最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,265

競艇ボートレースの旬な話 (まさかの全艇集団フライング) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. まさかの全艇集団フライング

    競艇ボートレースのフライング

    ボートレースがその他の競技(競馬や競輪など)と大きく違うのはそのスタート方式である。
    ある決められたタイミングにスタートラインを通過するというフライングスタート方式を採用しているのだ。

    選手からしてみれば、そのスタートタイミングより少しでも早くスタートしてしまえばフライングとなり、重い罰則が科せられる

    施工者にしてみてもフライングが発生すると、その艇に関する舟券を全て返還しなければならないため、売上の大幅な減少を余儀なくされる。

    先日の競艇コラムで書いた、お笑い界に入った「曾根孝仁という元競艇選手」などいい例で、現役時代フライングばかりしてボートレース多摩川には3年間出入り禁止になっていたという。
    それだけフライングの多い選手は迷惑なのだ。



    平和島で起こった全艇フライング

    そんな競艇ボートレースのフライングにおいて、珍事が起こった。

    全艇フライング返還欠場だ。


    2月23日のボートレース平和島第1Rで、ホームの向かい風が7mも吹き、安定板も装着されて行われた一戦なのだが、強風に負けまいと各選手踏み込んだ結果、6人全ての選手がフライングとなってしまったのだ。

    2月23日のボートレース平和島第1R、全艇フライング返還欠場
    2/23ボートレース平和島1R、全艇フライング


    タイミングとしてはコンマ03・04辺りの踏み込みが多い中、同レースに出場していた中島航・小巻良至は08の非常識なフライングとなり、即日帰郷となった
    (ここで改めてボートレースの厳しい罰則を知ってみようw)


    風速7mとこれだけ風が強く、タイミングが掴みにくかったという事と、ボートレースは他の選手に合わせてスタートする事も多いという事情からこういった集団フライングが発生してしまったのではないかと思われる。

    6艇全艇のフライングという事もあり、全ての舟券が返還され不成立となった。
    その返還額は、1872万 8000円とのことだ。

    施工者からしてみれば全売上げがパーとなり、たまったもんじゃなかったろう。
    レース開始の第1Rというのも気持ち的にキツかっただろーな。



    過去にもあった「全艇フライング」

    今回の平和島で起きた全艇フライングは約2年ぶりの出来事だったそうで、調べてみると前回は2019年6月16日にあった。

    ボートレース津の10Rで、この時も5メートルの向かい風が吹いていたらしい。
    やはり風が強くなると、タイミングが難しくなるという事だろう。
    このレースに関しても6艇中2艇は非常式なフライングとなり、即日帰郷となったという。

    スタート直後の実況の「あっと〜〜」という絶叫が面白いので見てみて欲しいw


    そしてこれ以前の全艇フライングも、同じボートレース津で起きている
    それも新年早々1月1日の第2レースというのがまた凄く「明けましておめでとう」の雰囲気が残る中起きた大惨事だ。

    6艇中4艇が即日帰郷となったのだが、よっぽど正月を家族と一緒に過ごしたかったのだろうかw
    ちなみにこのレースの時の風は追い風1メートルと、ほとんど無風の中行われているので、正月ボケか、互いに周りの選手に合わせてしまったんだろう。



    競艇ボートレースの「全艇出遅れ」

    では逆に競艇ボートレースの全艇出遅れはどうだろうか?

    調べてみると直近だと、これもまたボートレース津で2011年5月30日にあったようだ。
    2011年5月30日の競艇ボートレースの「全艇出遅れ」
    2011/5/30の全艇出遅れ


    しかしこの日は水面のコンディションが最悪で、映像を見てもらえれば明らかだが、向かい風波高ともに10メートルと安定板をつけてもレースが正常にできる状態ではなかった。
    白波が立っているくらいである。

    そんな中で起きた集団出遅れなのだが、正直これで選手達に罰則を与えるのは可哀想な気もする
    むしろこんな状況下でレースを開催した方に責任があると思うのだが。

    まぁ偶然かもしれないが、ボートレース津でそういった事が多発している事には何かしらの選手心理に何かあるのだろうか?

