競艇ボートレースの旬な話 (八百長ボートレーサー西川昌希の暴露と…出版!?) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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八百長ボートレーサー西川昌希の暴露と…出版!?
2020年のボートレース界イチの衝撃事件
今年2020年のボートレース界で一番の衝撃事件といえば、「西川昌希A1競艇選手が八百長」でも書いている「西川昌希八百長事件」だろう。
ボートレース業界からしたら、抹消したい過去だろう。八百長レーサー西川昌希の判決
そんな西川昌希の続報が入ってきた。
西川昌希事件は名古屋地裁で裁判が行われた。
判決は「公営競技の公正と社会の信頼を著しく侵害した」として懲役3年、追徴金3725万円 の実刑判決が下された。
公営競技で八百長とは競艇ボートレース界始まって以来の大事件なので、下された判決は思ったより「短い刑期」だと思った。
まぁ実刑判決が出たというのは当然の処分だっただろう。
追徴金の3725万円というのは、昨年1〜9月に行われた八百長をしたレースの報酬として受け取っていた額が3725万円だったからであろう。
実際はもっとあるのではないか?と勘繰りたくもなるが、どうやらそういう事らしい。
この実刑判決を受けて、西川昌希には心から全ての競艇ファンに対し反省して欲しいと思うのだが、このドアホは、そんな気毛頭無いのかもしれない。
そんな筆者の思いとは裏腹に、とんでもないものが世に出ようとしているのである。八百長ボートレーサー西川昌希が本を出版!?
「西川昌希」が本を出版!?
そのニュースを初めて知った時は、衝撃が走った。
〈まじかよ・・・〉
芸能人の暴露本でもないし、ましてや犯罪者なのに、何を調子に乗って本とか出そうとしてるのか?
そう思っても、やはり気にはなるのでその詳細を調べてみた。
題名:競艇と暴力団「八百長レーサー」の告白
著者:西川昌希
出版社:宝島社
発売日:2020/11/02
サイズ:四六/256ページ
金額:1760円(税込)
説明を引用すると、
「公営競技・ボートレース史上最大の八百長スキャンダルはなぜ起きたのか。
名古屋地検特捜部に逮捕された選手本人が、赤裸々にその不正の全貌を明かす懺悔の書。
暴力団組長の子として育てられた数奇な生い立ちと、天才的な選手としての資質、そして驚くべき巧妙な不正の手口、消えた5億円の行方、そして不祥事をもみ消そうとしたボート界の隠蔽体質。
業界騒然の話題作。」
ということらしい。
暴力団組長の子として育てられたとか、消えた5億の行方とか、不祥事をもみ消そうとしたボート界の隠蔽体質とか、確かに興味がそそられるものではあるが、何だか西川昌希という男は、A1レーサーにまで上り詰めたのに競艇ボートレース界に対し、少しも「愛」が無いのか、むしろ恨みでもあるのではないか?…と、思えるくらいの暴露本に仕上がってそうだ。
競艇ボートレース競走会も、ここまでくると手が付けられないのだろう。
暴露するなら徹底して暴露することで、逆に西川昌希の保身にもなるってことだろうか。
こんなのが「懺悔の書」なのだろうか?八百長・西川昌希の暴露本の気になるところ
八百長・西川昌希は暴力団組長の子?
まず気になったのが、「暴力団組長の子」という部分だ。
そうだったの?って感じだし、そもそも暴力団の息子がボートレーサーになれるのか?…とも思う。
というか、そんな生い立ち隠して、ボートレーサーになるなよ。
個人的にはなれないと思うが、ボートレーサー育成所への応募者全員に対し、一人ひとりの身辺調査などしているとは思えないので、もしその事をボート界が以前から知っていたとすれば相当な問題だろう。
ただ忘れてはいけないのが、西川昌希は「犯罪者」だ。
こんな八百長野郎の言ってる事などとても信じられないし、本人が書いているのかも怪しいもんだ。八百長・西川昌希の語る消えた5億の行方
次の「消えた5億の行方」だが、裁判における追徴金は3725万円だとしても、実際は八百長で得た配当金は6憶を超えていたというのがニュースでも公開されている情報だ。
このような見出しだと、なんだかこの5億というお金が暴力団に流れているかのように見えてしまい、とてもボートレース界にとって印象が悪い。
日本中の競艇ファンと、現役選手や引退した関係者、全ての人達から恨まれそうだ。
詳しくは読んでないので分からないが、決して本心から「懺悔」する気持ちではないのだろう。
「懺悔の書」なら売上全て寄付しろよ。西川昌希は、本当に救いようのないクズだな。 八百長・西川昌希の語るボート界の隠蔽体質
「ボート界の隠蔽体質」というのは、西川だけに関わらない問題になってきそうで恐い。
確かに八百長が発覚してからのボート界の動きはおかしいし、選手達に対する異常なまでの厳しさを見ると、やればやるほど世間に対し必死になって「キレイ」に見せようとしているように見えてしまう。
そもそもこんな八百長が起きるレベルの管理体制(携帯持ち込み)が大きな問題点であったにも関わらず、「暴行でA1ボートレーサー重成一人が逮捕」や、「競艇ボートレーサーの村松修二の「体面汚し」という処分」でも書いたように選手にばかり厳しく罰を与え、実際ボートレース競走会側が管理体制に対しどのように体制強化したかについては何にも情報が出てこない(私はそのような情報を目にしていない)。八百長・西川昌希に金を落としたくはない
まぁ、いずれにせよこれに関しても人としてクズの、西川昌希が吠える事でもないだろうし、そんなことを言う資格があるのか?と言いたい。
それと本人も「暴力団組長の子」と言っている。
所詮、犯罪者・西川昌希は先輩や関係者、全て日本中の競艇ファンを裏切り、このような事件を起こすような身勝手な男の発言だ。
なので、事件の当事者だからと便乗して言いたい放題に言ってる可能性も高く、もし読まれる方がいたら「話半分」で読んだ方がいいだろう。
(それに宝島だしw)
決して競艇界に対する今後の発展の為に書かれた本ではないと思うし、印税が人としてクズの西川昌希に入るのは癪である。
八百長野郎の懐が暖かくなるのは嫌なので読みたくはないが、とても気にはなっている。というのが正直な気持ちだ。
とりあえず、この犯罪者・西川昌希の書籍発売日は2020年11月2日だ。
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