★競艇の必勝法を考える (レース場別の特性を知ろう) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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レース場別の特性を知ろう
どこの競艇場であろうとも競技のルールは同じであり、スタートしてから6回ターンマークを回って、ゴールするという事は変わらない。 -
《まくり》が効きやすい水面を持つ競艇場
24場の特性を、以下の3つの決まり手別に分けて、どういった決まり手が、決まりやすいのかを検証したい。 -
《まくり差し》が効きやすい水面を持つ競艇場
次は「まくり差しの効きやすい水面」の紹介だ。 -
《差し》が効きやすい水面を持つ競艇場
最後に「差しの効きやすい水面」だ。
「1マークの幅員」など各競艇場ごとの特徴は多少はあるが、使用するモーターやボートも基本的には同じものを使う。
しかし、それだけ同じものを使っていて、同じルールの元でも開場が違うと「レース傾向」というのは全く違うものになるのもボートレースという競技の特徴だ。
そこには水質や、風の吹き方、波の高低、水面の広さ、1マークのふり幅など様々な要素が絡んでおり、レース場が変われば全く別の視点から、舟券作戦を考えなくてはならない。
アホな競艇予想サイトの言う裏情報だとか、そういう戯言で予想を買わせてるサイトでは本当の意味での「レース場別の特性」など理解もしていないだろう。
例えば「競艇の1コースの勝率」でも書いたような、大村競艇場がインコースが圧倒的に強いとか、戸田競艇場はインコースが弱く、まくりが効きやすい。…などといった競艇場の特性である。
実際のところどうなのか、データを交えて検証しよう。
検証方法としては、インコースの逃げを除いた「決まり手の占有率」によって導き出したいと思う。
インコースを除く理由としては、基本的には現在の競艇は、インコース全盛の時代なので、どの競艇場でも一番多いのはインコースの逃げだからだ。
つまりインコースを除くことで、各競艇場の特色が出てくるだろうし、インコースの強さに関してはインコースの1着率で簡単に分かる。
あとレースとしてもシード番組などが少なくて、A級選手の多い、12R限定でのデータで検証していきたいと思う。
1.まくり
2.まくり差し
3.差し
「抜き」とういのもあるが、あくまで1周目1マークの攻防が競艇のメインであるので、ここでは参考程度にしておきたい。
まず「まくりの効きやすい水面」だ。
以下の競艇場がその水面であり、占有率と共に紹介したい。
以上が、まくりが占有率 30%を超えるような、まくり水面である。
戸田がこれだけまくりが効くというのは予想通りで、福岡も3コースからのまくりを何度となく見てきただけに、納得ができる数字が出ている。
ただ驚いたのが、住之江がまくりが効く水面として、ランクされているという事だ。
私はまだ競艇をやり始めてそこまでの時間は経っていないのだが、住之江は、差しが効いている印象があったので、意外だった。むしろ住之江の差しの占有率は低く、やはりイメージという「先入観」を持って予想をしてはならない。アタマの中を修正をしなくてはいけないようだw
以上が、まくり差しの占有率が 30%を超えるような水面である。
浜名湖は、水面がとても広く、握って回れる(全速回る)だけに、まくりがもう少し多くても良さそうなものだが、実際にはまくり差しが多いようだ。
3コースからのまくり差しが多そうなイメージであった丸亀が、やはりまくり差しが多かったというのには納得だ。つまり無理にまくりを狙うのではなく、インコースの選手を先に回してから、差しにいく展開を予想できるので、まくり差しが多い水面は、インコースの選手の3着率(差されても残せるため)が高いのではないかと思われる。
以上が、差しの占有率が 30%を超えるような水面だが、平和島は、バックストレッチで差した艇が伸びる傾向にあり、差しの決まり手が多いのは、そのためだろう。
ただ、琵琶湖が差し水面だとは、全く予期していなかった。
まくりが効きそうな印象だっただけに琵琶湖=差し、という事を覚えておきたいと思う。
そして、児島のまくりが少なすぎるという所にも注目したい。
平均的にまくりは25%あたりだけに、この低さが分かる。児島では、まくりというものをそれほど考えなくて、舟券を組み立てた方がいいという事なんだろう。
これは参考にしたいデータだ。
この辺りが、イン逃げ以外の決まり手で、特徴のある水面だろう。
その他の競艇場は大体が「まくり」、「まくり差し」、「差し」が3等分の割合で起きており、これと言った特徴はないので、今回は紹介しないでおく。
個人的には各競艇場の持つイメージと、実際の結果には若干のズレがあったのだが、皆さんはいかがだっただろうか?
今回調べたこのデータを参考に、舟券作戦を有利に進めてもらえたら嬉しいですw
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