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競艇の楽しみ方〜考えてみた編 (1マークの幅員で勝率が変わるか?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 1マークの幅員で、勝率が変わるのか?

  2. 競艇ボートレースでは、24場どの競艇場も1マークから2マークまでの間隔は、300mで変わりがない

    しかし、その競艇場の広さや、各マークの幅などは、それぞれの競艇場によって全然違うのだ。

    浜名湖競艇場のような水面が広い競艇場であれば、1マークにおいて思い切って攻めることができるだろうし、逆に戸田湖競艇場みたいに狭い競艇場だと、あまり全速で攻めて、艇が流れてしまうと、対岸の消波装置にぶつかりそうになることもある。
    そこには各競艇場の、特性がやはりあるのだ。


    では、1マークの幅員(スタンド側のフェンスから1マークまでの長さ)はどうだろか。
    競艇場の1マークの幅員は競艇場ごとに違う
     
    この幅員(ふくいん)が狭ければ、1マークのターンマークから、客席スタンドまでの距離が短いだろうし、5・6コースの艇もよりターンマークに近くなる。

    つまり、ターンマークがより近いという事は、普通に考えれば、この2コースの走る距離も自ずと短くなるので、5・6コースの勝率も上がるのではないだろうか??

    逆に遠ければ、5・6コースは、走る距離も長くなるはずなので、勝率も下がってしまうかもしれない。

    今回、かなり個人的な主観でそのように思えたので、この1マークの幅員とアウトコース (5・6コース)の勝率に、本当に相関性があるのか検証してみた


    「1マークの幅員」で勝率が変わるのか?



  3. 各レース場の1マークの幅員

  4. それでは、実際に各競艇場からオフィシャルで発表されている1マークの幅員を見ていきたい。
    5・6コースの勝率が高くなりそうな、狭い順にランキングしてみた。

    順位  競艇場   幅員
    1   戸田    37m
    1   平和島   37m
    3   江戸川   37.1m
    4   常滑    40m
    4   津     40m
    4   宮島    40m
    7   多摩川   41m
    7   若松    41m
    9   蒲郡    41.3m
    10  丸亀    42m
    10  唐津    42m
    12  浜名湖   42.7m
    13  児島    43m
    13  下関    43m
    15  びわこ   44m
    16  三国    45m
    16  住之江   45m
    16  鳴門    45m
    16  徳山    45m
    20  桐生    47m
    21  大村    48m
    22  尼崎    49.104m
    23  福岡    50m
    24  芦屋    53m


    以上が、各競艇場の1マークの幅員である。

    まず思うのが、1マークの幅員が一番狭い1位戸田競艇場や、平和島競艇場37mと、24位芦屋競艇場53mとでは、実に16mも差があるという事だ。

    戸田競艇場の1マークの幅員
    ↑ 戸田競艇場



    芦屋競艇場の1マークの幅員
    ↑ 芦屋競艇場



    私的には、かなり違うと思う。
    16mもあれば、競艇の艇だと7・8艇は入るスペースだろうし、1マークまでの艇間というのも全然変わってくるだろう。
    そう考えると、芦屋競艇場の53mは破格的に長いのかもしれない。

    なぜだか分からないが、傾向として東日本の競艇場の方が狭く西日本の競艇場の方が広いようにも思える。

    実際に 1位、2位は関東の戸田・平和島であるし、23位、24位は福岡・芦屋の九州圏である。その土地土地の性質なのか、土地代なのか分からないが、そういった傾向がある事も、個人的には面白い発見だった。


    あと特に目を引くのが、尼崎競艇場の幅員だ。
    49.104mとは(笑)…つまり、49m 10cm 4mmという事だろ?…ここまで細かく計測しているとは。
    本当に4mmというところまで測れたのかはわからないが、コレってもう「苔」の厚みくらいのレベルだろう。コンクリートの凹凸の差もこれくらいはありそうだw

    因みに今では22位になった尼崎競艇場が、昔2012年頃の尼崎競艇場は、61.390mもあった。
    この頃だとダントツに尼崎競艇場が最長で、戸田競艇場との差は24.39mにもなっていた。



