ボートレースのYouTube編 (宮迫博之とヒカルが競艇予想して問題に。) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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宮迫博之とYouTuberのヒカルが競艇予想して問題に。
お笑い芸人宮迫のYouTube動画が問題に。
元吉本興業のお笑い芸人で「闇営業問題」と言えば「雨上がり決死隊」の宮迫博之。
その宮迫が、2年前のあの騒動後からユーチューバーとして活動し始めており、宮迫本人が発信してるYouTubeチャンネル内において、アップされた動画が物議を醸している。
ボートレース大村とのコラボ動画が問題となっているのだ。問題の「ボートレース大村×宮迫×ヒカル」の競艇予想動画
私自身宮迫の動画は見たことなかったが、YouTubeの「オススメ動画」に上がってきたので知ったわけだ。
今回はその動画が一体どんな内容で、どのような問題に発展してるのか、紹介したいと思う。ボートレース大村と「宮迫ですッ!」がコラボ
問題動画のタイトルは?
まずこのサムネから見てもらいたいのだが、「大勝利」「○○○万円勝ちました」とあって、勝つだろう事は見る前から分かる感じになっている。
人気ユーチューバーのヒカルとのコラボ動画というのも分かるが、その動画のタイトルが「100万円賭けた結果!?」とあって、その金額も少しキャッチーではある。
タイトル・サムネともに引きのあるものだったが、肝心の中身はどうなのだろうか?宮迫博之と大村市の市長との対談
問題の動画を見てみると、YouTuberのヒカルと宮迫が視聴者に挨拶してすぐに「さぁ、緊急動画を撮っております」と、大村市の市長とのオンライン対談になる。
大村市の市長である園田裕史(44)と、宮迫博之(50)のオンライン対談を見ると、キッカケは「ボートレース大村で勝負してもらいたい」という仕事を市長である園田裕史(44)本人から直接頼まれるというもので、行政からの仕事という事で大喜びで宮迫が受ける事を決めた宮迫は、ボートレースの事をあんまり知らないという事で、知り合いのヒカルと一緒にやることを園田市長に動画対談で伝えている。
こうした流れで今回のボートレース大村と、宮迫とヒカルのコラボ動画が作られる事になった。という序章で始まる動画なのだが、後ほどもう一度書くがこの動画の制作にはかなりの金額が動いており、こんな対談で「YouTuberのヒカル」も参加して作ることをアッサリとOKするとはとても思えない。
そう考えて見直すと、この動画自体全て編集されているので、市長との対談動画もどのタイミングで録画されたのか分からないし、「行政からの仕事」と喜んでいる宮迫のリクションもなんだか嘘臭くて(闇営業問題での謝罪動画も嘘臭いと低評だったようにいつも下手な演技に見えてしまう)出資元を知ってしまうと、なんだか「作られたもの」にさえ見えてきてしまう。実際の動画内容
園田市長と宮迫のオンライン対談が終わると、宮迫とヒカルがソファーに座ってる画面に戻り、ヒカルの方がボートレースに詳しいので、どこが堅いとか、ボートレースはインが強い。といったレクチャーをヒカルが宮迫にしている。
その部分がやたらとダラダラと長く、これはボートレース大村からの依頼の一部なのだろうか。
かなり初歩的な事しか教えていないし、見ていてヒカル自身もそんなに競艇ボートレースを知ってる感じじゃないのに、宮迫のマウント取ってる感じが面白い。
勝負は2レース行われ、50万円ずつを宮迫・ヒカルで割って買う。
1レース目はインコースの舟券を2人とも予想していたのだが、4コースの選手がまくって普通に外れてしまう。
配当も万舟ついていたみたいで、2人して驚いていた。
勝負の2レース目は両者1点ずつの25万張りで、宮迫は「2-1-6」ヒカルは「1-2-5」とどちらがきても250万以上の配当となっていた。
レースはインから1号艇が逃げ、2号艇が続く形となり、問題は3着争いで3号艇・4号艇・5号艇の3人で競ったのだが、5号艇が競り勝ちヒカルの「1-2-5」が的中する事となった。
オッズが11.8倍ついていたので、配当は295万円となり見事に「勝利したシナリオ」である。動画を見た感想
ヒカルの方がYouTuberとして慣れてるからかリアクションが大きく、宮迫の嘘臭いリアクション見てるとかなり白けてしまう。
動画を見てると、これまでの「宮迫」がTVスタッフの編集によって上手く作られたものだということが分かり、完全に場はヒカルが作っている。
タイミングよく万舟つき、これほどまでに上手くいくものか?と動画を見た人は思うかもしれない。
まぁでも冷静に考えると、宮迫と市長の対談も予め会話のシナリオがあったように見えるし、一応ボートレース大村の宣伝動画という事もあるようなので、大村マイルクラブという大村のポイントクラブの紹介部分も長い。
会話中のキャプチャ画面も編集されて表示されるので生放送でないことが分かる。
一部始終が1回の通しで撮っているものじゃないので高額の配当が当たる動画作るために何回も撮り直している可能性は十二分にあるわけだ。
コラボ動画の制作費は、大村競艇の収益から2000万も出されているのだから、そこから賭金の200万や300万は経費として出てててもおかしくない。
ヒカルや宮迫のポケットマネーだという証拠などない。
テレビならそんなの珍しくもないし、むしろそう考えた方が宮迫の演技がかった驚きも納得だ。宮迫とヒカルの競艇予想動画が大ヒンシュク
文春オンラインによる動画の評判
大村市の市長である園田裕史(44)自ら「闇営業問題」で時の人となった宮迫博之(50)に依頼したこの動画が、市長から直々依頼された仕事なだけに、競艇ファンや大村市民からも反発の声が出てきているそうだ。
「文春オンライン」の記事によると、同じ大村市議会の村崎浩史市議は行政側が依頼した案件にも関わらず子供が見るようなYouTubeの動画で100万円を賭けるなどという、「射幸心をあおるものを流すべきではない」という内容で、この動画に反対しているのだ。
確かに、市長が動画内にわざわざ出てくるのもなんだかだし、100万円という金を賭けているのもやりすぎかもしれない。
行政側が乗り出してやってる感というのが一番の問題点なのかもしれない。
おかげで同じ大村市議会の村崎浩史市議は「やりたい放題ですよ」と、ここぞとばかりに園田市長の暴露をしており、ヒガミにさえ見えてしまう(笑)誰も得しなかった?宮迫とヒカルの競艇予想動画
コンペがあったというが、実際はどうだったか分からないし、この動画を作るために2000万円も製作費が広告代理店に支払われているのだという。
多額の税金を使っての宣伝効果が出ているのかどうか。
仮に宣伝効果が出ているという事は、射幸心にあおられた人がたくさんいるというのだろうから、村崎浩史市議は目を三角にして「そこも問題だ」と言っている。
さすがにこの問題がこれ以上宮迫自身に影響してくる事はないだろうが、なんとも後味の悪い結果になったようだ。
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12/7には「モーニングパック」というプランで芦屋4R(21.3倍)→芦屋6R(11.8倍)と、4〜5点で的中させ、18万 7620円の払戻しとなった。
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