最終更新日:2024年12月04日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,837

★競艇の必勝法を考える (レース場別の特性を知ろう) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. レース場別の特性を知ろう

  2. どこの競艇場であろうとも競技のルールは同じであり、スタートしてから6回ターンマークを回って、ゴールするという事は変わらない。
    1マークの幅員」など各競艇場ごとの特徴は多少はあるが、使用するモーターやボートも基本的には同じものを使う。

    しかし、それだけ同じものを使っていて、同じルールの元でも開場が違うと「レース傾向」というのは全く違うものになるのもボートレースという競技の特徴だ。


    そこには水質や、風の吹き方波の高低水面の広さ1マークのふり幅など様々な要素が絡んでおり、レース場が変われば全く別の視点から、舟券作戦を考えなくてはならない。
    アホな競艇予想サイトの言う裏情報だとか、そういう戯言で予想を買わせてるサイトでは本当の意味での「レース場別の特性」など理解もしていないだろう。

    各競艇場には「特性」があるのだ。



    例えば「競艇の1コースの勝率」でも書いたような、大村競艇場インコースが圧倒的に強いとか、戸田競艇場はインコースが弱く、まくりが効きやすい。…などといった競艇場の特性である。


    実際のところどうなのか、データを交えて検証しよう。
    検証方法としては、インコースの逃げを除いた「決まり手の占有率」によって導き出したいと思う。

    インコースを除く理由としては、基本的には現在の競艇は、インコース全盛の時代なので、どの競艇場でも一番多いのはインコースの逃げだからだ。
    つまりインコースを除くことで、各競艇場の特色が出てくるだろうし、インコースの強さに関してはインコースの1着率で簡単に分かる。

    あとレースとしてもシード番組などが少なくて、A級選手の多い、12R限定でのデータで検証していきたいと思う。



  3. 《まくり》が効きやすい水面を持つ競艇場

  4. 24場の特性を、以下の3つの決まり手別に分けて、どういった決まり手が、決まりやすいのかを検証したい。

    1.まくり
    2.まくり差し
    3.差し

    抜き」とういのもあるが、あくまで1周目1マークの攻防が競艇のメインであるので、ここでは参考程度にしておきたい。

    まず「まくりの効きやすい水面」だ。
    以下の競艇場がその水面であり、占有率と共に紹介したい。
    《まくり》が効きやすい水面を持つ競艇場
     
    以上が、まくり占有率 30%を超えるような、まくり水面である。
    戸田がこれだけまくりが効くというのは予想通りで、福岡も3コースからのまくりを何度となく見てきただけに、納得ができる数字が出ている。

    ただ驚いたのが、住之江がまくりが効く水面として、ランクされているという事だ。
    私はまだ競艇をやり始めてそこまでの時間は経っていないのだが、住之江は、差しが効いている印象があったので、意外だった。むしろ住之江差しの占有率は低く、やはりイメージという「先入観」を持って予想をしてはならない。アタマの中を修正をしなくてはいけないようだw



  5. 《まくり差し》が効きやすい水面を持つ競艇場

  6. 次は「まくり差しの効きやすい水面」の紹介だ。
    《まくり差し》が効きやすい水面を持つ競艇場
     
    以上が、まくり差し占有率が 30%を超えるような水面である。
    浜名湖は、水面がとても広く、握って回れる(全速回る)だけに、まくりがもう少し多くても良さそうなものだが、実際にはまくり差しが多いようだ。

    3コースからのまくり差しが多そうなイメージであった丸亀が、やはりまくり差しが多かったというのには納得だ。つまり無理にまくりを狙うのではなく、インコースの選手を先に回してから、差しにいく展開を予想できるので、まくり差しが多い水面は、インコースの選手の3着率(差されても残せるため)が高いのではないかと思われる。



  7. 《差し》が効きやすい水面を持つ競艇場

  8. 最後に「差しの効きやすい水面」だ。
    《差し》が効きやすい水面を持つ競艇場
     
    以上が、差し占有率が 30%を超えるような水面だが、平和島は、バックストレッチで差した艇が伸びる傾向にあり、差しの決まり手が多いのは、そのためだろう。

    ただ、琵琶湖が差し水面だとは、全く予期していなかった。
    まくりが効きそうな印象だっただけに琵琶湖=差し、という事を覚えておきたいと思う。

    そして、児島のまくりが少なすぎるという所にも注目したい。
    平均的にまくりは25%あたりだけに、この低さが分かる。児島では、まくりというものをそれほど考えなくて、舟券を組み立てた方がいいという事なんだろう。
    これは参考にしたいデータだ。


    この辺りが、イン逃げ以外の決まり手で、特徴のある水面だろう。
    その他の競艇場は大体が「まくり」、「まくり差し」、「差し」が3等分の割合で起きており、これと言った特徴はないので、今回は紹介しないでおく。

    個人的には各競艇場の持つイメージと、実際の結果には若干のズレがあったのだが、皆さんはいかがだっただろうか?
    今回調べたこのデータを参考に、舟券作戦を有利に進めてもらえたら嬉しいですw


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2024/12/02

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びわこ7Rのレース結果:1-6-2

まず軸は1号艇横澤で問題ないだろう。
開催初日という事もあり、ほとんど整備もしていない状態なので機力的には威張れる感じではないが、インならば話は別。持つだけの足は十分にある。

直近6ヶ月1着率も75%と高いので、ここは信頼のイン戦であった。1着固定で予想すべきだ。


2着軸にどの選手を据えるかだが、注目して欲しい所がある。
レースが行われるのが「びわこ」だという事だ。

びわこの中間整備(休催中に整備士が整備する事)はかなり有名である。弱かったモーターが一変して上位級の動きになる事も多々ある。


このレースでは6号艇野長瀬65号機に中間整備が入っていた。
その効果があって前検気配も良く見えたのだ。

6号艇時の野長瀬は前付けする事がよくある。
内の3・4コースは取れそうなメンバー構成なので、この足ならば2・3着軸にする事ができた。
ここがこのレースの一番の肝だったように思う。

予想はその野長瀬の2着が全くない
おそらくコースの読みも間違っているし、出走表通りのモーター機力だと思って予想しているのではないだろうか。全く別物になっているというのに。的中できて当然のレースである。