最終更新日:2024年11月23日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:16,789

★競艇基礎知識〜トリビア (競艇選手養成所歴代チャンピオン) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 競艇選手養成所歴代チャンピオン

    先日、ボートレーサーになる為の応募書類を取り寄せ「ボートレーサーの応募書類」というコンテンツを書いたので、その流れで「競艇選手養成所歴代チャンピオン」について競艇コラムを書くことにする。


    厳しいボートレーサー養成所

    選手になろうと志せば、避けては通れないのが、競艇ボートレーサー養成所での生活である。
    その生活はとても厳しく、例えるなら軍隊のようだ。

    どれだけ「軍隊」かは「競艇女子」の美人レーサー、西岡成美 在所生代表の言葉を見れば伝わるだろう。
    動画で見れば尚更だ。
    競艇ボートレース養成所
     
    まぁよく考えれば厳しいというのも当たり前だ。
    まったくの素人からたった1年間の訓練で、プロに育てようというのだから、厳しくして当然である。
    実際何人も死亡している命を懸けたスポーツである事も、厳しい要因の一つであろう。


    ボートレーサー養成所の「チャンピオン」とは?

    そんな養成所での生活も半年くらい経った時期から、同期同士でのリーグ戦が始まる。
    レースを実際にすることで、ターンテクニックや展開を読む力をつけようというのが目的だろう。

    そのリーグ戦が何戦か行われた後、修了式の前に行われるのが、選手養成訓練終了記念競走である。
    もちろんこのレースに出走できるのは、リーグ戦で好成績をおさめた者だけであり、このレースで勝利を納めた者が、その期のチャンピオンとなるのだ。

    プロとしてデビューする前に、1年間一緒に過ごしてきた仲間たちの中で、一番になるというのは凄く自信になるだろうし、これはSGとも違って一生に1回しかチャンスはないので、皆優勝を狙っているのだ。

    そして優勝した選手はその期の代表として扱われるので、その責任は重く、それだけ価値のあるレースなのである。

    では、そんな価値のあるレースを制した、歴代のチャンピオン達がどのようなメンツなのかを今回は掘り下げていきたい。



  2. 代表的な期の養成所歴代チャンピオン

    1973年の36期以降から誕生する「本栖チャンプ」

    ボートレーサー養成所の終了記念レースは、昭和48年の1973年36期以降から行われている。

    したがって本栖チャンプは自ずとそれ以降から誕生する。
    ただ、36期〜49期までのチャンピオンすでに引退しているので、割愛させてもらう。


    現役最古のチャンピオンは50期の「原田正己」

    現役最古のチャンピオン50期の「原田正己」だ。
    「原田正己」は現在57歳の大ベテランで、養成所時代のリーグ勝率は8.01もあったみたいだ。
    これはかなり高い数字である。

    だがプロ転身後はG1やSGなどを優勝している形跡はなく、まあ「普通」くらいの選手だったのだろう。
    それでもこれまでに6憶円もの賞金を獲得しているのだから、いかに「競艇選手」という職業が儲かるかってことだ。


    58期チャンピオン「三角哲男」

    58期には「三角哲男」がチャンピオンに輝いている。
    三角は、SGも優勝した事のある強豪であり、現在もトップクラスで活躍している競艇選手だ。

    因みにこの「三角」という名前、珍しいので調べてみると、九州に多い名で全国順位で 1,631位。およそ9,800人もいるんだとか。


    強豪選手が集まっている60期、64期の優勝者は?

    強豪選手が集まっていると言われる60期(上瀧和則、烏野賢太、濱村芳宏)は「服部晃子」という引退した選手が優勝し、松井繁、服部幸男のいた64期のチャンピオンも、彼らではなく「十河伸吉」という、いずれも引退した微妙な選手というのも面白い。


    強豪選手が集まっている69期優勝は「太田和美」

    これまた強豪揃いの69期(田中信一郎、仲口博崇、三嶌誠司)の優勝者は強豪「太田和美


    76期優勝はSG2回優出の「太田和美」

    76期(瓜生正義、魚谷智之、原田幸哉)の優勝は既に引退した「横西奏恵」という元競艇選手で、この76期と言えば、瓜生、魚谷などの艇界1、2を争う選手を下して女性で優勝したのは凄い。
    彼女自身も現役時代SG優出を2回果たすなど、女子の記録を塗り替えた凄い選手で、こういう期は優秀な選手が多く、同期の活躍でお互いに刺激し合っているのだろうとつくづく思う。


    80期は「白石健」

    80期は「白石健」。現在の活躍を考えればチャンピオンは「白井英治」だろうが、それも在校時代の苦い経験がバネになったのだろうか。


    81期は「池田浩二」

    81期は「池田浩二」がチャンピオン。とても順当な結果である。


    銀河系軍団 85期は「田村隆信」

    銀河系軍団と呼ばれている85期は「田村隆信」と、まあ順当な結果であるし、この田村は同期の他の選手(井口佳典、湯川浩司)よりも圧倒的に出世が早かったようだ。
    デビュー5年後の2004年にはSGを2回優勝していたし、今現在もグランプリに出場したりしていることから、この時から抜けていたようだ。


