★競艇基礎知識〜トリビア (ボートレース場内の値段はいくら??) 〜競艇検証.comの競艇コラム
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ボートレース場内の値段はいくら??
「競艇」でかかっている値段
競艇ボートレースの控除率は、どの賭け式でも一律で25%である。
すなわち売上げの75%を払戻し金に充て、残りが場側の利益となる。そして、その25%の中から選手の賞金や、場で働いているスタッフの給料、場内にあるもののお金が支払われ(必要コスト)、残りが純利益となるのである。
とまぁ簡単に競艇ボートレースのお金の流れについて説明したわけであるが、この中の「場内にあるものの値段」とは、果たしていくらくらいなのかを考えた事があるだろうか?
選手が乗るモーターもそうだし、スタートをするための大時計もそう。もっと細かく言えば、我々ファンが気軽に入手する事ができる出走表などが、どのくらいの値段がするのかお分かりだろうか?
普通にボートレースをやっているだけでは想像すらできない、そもそもそんな事を思った事すらない人が大半だろう。長年ボートレースを見ているファンでも知らない人が多いのではないか。
そこで今回は、こういった普段はあまり気にする事のない「場内にあるもののを値段」について深堀して行きたいと思う。
予想通りの結果となるのか、はたまた驚きの値段のものがあるのか。競艇ボートレース好きは最後まで読んで欲しい。ちなみに値段は全て「約〜万円」と、だいたいの金額である。
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場内設備の値段
場内にあるものを大きく分けると3つになると思う。
場内設備、選手の乗るモーター等、我々ファン向けのサービスの3つだ。まずは場内設備について紹介したい。
競艇の「大時計」の値段は?
大時計の値段はどうか? かなりの大時計である。あれだけ大きな時計という事と、競技である以上正確さが求められる事を考えると、さぞかし高いのではないかと予想できるがその通り。7000万円である。
一度設置すれば5〜8年は交換しなくても良いそうなのだが、5年として1年換算すれば1400万円だ。
G1などの売上げを考えれば妥当なのかもしれないが、逆に雨ざらしとはいえ7000万円もする時計が5〜8年しかもたないのか?とも、思ってしまう。
▲ 競艇の「大時計」の値段は? 競艇の「座席」の値段は?
一般席や指定席などの座席の値段はどうか?
1席あたりの金額を調べてみると、一般席は5万円、指定席は70万円もするそうだ。
指定席が70万?と、私も思ったが、これは指定席は1台ずつモニターが完備されていたり、椅子のレベルが少し良いものなので一般席よりも遥かに高いそうだ。‥それにしても70万とは高すぎだとおもう。と同時に、一般席のあの球場とかにもあるようなチープな椅子ですら5万円もかかるのかとも思ってしまう。なんだか疑わしい価格ではあるが、深く考えないようにしよう。
▲ 競艇の「座席」の値段は?
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モーター等の整備品の値段
次に競艇ボートレースの要、モーターやボートについてだ。
競艇の「モーター」の値段は?
競艇で使用するモーターの値段は、モーターは62万円だそうだ。モーターは精密機器であり、それぐらいかかるだろうと予想ができなくもない。
▲ 競艇の「モーター」の値段は? 競艇の「ボート」の値段は?
競艇で使用するボートの値段は、モーターとの差額がわずか2万円の、60万円である。ボートも同じくらいの値段とは意外だった。
確かに、展示されているボートを見れば分かるように、かなり職人技のような精巧につくりであり、木も質も色々と決められているのかもしれない。まぁそう考えれば妥当という所か。
▲ 競艇の「ボート」の値段は? 競艇の「プロペラ」の値段は?
選手達の口からしきりに登場するプロペラはと言うと、2万 5000円だそうだ。
10年以上前は選手自身がプロペラを持参してレース場に来ていたので、値段も納得だ。モーターやボートと比べると安く感じてしまうが、レースを見ていると破損して交換しているケースも多々見られるので、意外とコストがかかるのではないか。
以前何かで聞いた事があるのだが、モーターは1つ1つの値段が高いので、降ろしたて(新モーター)の時期は、壊してしまう恐れがあるので、あまり本体の部分を選手に調整させないのだとか。その点プロペラは容易い。やはり値段は重要だと思う一例である。
それと冷静に考えると、モーターとボートで120万円近くかかるので、60〜70台ずつ新しくするとトータルすると7,000万円を超え、1年に1回交換するので大時計よりも断然コストがかかる事になる。やはり競艇ボートレースの肝はモーターとボートだと、改めて感じさせられる。
▲ 競艇の「プロペラ」の値段は?
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ファン向けのサービスの値段
ファン向けのサービスと言っても、ピンと来ない人は多いだろうが、場に行けば必ずといっていいほど利用するものである。
競艇の「出走表」の値段は?
まずは出走表だ。1枚20円もするのだと言う。
正直そこまで値段がするとは思ってもみなかったので、何枚も取って席取りや地面に座る時に敷いていた事も多々あったが(席取りは禁止の所も多いので注意)、まさか1枚20円もしていたとは。なんだか思い起こすと罪悪感がある。
▲ 競艇の「出走表」の値段は? 競艇の「マークカード」の値段は?
場内で舟券を購入する時に必要なマークカードの値段は、1枚あたり0.5円、ちなみに書くための鉛筆ペンは2円である。
まぁこれに関してはそれくらいだろう。ただ、マークシートを塗りミスして無駄にした事は数えきれないほどあるので、こちらも塵も積もってという感じだろうか。
▲ 競艇の「マークカード」と鉛筆の値段 場内の「無料のお茶」の値段は?
あと、サービスと言えば、無料のお茶もあったな。
タダで飲み放題なので、ほぼ利用しているだろうし、値段など意識したことないと思うが、アレの値段はお茶であれば1杯10円、コップが1つ3円なので、合計13円もかかっている。
1日場内にいれば、普通に7・8杯は私の場合飲んでいると思うが、100円くらいかかってると言うことか。入場料が100円なので、入場料=お茶料金とも言えるか。なるほどほぼ相殺とは上手くできてる。
▲ 競艇の「無料のお茶」の値段 場内にあるものの値段についてはこんな感じだろう。改めて値段を知ると、次に行った時にものの見方が変わるかもしれない。なので、この記事を読んだらぜひともレース場に足を運んでみて欲しいと思う。
ちなみにこのお金は全て、我々ファンの投票で成り立っているという事も同時に書いておきたい。
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