★競艇基礎知識〜トリビア (競艇ボートレースの勝負服について) 〜競艇検証.comの競艇コラム
目次
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競艇ボートレースの勝負服について
ボートレースの勝負服はレース場によって変わる
競艇 ボートレースを見る上でまず注目するのは、レース展開だろう。
1マークの展開を予想するのが一番の肝でもあり、ボートレースの核心的な部分である。
インからスタート行って先マイしたとか、4コースの選手がまくりに来たとか、外から展開突いて差してくるとか、ほとんどのファンは基本的にレースの事しか見ていない。
まぁ当たり前と言えば当たり前だ。
レースも面白いのだが、他にも注目すると面白い。
例えば選手装着している勝負服がレース場によって違うのは知っているだろうか。
24場全てで統一されているわけではなく、様々なデザインがあるのだ。
レースを見るだけでは引きの映像になってしまう事が多いので、気づかない人も多いと思う。
というより、レースの結果に目がいっているので、ほとんどの人は意識すらしないだろう。
そこで今回は、みんなが普段注目しないであろう勝負服に焦点を当ててみたいと思う。
確かにと納得する事もあれば、微妙な違いもあるかもしれない。ボートレースの勝負服とは?
デザインを紹介するまえに、そもそもボートレースにおける勝負服とは何なのかを少し説明したい。
競艇選手はレースに出場する際に、いろんなものを装備していく。上半身でいうと、まずはカポックを装着する。
カポックとは救命胴衣の事で、転覆した際に自然と浮くために着る事になる。▲ 競艇ボートレーサーのカポック
次は重量用ベストだ。
これは最低体重よりも軽い選手が着用するもので、カポックの上に着る事になる。
着る物が多くなればなるほど動きづらくなるので基本的にはこのベストはない方がいいのだが、だからと言って重すぎるは問題だ。▲ 競艇ボートレーサーの重量用ベスト
そして、最後に勝負服を着る事になる。
自分が乗っている枠番の色をしているので、お客さんに分かりやすくしている意味がある。
それと同時に中身としては生地が入っていてけっこう堅く、プロペラなどで直接体に傷がつかないような防護服としての意味もある。
つまり、レースに行く上で相当重要な装備品だという事である。
ちなみにだが、この勝負服の正式名称は「TY-6型ユニフォーム」というらしい。▲ 競艇ボートレーサーの勝負服 競艇勝負服の王道デザイン
まずは一番多くの場で使われている、「王道」のようなデザインを紹介したい。▲ 競艇勝負服の王道デザイン
このウエアはCMにも採用されているので、誰もが一度は見た事があると思う。
シンプルに「Motor Boat Race」と表記されている。
かなりシンプルなので、印象に残りづらいというのもあるかもしれない。
ちなみに使用しているレース場は、桐生・戸田・平和島・多摩川・蒲郡・丸亀・大村の7場である。
なぜか関東の場が多い。
関東以外はナイター開催場だ。
偶然なのかもしれないが、偏っている気がする。競艇勝負服のチェッカー柄と星柄
王道デザイン以外にも有名なものがある。
「チェッカー柄」と「星柄」だ。▲ 競艇勝負服のチェッカー柄と星柄
チェッカー柄は王道と同じくらいに有名だと思う。
ピットに上がった時や、優勝して艇の上でポーズを取る画像で何回も見た事がある。
なんでもデザインの中では一番古いものらしい。
かなり歴史があるみたいなので、オールドファンからすれば一番馴染み深いものなのかもしれないな。
使用場は津・三国・児島・福岡の4場である。
星柄は印象に残りやすいのではないだろうか。
その名の通り星が散りばめられており、王道やチェッカー柄にあるような「Motor Boat Race」の表記もない。
本当に星だけ、という感じである。
使用場は下関・芦屋の2場だが、2場以上の記憶に残るデザインのような気がする。競艇勝負服はシンプルイズベスト?
王道デザインをシンプルといったが、それ以上にシンプルなデザインがあった。
「無地」である。▲ 競艇勝負服の無地
何も描かれておらず、デザインも何もない。
カッコいいというよりも、勝負服としての機能のみといったものである。
使用場は江戸川・浜名湖の2場。
江戸川という特徴的な場で使用されているというのは、それはそれで「らしくて」逆に良いのかもしれない。
ちなみに浜名湖は2023年の6月から無地に変更になった。
それまではチェッカー柄だったようだが、あえてシンプルにしたのは何か狙いがあるのだろうか。競艇勝負服の使用場が多いデザイン
王道は7場で使用されているが、それ以上のものがある。
「Exciting Fighter柄」だ。▲ 競艇勝負服のExciting Fighter柄
腰の部分(背中側)に「Exciting Fighter」の文字が書かれているデザインである。
ボートの絵も描かれており、他のデザインとはちょっと異質な感じだ。
比較的新しいもののようで9場で使用されている。
その中でも胸のあたりに「VICTORY」のワッペンがあるのとないのがあるようだ。
ワッペンありが常滑・住之江・鳴門・徳山・若松・唐津の6場。ワッペンなしがびわこ・尼崎・宮島の3場である。▲ 競艇勝負服のワッペン
ファンの印象という意味では、表面ではなく背中側にボートの絵が描かれていたりするので、そこまで残っていないのではないか。
ただ、一番多い9場で使用されているので、こちらが現在のスタンダードと言えると思う。
王道より王道なのかもしれない。
以上が現在使われている勝負服である。
意外と種類が多いと思わないだろうか?
レースには全く関係してこない部分だが、そういう所にも注目してみると新たな発見があるかもしれない。
それもボートの面白さの一つと言えるだろう。
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