印象を受けた。
    「アウトコースだと遠い」ともっぱら評判のこの2場だけに、素直な結果が出ている。

    5・6コースの1着率が 23位の徳山競艇場(幅員 16位)と、24位の大村競艇場(幅員 21位)については、そもそも1コースの1着率が圧倒的に高いだけに、自然と5・6コースの勝率は少なく、この数字になっているという側面もある。
    相関性としても微妙だが「ある気もする」というところか。



  7. 私的な結論〜アリか、ナシ?

  8. …そう考えてみると「私的な結論」としては、やはり1マークの幅員とアウトコースの勝率には相関性があると結論づけたい。

    少なくとも「幅員の広い競艇場ではアウトコースが弱い」とだけは言えるのではないだろうか。

    まぁこの相関性が直接的に、舟券に役に立つとは言い難いので、あくまで個人的な関心と、参考程度に覚えておいてもらえたらいいと思う。
    いやー、何とも微妙な結果でスミマセンでした(笑)


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/22

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競艇快進撃の集客サイトは、記事の公開当初から「ありえない戦績」で客を集めをしていた。

このグループサイトに限って「13戦13勝の的中率100%」など「ありえない」と、競艇検証.comでは「はじめから警告」していたが、予想通りとなった。
実際に「競艇検証.com」が15レースだけ検証したところ、予想精度は的中率13%(15戦2勝 13敗)の、回収率22%は損失額-23万 4400円となった。

さて、今回検証する競艇予想サイト「競艇快進撃」の無料予想(無料情報)は、2024/07/22の児島2Rで提供された買い目である。

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇快進撃の無料予想(2024/07/22)

児島2のレース結果:3-1-5

このレースの予想で重要なのは、1号艇今出逃げ切れるかどうかである。

舟足自体は普通で特に良いというところはなく、足的には推せるレベルではなかった。さらに、直近6ヶ月間のイン戦での1着が0回というデータからも、さすがにこれでは逃げるとは言えないだろう。


足的には3号艇山口に分があった。スリット近辺の行き足から伸びにかけての足が良く、センターならその良さを発揮できそうだ。ただし、まくり切る力はないため、まくり差しで1マークは来ると予想できる。
2号艇西村が転覆後で機力が不安な状態である事を考えれば、突き抜ける可能性は高かった。


山口に続くのは、インから踏ん張る今出や、4号艇飯山5号艇梅原の外勢だろう。
中でも梅原はターン回りの足が良さそうだったので、5コースからでもしっかりまくり差して続ける雰囲気はあった。逆に、山口の引き波を受ける西村は厳しかったように思う(足的にも弱い)


競艇快進撃の予想は山口1着は良いとして、西村を絡めた予想が多い点が気になる。山口がまくり差しに行けば西村は厳しくなるため、1マークの展開を読み違えているといえる。そもそも、転覆後の選手を推すのは不安要素が多いので避けるべきである。

3連単は5番人気決着となり、お客さんの方がレース展開をよく理解していたようである。




2024/07/25

舟王という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「舟王」という競艇予想サイトの検証は2年以上前に検証を行ったが、ここ最近またフネラボ風の集客サイトが集客をしているので、競艇検証.comでも再検証を行うことにした。


さて、今回検証する競艇予想サイト「舟王」の無料予想(無料情報)は、2024/07/25の尼崎5Rで提供された買い目である。

舟王という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 舟王の無料予想(2024/07/25)

尼崎5Rのレース結果:1-3-4

ルーキーシリーズ最終日。やはり最終日という事もあり内有利の流れにはなるのだが、このレースも1号艇金田の逃げで大丈夫であった。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
昨日の準優こそ一発勝負でチルトを2度にしていたが、ここはすんなり戻してくるだろう。


あと、最近の金田のイン戦が安定しているのもある。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
直近10走では1着6回・2着3回と結果を残している。
スタート遅れも考えづらいので、先マイすれば最低でも2着以内には入着していたはずだ。
軸信頼で良い


2・3着候補も3号艇佐藤で十分だ。惜しくも予選突破を逃したものの、日に日に気配はアップしている。
特に回り足が良いので3コースならまくり差しに入ると想定できた。


佐藤がまくり差しに入れば4号艇中村が浮上してくる。 行き足が良くなっているので、1マーク冷静に差し続けば問題なかった。
足的には5号艇中島も軽視はできなかったように思う。


逆に、佐藤の引き波を受ける直に受ける可能性のある、2号艇島川は割引きが必要だった。


予想は「1=2=3」のBOX舟券。
佐藤の攻め方を読み違えていた予想であったと思う(佐藤外マイの想定だろう)