最終更新日:2024年11月23日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,789

競艇ボートレースの旬な話 (まさかの全艇集団フライング) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. まさかの全艇集団フライング

    競艇ボートレースのフライング

    ボートレースがその他の競技(競馬や競輪など)と大きく違うのはそのスタート方式である。
    ある決められたタイミングにスタートラインを通過するというフライングスタート方式を採用しているのだ。

    選手からしてみれば、そのスタートタイミングより少しでも早くスタートしてしまえばフライングとなり、重い罰則が科せられる

    施工者にしてみてもフライングが発生すると、その艇に関する舟券を全て返還しなければならないため、売上の大幅な減少を余儀なくされる。

    先日の競艇コラムで書いた、お笑い界に入った「曾根孝仁という元競艇選手」などいい例で、現役時代フライングばかりしてボートレース多摩川には3年間出入り禁止になっていたという。
    それだけフライングの多い選手は迷惑なのだ。



    平和島で起こった全艇フライング

    そんな競艇ボートレースのフライングにおいて、珍事が起こった。

    全艇フライング返還欠場だ。


    2月23日のボートレース平和島第1Rで、ホームの向かい風が7mも吹き、安定板も装着されて行われた一戦なのだが、強風に負けまいと各選手踏み込んだ結果、6人全ての選手がフライングとなってしまったのだ。

    2月23日のボートレース平和島第1R、全艇フライング返還欠場
    2/23ボートレース平和島1R、全艇フライング


    タイミングとしてはコンマ03・04辺りの踏み込みが多い中、同レースに出場していた中島航・小巻良至は08の非常識なフライングとなり、即日帰郷となった
    (ここで改めてボートレースの厳しい罰則を知ってみようw)


    風速7mとこれだけ風が強く、タイミングが掴みにくかったという事と、ボートレースは他の選手に合わせてスタートする事も多いという事情からこういった集団フライングが発生してしまったのではないかと思われる。

    6艇全艇のフライングという事もあり、全ての舟券が返還され不成立となった。
    その返還額は、1872万 8000円とのことだ。

    施工者からしてみれば全売上げがパーとなり、たまったもんじゃなかったろう。
    レース開始の第1Rというのも気持ち的にキツかっただろーな。



    過去にもあった「全艇フライング」

    今回の平和島で起きた全艇フライングは約2年ぶりの出来事だったそうで、調べてみると前回は2019年6月16日にあった。

    ボートレース津の10Rで、この時も5メートルの向かい風が吹いていたらしい。
    やはり風が強くなると、タイミングが難しくなるという事だろう。
    このレースに関しても6艇中2艇は非常式なフライングとなり、即日帰郷となったという。

    スタート直後の実況の「あっと〜〜」という絶叫が面白いので見てみて欲しいw


    そしてこれ以前の全艇フライングも、同じボートレース津で起きている
    それも新年早々1月1日の第2レースというのがまた凄く「明けましておめでとう」の雰囲気が残る中起きた大惨事だ。

    6艇中4艇が即日帰郷となったのだが、よっぽど正月を家族と一緒に過ごしたかったのだろうかw
    ちなみにこのレースの時の風は追い風1メートルと、ほとんど無風の中行われているので、正月ボケか、互いに周りの選手に合わせてしまったんだろう。



    競艇ボートレースの「全艇出遅れ」

    では逆に競艇ボートレースの全艇出遅れはどうだろうか?

    調べてみると直近だと、これもまたボートレース津で2011年5月30日にあったようだ。
    2011年5月30日の競艇ボートレースの「全艇出遅れ」
    2011/5/30の全艇出遅れ


    しかしこの日は水面のコンディションが最悪で、映像を見てもらえれば明らかだが、向かい風波高ともに10メートルと安定板をつけてもレースが正常にできる状態ではなかった。
    白波が立っているくらいである。

    そんな中で起きた集団出遅れなのだが、正直これで選手達に罰則を与えるのは可哀想な気もする
    むしろこんな状況下でレースを開催した方に責任があると思うのだが。

    まぁ偶然かもしれないが、ボートレース津でそういった事が多発している事には何かしらの選手心理に何かあるのだろうか?