    全艇出遅れ」は、なかなかあるものじゃない。
    意外と「全艇フライング」は発生している事が分かった訳だが、白けるし起きて欲しくない事故だけに風速も見て舟券買うといいだろう。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/25

舟王という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「舟王」という競艇予想サイトの検証は2年以上前に検証を行ったが、ここ最近またフネラボ風の集客サイトが集客をしているので、競艇検証.comでも再検証を行うことにした。


さて、今回検証する競艇予想サイト「舟王」の無料予想(無料情報)は、2024/07/25の尼崎5Rで提供された買い目である。

舟王という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 舟王の無料予想(2024/07/25)

尼崎5Rのレース結果:1-3-4

ルーキーシリーズ最終日。やはり最終日という事もあり内有利の流れにはなるのだが、このレースも1号艇金田の逃げで大丈夫であった。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
昨日の準優こそ一発勝負でチルトを2度にしていたが、ここはすんなり戻してくるだろう。


あと、最近の金田のイン戦が安定しているのもある。

舟足は出足を中心に仕上がっている状態で、インならきっちり押し切れるだけの足は十分ある。
直近10走では1着6回・2着3回と結果を残している。
スタート遅れも考えづらいので、先マイすれば最低でも2着以内には入着していたはずだ。
軸信頼で良い


2・3着候補も3号艇佐藤で十分だ。惜しくも予選突破を逃したものの、日に日に気配はアップしている。
特に回り足が良いので3コースならまくり差しに入ると想定できた。


佐藤がまくり差しに入れば4号艇中村が浮上してくる。 行き足が良くなっているので、1マーク冷静に差し続けば問題なかった。
足的には5号艇中島も軽視はできなかったように思う。


逆に、佐藤の引き波を受ける直に受ける可能性のある、2号艇島川は割引きが必要だった。


予想は「1=2=3」のBOX舟券。
佐藤の攻め方を読み違えていた予想であったと思う(佐藤外マイの想定だろう)



2024/07/22

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競艇快進撃の集客サイトは、記事の公開当初から「ありえない戦績」で客を集めをしていた。

このグループサイトに限って「13戦13勝の的中率100%」など「ありえない」と、競艇検証.comでは「はじめから警告」していたが、予想通りとなった。
実際に「競艇検証.com」が15レースだけ検証したところ、予想精度は的中率13%(15戦2勝 13敗)の、回収率22%は損失額-23万 4400円となった。

さて、今回検証する競艇予想サイト「競艇快進撃」の無料予想(無料情報)は、2024/07/22の児島2Rで提供された買い目である。

競艇快進撃という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇快進撃の無料予想(2024/07/22)

児島2のレース結果:3-1-5

このレースの予想で重要なのは、1号艇今出逃げ切れるかどうかである。

舟足自体は普通で特に良いというところはなく、足的には推せるレベルではなかった。さらに、直近6ヶ月間のイン戦での1着が0回というデータからも、さすがにこれでは逃げるとは言えないだろう。


足的には3号艇山口に分があった。スリット近辺の行き足から伸びにかけての足が良く、センターならその良さを発揮できそうだ。ただし、まくり切る力はないため、まくり差しで1マークは来ると予想できる。
2号艇西村が転覆後で機力が不安な状態である事を考えれば、突き抜ける可能性は高かった。


山口に続くのは、インから踏ん張る今出や、4号艇飯山5号艇梅原の外勢だろう。
中でも梅原はターン回りの足が良さそうだったので、5コースからでもしっかりまくり差して続ける雰囲気はあった。逆に、山口の引き波を受ける西村は厳しかったように思う(足的にも弱い)


競艇快進撃の予想は山口1着は良いとして、西村を絡めた予想が多い点が気になる。山口がまくり差しに行けば西村は厳しくなるため、1マークの展開を読み違えているといえる。そもそも、転覆後の選手を推すのは不安要素が多いので避けるべきである。

3連単は5番人気決着となり、お客さんの方がレース展開をよく理解していたようである。