競艇の楽しみ方〜競艇選手編 (優出回数上位、だが優勝できないランキングw) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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優出回数上位、だが優勝できないランキングw
優勝するのは簡単じゃない
ボートレーサーはレースに出走し、そこで活躍する事によってお金を稼いでいる。
高収入を目指すのはボートレーサーになる「目標」の1つだと思うし、実際レーサーの収入は普通のサラリーマンに比べると圧倒的に多い。
賞金を狙うということはグランプリを優勝するとか、MVPをとるとか、SGやG1級の選手であればこのあたりの高い目標にもなってくるのだろうが、一般戦を主戦場にするような並の選手たちは、とりあえずその参加している節の優勝というものを目標にしているのではないだろうか。
基本的にはそこが一番の目標で、それを達成するためにモーター整備をしたり、スタート練習をしたりと努力をするのである。
優勝を果たせばファンや施工者の評価は上がるだろうし、年間でそれを積み重ねればSG出場の道だって開けてくるのである。
しかし優勝するといってもそう簡単にできるものでもない。
50人近く出場する選手の中の1番になるわけであるから、その難しさが分かるであろう。
そこで今回は、惜しいところまでは行くが、まだ優勝できていないレーサーに焦点を当ててみたいと思う。優出回数上位者は、優勝なし!?
優勝するためには、まず予選を勝ち上がって優勝戦に進出しなければならない。
まずここが最低ラインだし、逆に言えば6号艇で優出したとしても、その時点でチャンスはあるのだ。
優勝戦に多く進出しながらも、いまだに優勝できていない選手をランキングしてみたので発表していきたい。上位2〜5位の、おしい選手 (2021/4/29時点)
順位 選手名 期 回数 第2位 川田正人 88期 42回 第2位 富永修一 88期 42回 第4位 宮崎奨 96期 39回 第5位 川上清人 84期 36回
以上が上位2〜5位の順位である。
まず第2位の川田正人と、富永修一だが、42回も優勝戦に進出しているのにもかかわらずまだ優勝できていないという事自体がかなり珍しい。
どこかでラッキーでもいいから優勝しそうなものだが、それすらないのである。
同期であり、ここまでくるとどちらが先に優勝するか、ライバルだ。
川田は2020年10月12日の芦屋一般戦での優出が最後で、富永は2021年1月5日の児島一般戦が最後の優出だ。(2021年4月29日時点)
ともに6号艇での優出と、正直優勝は厳しかった。
4位宮崎奨と、5位川上清人も相当な数の優出回数である。
川上清人は2020年3月27日の芦屋一般での優出が最後と、ここ1年ほど優勝争いからも遠ざかっているのだが、宮崎奨の方は2020年は7優出とかなりチャンスはあった。
この調子でいけば優勝も夢では決してないし、モーター抽選次第といったところであろうか。
この2〜5位の順位を見ると、4人中3人が四国勢というのも偶然だろうが、面白い。
四国は比較的選手のレベルが低いので、そのあたりもこの記録と関わってきているのではないかなと思う。
そして栄えある第1位は…(笑)
福岡支部73期生の「小羽正作」である。
その優出回数は43回と、2位の2人と僅差の回数での1位選出となった。
小羽正作は2021年前期までは4期連続A2級と、勝率も5点後半の数字を残していた一般戦の実力者だっただけに、今回調べてみるまでまさか優勝していないとも思わなかった。
そしてその優出回数が43回もあった事も驚いた。
最後の優出が2020年9月16日の常滑一般戦で、このレースは6号艇での優出という事もあって全く勝負にならなかった。
それ以降は準優には進出するものの惜敗続きで優勝戦には乗れていないが、予選をコンスタントに通過している現状を見ると、次のチャンスもそう遠くなさそうだし、ここまでくるとあとは「運」のような気もしてくるので、今度こその優勝を決めて欲しいものだ。5位以下でも意外な選手が
「優勝逃しているおしい選手」上位は前章の選手達だが、5位以下で意外な選手がランクインしているので紹介したい。
元プロバイクレーサーの「権藤俊光」である。
現在A1級であり、ここ最近はG1への斡旋もされ初めてきている大阪支部若手有望株の選手である。
その優出回数は26回と若手の中では抜けて多い。(2021年4月29日時点)
まだデビューして6年くらいと経験値が圧倒的に少ないのだが、まだ優勝できていないと思っていなかったので、小羽正作同様こちらも驚いた。
ただ一つのきっかけ次第で優勝ラッシュ、なんていう展開もありそうだし、さすがに小羽選手のように43回まで記録を伸ばす事もないだろう。
今年中に優勝しそうな予感もあるので、その動向には注目しておいた方がいいかもしれない。
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