    現在の艇界トップ3はチャンピオンならず。

    現在の艇界トップ3である、毒島誠(92期)、峰竜太(95期)、桐生順平(100期)は、誰もがチャンピオンになる事はできなかった。
    決して、養成所時代から強い選手だけが、プロになっても活躍できるとは限らない良い例であろう。
    それ以降のチャンピオンはまだSGやG1などで活躍できていないのが現状だ。


    110期はコスプレ大好き「喜多須杏奈」

    110期には、76期の横西以来女性チャンピオンで、競艇女子でも書いた「喜多須杏奈」がチャンピオンになった。
    横西と同じ徳島支部という事もあり、デビューから期待されていたようだが、残念ながらデビュー後は現在までではこれといった結果を残せていない。
    横西2世とまで言われた逸材だけに、まだまだこれからに期待という事か。


    最新の126期「常住蓮」

    そして最新の126期のチャンピオンは、「常住蓮」という日本人だ。
    漢字で書いても読みずらいのだが、「つねずみれん」というらしい。

    佐賀出身でもあり、これで124期から3期連続で佐賀の選手がチャンピオンに輝いた(124期は末永和也、125期は定松勇樹)。
    同県の先輩、峰竜太の活躍に触発されるかのように佐賀勢が3連覇と、これからの佐賀支部にも注目が集まるだろう。



    「代表的な期の養成所歴代チャンピオン」のまとめ

    以上が代表的な期の養成所歴代チャンピオンであるが、改めて見ると、チャンピオンが順当にプロで活躍しているケースもあるが、そうでないケースの方が多そうである。

    そう考えると、プロに入ってからの伸びしろの方が大きいようだし、あくまで養成所は通過点という事だろう。
    ただ、やはりその期のナンバーワンというのは価値があると思うので、これからも歴代のチャンピオン、そしてこれから生まれるチャンピオンには注目しておきたいね。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/20

アップボートという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト「アップボート」の無料予想(無料情報)は、2024/11/20のびわこ5Rで提供された買い目である。

アップボートという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アップボートの無料予想(2024/11/20)

びわこ5Rのレース結果:3-6-1


開催5日目の一般戦。
基本的には準優組が圧倒的に有利である。モーターの仕上がりが整い、レースでのリズムが良いことがその理由だ。
このレースでは1号艇金子3号艇有賀6号艇君島準優組であった


そうなると金子のイン逃げが有力かと思われがちだが、懸念材料がある
有賀の3コースでの実績だ。

有賀はセンター枠の3コースが得意としており、1着率は約35%に達する。この数字はインコース以外では非常に高いものであり、特にまくり差しでの勝利が目立つ。


今回のレースでも、1マーク先マイするのは金子だろうが、2号艇藤井スタートが安定していないので、まくり差すには好都合の展開と想定できる。
そうなれば金子のイン逃げが盤石とは言い切れず、有賀が逆転する確率も五分程度はあると見るべきだろう。


6号艇君島はコース遠いが成績が表す通り、足は良い。
2日目に6コースから、3日目には5コースからそれぞれ1着を取っているように、今節の君島は外を苦にしていない。
このレースでも着絡みは必至であった。
正直この3選手だけで良かった


予想はイン金子に信頼を置き過ぎである。
準優組3者で決着濃厚だっただけに、このBOX予想で問題なかったのだ(藤井絡みの予想が全く要らない)
そういう意味で抜けがある予想であった。



2024/11/18

ボートテクニカルという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

約2年ぶりボートテクニカルの無料予想を再検証した結果は、なんと22戦、全滅といった超低レベルなものだった。

ここまで低い予想精度は、今の競艇予想サイト業界には無いのではないか?その酷さには失笑でしかない。


今回検証する競艇予想サイト「ボートテクニカル」の無料予想(無料情報)は、2024/11/18の戸田11Rで提供された買い目である。

ボートテクニカルという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートテクニカルの無料予想(2024/11/18)

戸田11Rのレース結果:1-3-4

戸田一般戦最終日。
当然だが最終日は、スタートが揃いやすくなるので内が有利となる。


このレースの1号艇は宮崎
惜しくも優出を逃したものの、足はスリット近辺の行き足中心に戦えるレベルには十分ある。スタート勘も合っており、先マイ必至であった。
逃げ切り有力で、逆転があるとしても差しでのものだろう。1着軸で予想を組み立てるのが自然だ。


もちろん技量では3号艇丸岡も負けてはいない。
ただ伸びて行くような足ではないので、着確保の外マイになると想定できる。
そうなれば2・3着は堅いと思う。

まくり差しに行けば逆転も一考という所だが、そのまくり差しが決まる確率は高くはなかった。
あくまで一考というレベルである。


足的に分が良かったのは5号艇林だが、さすがにコースが遠い。
5コースから自力でまくったりするのは厳しいので基本展開待ちとなる。
2・3着ならあるだろうが、本命視はできなかった。


ボートテクニカルの予想はその林の1着固定
その上イン宮崎が相手に含まれていないので、的中する確率は限りなく低い


これが「本気」なのだとしたら、この予想をした担当者はさっさと辞表を出した方がいい。
コレ、もう「わざと外しに行っているのだろうか」と、本気で思うレベルだ。


ボートテクニカルの予想の意味が全く分からなかった
22戦、全滅といった低次元な予想精度といい、「ボートテクニカル」の予想担当者に給料?まで払って予想をさせている意味も分からない。即クビだろ


何年経っても「ボートテクニカル」の予想は考察するまでもないレベルということだ