  5. 各競艇場の5・6コース1着率

  6. では本題の「1マークの幅員で、勝率が変わるのか?」という疑問に戻り、この1マークの幅員と、5・6コースの1着率の合計に相関性があるのかを見ていきたい。

    以下が、5・6コースの1着率のランキングである。

    順位  競艇場   1着率   幅員順位
    1   平和島   11.8% 2位
    1   江戸川   11.8% 3位
    3   桐生    10.3% 20位
    4   蒲郡    9.5%  9位
    5   丸亀    9.4%  10位
    6   鳴門    9.3%  16位
    7   浜名湖   9.1%  12位
    7   戸田    9.1%  1位
    9   多摩川   8.7%  7位
    10  宮島    8.5%  4位
    11  常滑    8.4%  4位
    12  若松    8.3%  7位
    13  児島    8.1%  13位
    14  びわこ   8.0%  15位
    15  下関    7.6%  13位
    16  津     7.0%  4位
    17  住之江   6.9%  16位
    18  尼崎    6.8%  22位
    19  唐津    6.6%  10位
    19  福岡    6.6%  23位
    19  芦屋    6.6%  24位
    22  三国    6.5%  16位
    23  徳山    5.6%  16位
    24  大村    4.4%  21位


    以上が5・6コースの1着率ランキングだ。
    何とも微妙な結果となってしまった。

    確かに幅員の狭い平和島競艇場(幅員 1位)、江戸川競艇場(幅員 3位)の1着率が高いのには相関性は見られそうだが、それ以外の数字としては、あまり関係性がないように思われる
    桐生競艇場(幅員 20位)などが上位にランクされているあたりがそうだろうし、戸田競艇場(幅員 1位)もそこまで1着率が高いとは思えない。


    ただ、圧倒的に幅員の広い福岡競艇場(幅員 23位)と芦屋競艇場(幅員 24位)の1着率が低いのは、やはり「1マークの幅員」によるものなのかという印象を受けた。
    「アウトコースだと遠い」ともっぱら評判のこの2場だけに、素直な結果が出ている。

    5・6コースの1着率が 23位の徳山競艇場(幅員 16位)と、24位の大村競艇場(幅員 21位)については、そもそも1コースの1着率が圧倒的に高いだけに、自然と5・6コースの勝率は少なく、この数字になっているという側面もある。
    相関性としても微妙だが「ある気もする」というところか。



  7. 私的な結論〜アリか、ナシ?

  8. …そう考えてみると「私的な結論」としては、やはり1マークの幅員とアウトコースの勝率には相関性があると結論づけたい。

    少なくとも「幅員の広い競艇場ではアウトコースが弱い」とだけは言えるのではないだろうか。

    まぁこの相関性が直接的に、舟券に役に立つとは言い難いので、あくまで個人的な関心と、参考程度に覚えておいてもらえたらいいと思う。
    いやー、何とも微妙な結果でスミマセンでした(笑)


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2024/12/02

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▲ ボートリッチの無料予想(2024/12/02)

びわこ7Rのレース結果:1-6-2

まず軸は1号艇横澤で問題ないだろう。
開催初日という事もあり、ほとんど整備もしていない状態なので機力的には威張れる感じではないが、インならば話は別。持つだけの足は十分にある。

直近6ヶ月1着率も75%と高いので、ここは信頼のイン戦であった。1着固定で予想すべきだ。


2着軸にどの選手を据えるかだが、注目して欲しい所がある。
レースが行われるのが「びわこ」だという事だ。

びわこの中間整備(休催中に整備士が整備する事)はかなり有名である。弱かったモーターが一変して上位級の動きになる事も多々ある。


このレースでは6号艇野長瀬65号機に中間整備が入っていた。
その効果があって前検気配も良く見えたのだ。

6号艇時の野長瀬は前付けする事がよくある。
内の3・4コースは取れそうなメンバー構成なので、この足ならば2・3着軸にする事ができた。
ここがこのレースの一番の肝だったように思う。

予想はその野長瀬の2着が全くない
おそらくコースの読みも間違っているし、出走表通りのモーター機力だと思って予想しているのではないだろうか。全く別物になっているというのに。的中できて当然のレースである。