    全艇出遅れ」は、なかなかあるものじゃない。
    意外と「全艇フライング」は発生している事が分かった訳だが、白けるし起きて欲しくない事故だけに風速も見て舟券買うといいだろう。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

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2024/11/18

ボートテクニカルという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

約2年ぶりボートテクニカルの無料予想を再検証した結果は、なんと22戦、全滅といった超低レベルなものだった。

ここまで低い予想精度は、今の競艇予想サイト業界には無いのではないか?その酷さには失笑でしかない。


今回検証する競艇予想サイト「ボートテクニカル」の無料予想(無料情報)は、2024/11/18の戸田11Rで提供された買い目である。

ボートテクニカルという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートテクニカルの無料予想(2024/11/18)

戸田11Rのレース結果:1-3-4

戸田一般戦最終日。
当然だが最終日は、スタートが揃いやすくなるので内が有利となる。


このレースの1号艇は宮崎
惜しくも優出を逃したものの、足はスリット近辺の行き足中心に戦えるレベルには十分ある。スタート勘も合っており、先マイ必至であった。
逃げ切り有力で、逆転があるとしても差しでのものだろう。1着軸で予想を組み立てるのが自然だ。


もちろん技量では3号艇丸岡も負けてはいない。
ただ伸びて行くような足ではないので、着確保の外マイになると想定できる。
そうなれば2・3着は堅いと思う。

まくり差しに行けば逆転も一考という所だが、そのまくり差しが決まる確率は高くはなかった。
あくまで一考というレベルである。


足的に分が良かったのは5号艇林だが、さすがにコースが遠い。
5コースから自力でまくったりするのは厳しいので基本展開待ちとなる。
2・3着ならあるだろうが、本命視はできなかった。


ボートテクニカルの予想はその林の1着固定
その上イン宮崎が相手に含まれていないので、的中する確率は限りなく低い


これが「本気」なのだとしたら、この予想をした担当者はさっさと辞表を出した方がいい。
コレ、もう「わざと外しに行っているのだろうか」と、本気で思うレベルだ。


ボートテクニカルの予想の意味が全く分からなかった
22戦、全滅といった低次元な予想精度といい、「ボートテクニカル」の予想担当者に給料?まで払って予想をさせている意味も分からない。即クビだろ


何年経っても「ボートテクニカル」の予想は考察するまでもないレベルということだ




2024/11/20

アップボートという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト「アップボート」の無料予想(無料情報)は、2024/11/20のびわこ5Rで提供された買い目である。

アップボートという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アップボートの無料予想(2024/11/20)

びわこ5Rのレース結果:3-6-1


開催5日目の一般戦。
基本的には準優組が圧倒的に有利である。モーターの仕上がりが整い、レースでのリズムが良いことがその理由だ。
このレースでは1号艇金子3号艇有賀6号艇君島準優組であった


そうなると金子のイン逃げが有力かと思われがちだが、懸念材料がある
有賀の3コースでの実績だ。

有賀はセンター枠の3コースが得意としており、1着率は約35%に達する。この数字はインコース以外では非常に高いものであり、特にまくり差しでの勝利が目立つ。


今回のレースでも、1マーク先マイするのは金子だろうが、2号艇藤井スタートが安定していないので、まくり差すには好都合の展開と想定できる。
そうなれば金子のイン逃げが盤石とは言い切れず、有賀が逆転する確率も五分程度はあると見るべきだろう。


6号艇君島はコース遠いが成績が表す通り、足は良い。
2日目に6コースから、3日目には5コースからそれぞれ1着を取っているように、今節の君島は外を苦にしていない。
このレースでも着絡みは必至であった。
正直この3選手だけで良かった


予想はイン金子に信頼を置き過ぎである。
準優組3者で決着濃厚だっただけに、このBOX予想で問題なかったのだ(藤井絡みの予想が全く要らない)
そういう意味で抜けがある予想であった。